「お父さんは、もし、お母さんに離婚されても
恨んだり、憎んだりはしない」
「でもその代わり、悔やむよ。そしてずっと悔やむよ。
それは人を恨むとか憎むとかいうことよりもずっと深い傷なんだ」
「お前の恋人の奥さんもきっと悔やんでいると思う。
それはわかるよな？
お前たちは一人の人間に一生消えないかもしれない傷を与えて
結婚しようとしているんだ。
相手の家庭がどうだったか知らないけれど、
家族や夫婦が生きて来た歴史がなくなるんだから…」
定年ゴジラ 重松 清 
僕は彼女の心をつなぎとめて置くことが出来なかった
結局は僕自身に魅力がなかったのだろう
でも付き合ってもう何年も経つのに、なぜ今なんだ…！
と彼女の心を恨む。
「くそっ…！」
「きっと見返してやる。みてろ…！」
その気持ちの次に
「あの時どうして一言『俺に任せろ』って言えなかったのか」
と後悔の念が湧く
この落ち込みは、深い心の傷だな…！
だからもう二度と後悔しない生き方したいものだ。
自分の気持ちに正直に
間違っていたって構わない、
笑われたって、恥ずかしくたって
思ったことを自分を信じて突き進むしかない…。
がんばれ…！早起き鳥
