早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

七つの屁をこく・・・?

2017年04月01日 04時13分33秒 | 読書




 【長所を伸ばすには】

私たちの長所は、

ある程度まではひとりでに育つ。

しかし、私たちが持って生まれた

素質の芽生えは、

普段から手塩にかけていないと、

たくましくはならない

   (下巻125ページ)



水木

水木さんは、勉強以外では得意なことが多かった。

だからきわめて充実した

少年時代を送ることができました。

夏になれば、毎日が海水浴だったし、

秋の運動会では常に代表選手でした。

ケンカも強かったので、

ガキ大将でもありました。


また学校の神聖な式典があるとき、

生徒たちの爆笑を引き起こすが楽しみだったので、

1日前からためておいた屁を大きく放つことが常で、

七色の屁をおもす(こく)名人として

尊敬されるようにもなりました。



  ゲゲゲのゲーテ

          水木 しげる 著



     








 「七つの屁」

何ともはや、勇ましいというか、

学校のエンターテイナー

学校での人気を独り占め・・・


そんな水木さん、

運動や屁ばかりこいてたわけではなく

勉強も趣味も特に絵を描くことが

3度の飯を喰うより達者だったのだと思う


学校の式典で七色の屁をこく生徒が

いつも絵を描き学校や地域の人々の

心を和ませるとは

何と素晴らしいエンターテイナー

まさにスター的存在


戦争で命拾いをしたものの

片腕をなくすほどの負傷

その後の人生、辛いものがあったこと・・・

でもそんなハンディなどツユも感じることなく

生き抜いた先生

何ともはや地域の寵児・・・

神様がこの世に送った数少ない

エンターテイナーのうちの一人なのだろう


それにしても式典で七色の屁をこくとは

イタズラ心満載とは少しニュアンスが異なるのかも

参列者全員の硬い緊張を

少しでもやわらげようとの善意が満載

本当に素晴らしい、

エンターテイナーの原点と言えそうである


僕には眩しくて仕方のない水木先生である


       早起き鳥




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