goo blog サービス終了のお知らせ 

早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

「優等生」が「劣等生」に...?

2016年11月25日 04時13分27秒 | 読書







 イギリスの学校で起こった話である。

コンピューターのプログラミングを間違ったために、

成績の優秀なクラスが「劣等」となり、

成績の劣るクラスが「優秀」となってしまった。


このコンピューターから出力されるデータは、

学年度の初めに教師に手渡され、

教師はその資料にもとに、

受け持つクラスの学力を把握して

授業の準備をした。


五ヶ月半後にようやく

プログラミングのミスが判明したのだが、

学校側はその事実を伏せたまま、

生徒たちに知能テストを実施することにした。

結果は驚くべきものだった。


本当の「優等生」たちのIQは

かなり下がってしまっていた。

知力が劣り、非協力的で

教えにくい生徒というレッテルを貼られ、

そのような扱いを受けてきた結果だった。


一方、本当は「劣等生」だったはずの

生徒たちのIQは上がっていた。

教師はこの生徒たちを優等生として扱い、

一人一人の生徒に対する

教師の期待が生徒自身にも伝わり

子供達は熱意と希望を持って

積極的に授業に取り組んだ結果だった。



  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 「優等生」が「劣等生」に

「劣等生」が「優等生」に、

たった半年で変わってしまうとは

なんとも不思議というか恐ろしというか

興味深いエピソードである


子供達は学校の先生の影響を

もろに受けて育っていくという証

今まで優等生だった子供は

先生の見方も接し方もが

優等生として見てくれるが

ある時、その接し方が変わると、

その違う接し方に大きく影響を受ける


ということはどんなに成績が悪い子供であっても

優等生として接してあげれば

その子供は優等生に育っていくということ

その先生の見方・接し方で

その子供はその先生の期待に応えていく

人間とはなんと環境に

影響されてしまうものなのだろう

まあ、わからなくもないが・・・


今まで、「優等生」「頭がいい」「将来有望」・・・

という言葉ばかり聞いていた子供がある日を境に

「劣等生」「頭が悪い」「将来悲観」・・・・

こんな言葉ばかり聞いていたら

マインドコントロールされるのも

当然といえば当然



先生の人格というか

子供に接する姿勢というのは本当に聖域

崇高にて尊厳を持って

対応する必要があるようである


そしてまた特に親の立場は全くもって最重要

自分の子供が頭が悪いのだと思った瞬間から

子供はバカになっていくのかもしれない


     早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。




自分の松明、赤々とも燃やし続けて...!

2016年11月24日 04時13分09秒 | 読書







 これこそ人生最大の真の喜びである・・・・

自らが大切だと信じる目的のために

働くことである。

それは自然の力と一体になることであって、

世界が自分を幸せにしてくれないと嘆いたり、

不平を言ってばかりいる

利己的な愚か者になることではない。


私は自分の人生がコミュニティーのために

尽くすことは私の名誉なのだ。

死ぬときには自分の全て使い果たしていたい。


なぜなら働ければ働くほど、

より生きているということだからだ。

私は生きることに

このうえない歓びを感じる。

私にとって人生とは短いろうそくではない。


それは私に手渡され、

私が今このときに掲げている

松明のようなものだ。

だからそれを次の世代に手渡すまで、

できる限り赤々と燃やし続けたいのである。



  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 自分の松明を

次の世代に引き継ぐまで

できる限り赤々と燃やし続けていたい・・・

なんとも崇高な願いだろう

素晴らしいセンテンスである


くすんだような明かりの松明など意味はなく

赤々と燃え盛るような松明こそ

リーダーシップの必須アイテムである

そんな松明を心に持ち続けることは

至難の技であるが

それができる人こそ

その人自身が松明のように燃え盛る


自分が大切だと信じる目的のために働く、

そして自然と一体になる

このことは正に大原則であり、

何人も反論し得ない灯台なのである

この大原則を頼りに生き抜いている人には

誰しも反論できない


大原則に沿って生きることは

素晴らしい松明を持って生きるということ

そしてその人は周囲の

素晴らしい松明となるのだろう


リーダーシップとは大原則に生きることのこと

名誉や出世だけの目的に生きている

キャリアの幹部に

リーダーシップは取れないしリーダーたり得ない

本当のリーダーはそんな幹部でなく、

最前線の一兵卒の中に存在し

幹部であってもそのリーダーの

傘の下で働いているのである

そんなリーダーシップを

自分も身に付けたいものである。


     早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。




白か黒か、人生は二つに一つ・・・?

2016年11月23日 05時27分03秒 | 読書







 心の平和は

自分の生き方が正しい原則と価値観に

一致していて初めて得られるものであり、

それ以外にはないのである。


他者との相互依存の関係から

得られる心の平和もある。

WIN-WINの解決策がきっとある。

人生は白か黒かの二つの一つではない、

お互いのためになる

第3の案が必ず見つかるはずだ。

そう思えば内面は安定していられる。


自分の考え方を否定しなくとも、

そこから一歩出れば

相手を理解できるのだと思いえば、

心は安定する。


本当の自分を見せて、

他者と創造的に協力し、

相互依存の習慣を実践して

新しいものを見つける体験をすれば

心は少しもぐらつかず、

しっかりと安定していられるのである。



  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 「白か黒か、人生は二つに一つ!」

とずっと思ってきたし、

お互いによく話をして

第3の道を探るなどナンセンス、

それは妥協の産物であり、

自らの敗北を意味する


要するに勝つか負けるか、

喰うか喰われるの問題

家族との人間関係においても同様である

自分は主人(あるじ)なのだから

主人に全ての責任があるわけで

主人の決断次第で家族の平和が維持される


こんな風に強健で独りよがりだが

これこそ人生を生きるものの定めと

信じて疑わなかった

リーダーたるもの心の平和などあり得ない

常におびやさかれる恐怖に耐えるのが

生きとし生けるものの定めと考えていた

でも全く反対であることを学ぶ

これこそブレイクスルー、パラダイムシフト、

目からウロコが落ちる、である。


強い仮面をかぶった自分を見せなくても

ありのままの自分を見せて

相手と創造的に協力してお互いに納得のいく

第3の案を見つける習慣

これこそが素晴らしい体験であり、

心の平和につながり

不安など一掃されてしまうだろう



     早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。




最初にあなたの考え方を聞かせて...!

2016年11月22日 04時06分29秒 | 読書







 たとえば、あながたが私の人生で

重要な位置を占めている人物だとしよう。

上司、部下、同僚、隣人、配偶者、子供など、

どうしても接しなければならない人物、

無視することのできない人物で

あなたと私は何かの目的を達成するか、

重要な問題を解決するために、

あるいは難局を切り抜けるために

話しあい協力しなければならない

状況にあるとしよう。

しかし、私たちはものの見方が違っている。


そこで私はあなたにこう提案する

「あなたと私とではこの問題に対する

見方が違うようですね。

よく話し合って、

お互いに満足できる道を

探しませんか?どうでしょう?」

こう言われれば、ほとんどの人は

「やってみましょう」

と答えるはずである。


次に私は

「最初にあなたの考え方を聞かせてください」

と言う。


次に何と答えようかと考えながら聞くのではなく

あなたの身になって共感しながら聴く

隅々まで理解するつもりで聴く


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 人間関係の難しさを痛感して

この年まで生きてきた

でも未だ理解に苦しむことばかり

大切な人と話すときも、

どうでもいい人と話すときも

二人の会話で大切なのは自分

自分をどう見せて、どう表現するか

そればかりに集中してきたような気がする


相手の人が苦しんでいるとき、

相手を励ますことに

フォーカスを当てているのであるが

自分の経験談を押し付けようとしている

自分は苦労してきてこんな経験がある

だからあなたも私のような

屈辱を味わうことのないようと

自分の経験談・自叙伝を話して

自分の真似をさせたいのである


そのことをよく考えてみたら、

相手中心の心で接しているのではなく、

自分中心、自分の言うことを

聞いてくれたら嬉しいのである

何と狭い心のありようか...!


そんな局面で

「よく話し合ってお互いに満足できる道を探ろう・・・」

「最初にあなたの考えを聞かせてください」

と相手が口火を切ったらどうだろう

まるで相手の言いなりというか敗北宣言である

それほど優しい言葉なのだと思う



     早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。




大きな悲しみにぶつかったとき...!

2016年11月21日 04時14分01秒 | 読書







 一日のうちわずか1時間を

自分の内面を磨くことに使うだけで、

私的成功という

大きな価値と結果が得られるのである。

あなたが下すすべての決断、

あらゆる人間関係に影響を与えるだろう。

一日の残り23時間の質と効果が向上する。

睡眠の質まで良くなり、

ぐっすり眠って肉体を休ませられる

長期的に肉体、精神、知性を日々鍛え、強くし、

人生の難局に立ち向かい

乗り越えられるようになるのだ



フィリップス・ブルックス(米国の宗教家)は

次のように言っている。

これから何年か先、

君が大きな誘惑と

格闘しなければならない日が来るだろう。

あるいは人生の深い悲しみを背負い、

その重さに打ち震える日が来るだろう。

しかし本当の戦いは、

今ここですでに始まっている。


大きな悲しみや誘惑にぶつかったとき、

惨めな敗北を喫するか、栄光の勝利を手にするか、

それは今決まりつつある。

人格をつくるには、

コツコツと努力を重ねていく以外に方法はないのだ。


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 大きな悲しみにぶつかったとき...!

その最たる瞬間を今年の春、味わった

それは最愛の母の死

これほどの悲しみはないはずである

でも淡々と喪主を勤め、

テキパキと日程を作り消化して

何ら不足を来さず、来春は一周忌を迎える

以前から、親の死に直面したら、

自分はどんなに取り乱すだろうと

不安だったがそれは全くの杞憂


あまりにも冷静にことを処理できたことがある意味

自分は薄情なのではないのか

とさえ、思えた

でもそれは今までの内面を鍛えてきたおかげであり

万一の場合はこうあるべきと

常々考えてきた結果であると思っている

どんな局面に遭遇しようと、

自分の心さえ腹が据わっていれば

取り乱すことなどないと断言できる


もう、あの人はいないのだと思うと

悲しみがこみ上げて来る

でも自分もいつかはいなくなる

時間の経過に長短はあるけど心の有り様は変わらない

自分の心をしっかり持ち続けることこそ

大切なことはなさそうである

そしてその心は人格的に優れていなくてはならず

日々のたゆまぬ鍛錬が必要であると思い知る


     早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。