ヘミングウエイだけは他の誰とも違って
読者が酒を飲みながらも
自らの肉体に響かせて共感できるような
世界を構築していた作家と言えます。
しかしその彼とて
決してスーパーマンではないから当然年をとる。
すでに何度も出かけて行った
アフリカのサファリで
彼の乗った飛行機が故障で墜落し、
彼等夫婦は危うく死にかけたが
なんとか危機を脱して
数日後奇跡的に帰還した。
生き延びて良かったなと思いながらあの時、
「ああ、彼とてもそんな目に会うものだな」
となぜか概観したのを覚えています。
「老いてこそ人生」
石原 慎太郎 著
ヘミングウエイといえば
「日はまた昇る」
「武器よさらば」
「誰がために鐘は鳴る」
「老人と海」
などなど、知っている本がたくさんある
でもどれをとっても、完読したものはなく
読んでみようとは思うのだが
いつも途中挫折し「積んドク」本の末路
読もうと思うけど
読んだという事実も
理解できなくても最後まで頁をくったという
そんな満足感もない
外国文学、本のページ数の厚さに
ほんろうされてしまう
今日はヘミングウエイとの再会が嬉しい
もう一度、読んでみようと思う
そうそう、大きく脱線したが
ヘミングウエイの生涯、
ずっとスーパーマンがある日突然、
老いた自分と遭遇する
それを肯定的にとどめるか
悲観的にとどめるか
ヘミングウエイは
あの飛行機事故が引き金となり
自殺の末路へと突き進んだ
是非ともヘミングウェイの本を読んでみよう
早起き鳥
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