早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

幸福は目の前にある!

2017年04月25日 05時44分48秒 | 読書




 ・・・境港にあるご実家の

武良家の菩提寺は曹洞宗で

水木先生の生前墓がある

調布のお寺は浄土真宗ですが、

宗旨や宗派はどうお考えですか?



水木

宗派にこだわりないですね。

宗旨や宗派は絵の題材として

あるようなもんだから

ねえ、どうってことはない。






・・・絵の題材ということでは、

宗教や宗派に関係なく、

天国は明るいイメージで

同じようなもののように思うのですが。




水木

人間が思い描くのは

98%が似たようなもんです。


  ゲゲゲのゲーテ

          水木 しげる 著



     








 幸福とか幸せとは、なるものじゃなく、

感じるもの・・・!

幸せになるという人達にとって

その人の奥底にある基本は

妬みとか憎しみという悪しき人間関係

そして先祖代々守り通してきた

その家の宗派というものがある

それを新興宗教などに走り、

高いお金を貢がされる

こんな宗旨替えこそ

慎まなければならないと僕は思う


次男坊以下の者は家を出て

都会へ行ったりと分家し

新しい自分の宗派を得ようとする

その家庭はそれでいいと思うけど

先祖代々からのご先祖様の魂や

今の自分の幸せをを考えたら

宗旨替えなどありえないと思う


人には、抱いてはいけない憎しみの心

これこそが不幸の出発点

時計の針が逆回転し始める

そして宗旨を変えて、

憎しみの心や不幸な想いを

回避しようとしているように思える



今を幸せを感じ取れる優れた人にとって

争い事や憎しみの心などないと思う



       早起き鳥




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ゲーテと聖書を読みなさい!

2017年04月24日 04時42分51秒 | 読書




 ・・・フランクフルトの

ゲーテの生家へ行かれたのですか。


布枝

娘たちが大学と高校のときに、

突然、ヨーロッパ旅行に

連れて行くといい出して。

それでドイツではゲーテハウスへ行きました。

水木はすごく興奮して、

ひとくさり解説してくれて。

撮影厳禁の室内で写真を取れと言って、

次女を困らせてました。

団体旅行だったんですけど、

あれはいい旅行でした。

当時は、娘たちにもゲーテと聖書を

読みさなさいと言ってましたね。



・・・ゲーテと並んで聖書を読むように勧めたのは

どういう理由からですか。


水木

水木サンが感銘したからです。

よく人間の心理状態を書いていますしね。

感心しました。

キリストという人間そのものに驚きますよ。


  ゲゲゲのゲーテ

          水木 しげる 著



     








 ゲーテと聖書を読みなさい

と言われてもハードルが高すぎて

僕にはとてもとても・・・

せいぜい本を買い揃えるくらい、

読み出しても10ページも進まないと思う

それだけ、ゲートや聖書など

というものには拒否反応がある


でも水木さんはそれらの書物を座右におき、

自らの愛読書として読みこなしている

この姿勢には頭が下がる

宗派に関わることなく、

優れた書物は自分のものにする

素晴らしい人生訓である


実は僕自身、

ゲーテも旧約聖書も新約聖書も持っている

書籍も、電子書籍も持っているが、

とても読みきれない

哲学や宗教と聞いただけで

自分の中にある拒否反応が邪魔をする

でも水木さんにならい、

どこへ行っても読めるものだから

トライしてみようと今思っている


この歳になったのだから、あまりある時間を

ゲーテと聖書の読破にあてるのも

素晴らしい時間の使い方かもしれない

そしてゲーテや聖書を

この早起き鳥のブログネタにしたいものだ


       早起き鳥




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南方憧憬が...!

2017年04月23日 03時39分29秒 | 読書




 ・・・水木先生は南方憧憬が強い

ということを書いたり、発言しています。

ゲーテも南の島で暮らしたいと書いていますね。


水木

そうそう、ゲーテも南の島が好きだったんです。



・・・南方はどんなところがいいのでしょうか。


水木

南方はいいですね。

水木サンは冬が嫌いだったから、

暖かい南方が好きなんです。

向こうは暖かいから、

ぼやっとしていられる。

あくせく働かなくても暮らせるんです。

自然が生きることを許してくれている

という感じがするんです。



  ゲゲゲのゲーテ

          水木 しげる 著



     








 便利快適なこの日本の地方都市で

暮らしていると本当に幸せである

関西生まれの関西育ちの僕には

この県庁所在地の福井市で暮らして

はや40年あまり

都心部に比べて、

不便なところは多々あるけど、

人混みから逃れられたのは幸せ

もう大阪や東京で暮らしたいとは思わない


とは言っても冬の暮らしは辛くて・・・

雪が降る、そして冬中、

日差しが恋しくてたまらなくなる

以前ほどではないにしても

冬仕度というのがあって

この季節感はいいの。よくないのか・・・!


ふと、あったかい九州・沖縄地方に

行ってみたいという思い

もっと南の島に

しばらく滞在してみたい

という思いは僕にもある


でも水木さんほど

南方憧憬が強いということはない

まあ、旅行には

北よりも南がいいなって感じかな

一日中、海辺の木陰で

海の波の音でも聴きながらのんびりと

命の洗濯がしたい

そんな思いに駆られることがある


でも、よく考えてみて、

この越前・若狭という地域は

空気、水、そして旬の美味しいもの

自分の空間を安価で手に入れることができる

という意味で最高の棲場といえる

僕にとっては、たまには行ってみたい南方憧憬...!


       早起き鳥




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不得手なものを引き受けて・・・?

2017年04月22日 04時40分02秒 | 読書




 ・・・ある時「少年マガジン」から

原稿依頼があったにもかかわらず、

断ったそうですね。

貧乏から抜け出せるチャンスだったと思うのですが。

どうしてですか?


布枝

宇宙ものを描いてくれという話だったんです。

宇宙ものは得意ではないから断ったんです。


水木

不得手なものを引き受けて、

面白くないと言われて

注文が来なくなったらかなわんからねえ。




  ゲゲゲのゲーテ

          水木 しげる 著



     








 水木さんが描く宇宙もの、

とても興味がある

宇宙でもやはり妖怪・ゲゲゲかな・・・

物語に事欠かないと思うけど、

水木さんには土俵が違うのかも

たとえ、生活に困っていても

得意なことしかやらないというのは

さすがにプロ根性というか

一芸に秀でる人ならではの言葉、

これこそ、作家の掟


苦手なものに手を出して自分の主義主張、

自分のスタイルを曲げるというのは

水木さんには耐えられなかったようである

僕にはそんなプライドなど

微塵もない末端の群衆、

その他大勢の自分にはプライドさえ、

他人からコピーしたもので

自分だけのオンリーワンといえるものなど

何もない


でも、誰かのプライドでいいから真似て

自分のものにしたいと願っている

そういう意味では水木さんの話はとても値打ちがあり

励みになっている



       早起き鳥




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有り余るほどお金があって...!

2017年04月21日 04時07分57秒 | 読書




 ・・・いつか大金持ちになってやる

という気持ちはあったのですか。


布枝

お金がいっぱいだったらいいという感じです。ねえ?


水木

お金持ちになりたいとか、

そういうことを言う商人を

水木サンはあざ笑っていたんです。

幸せになりたい!と叫んだこともない。





・・・有り余るほどのお金があったとしても、

使い道がないと。



布枝

昔から比べたら

多少はお金ができたかもしれませんけど、

別にきらびやかにしようと思わないし、

家具を新調しようなんてこともないですね。

まあ、不自由なく使えているので、

これ以上贅沢しようなんて発想はないです。



水木

ハハハ


布枝

暑くなきゃいい、

寒くなきゃいいと言う生活で、

何を纏ってもいいと言う感じでしたから

受賞だなんて時には

着ていく服がなくて慌てました。



  ゲゲゲのゲーテ

          水木 しげる 著



     








 有り余るほどのお金があったとして

有り余るほどとはどれほどか・・・?

それは個人によって違ってくる

道楽放蕩三昧の人、

宇宙旅行に夢を抱く人・・・

人それぞれ違う


インタビューをする人が言ってたように

お金の使い道が問題だと

自分の贅沢、自分の夢の実現、

さらには自分以外の人の幸せのためにと

お金の使い道が十人十色


僕は欠乏マインドだから、

いつもお金がこれだけしかない...!

といつも思ってしまうが、

過去を振り返ってみれば、

欲しい時と手にした時に

タイムラグはあったにせよ

お金に困ったことはない


でもこの世の中には親の借金、

自分の責任を果たすための賠償金・・・・

とお金で苦労し、

生きていく自信さえ失っている人さえいる

お金とは本当に

人生を大きく変える不思議なもの


この世にお金などなければいいのにと思う

自分だけないのは困るけど

この世からお金が消えたら

みんな貧乏になるのか?

いや決してそうではないと思う

何かしてあげれば何かしてもられるし、

何か獲物があって

それを分け与えれば別の何かをいただける

まずは相手のために

何かしてあげる暮らしをしてれば

食いっぱぐれはないと思っている


それにしても放蕩三昧というをしてみたいが

一番幸せを感じる自分のしたいことの中には

水泳があり読書があり、

ウオーキングがあり早起きして拝む日の出がある

仲間とうまいものを肴にイッパイ!

そんなひとときが一番幸せである

放蕩三昧といっても

三日もすれば飽きてしまうに違いない...!



       早起き鳥




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