脳は衰えの一途をたどると言う常識は正しくなく、
高齢者の脳にも新しい細胞が増殖していて、
能力の開発は幾つになっても認められる
という科学的な根拠が得られたのです。
つまり、もの忘れ、五感の感受性も集中力も、
創造性も高度な抽象能力も、
高齢者であるために劣るわけではないのです。
さらに言えば、能力はさらに開発していくことが
できるものだと言えるでしょう。
ましてや、高齢者には、
若い人にはない人生の経験の蓄積があるので、
その『老人力』はこれからの社会に
ますます必要不可欠なもの
になっていくだろうと思います。
「老いる技術」 七田 真著
なんとも心強い新しい説「人間における神経細胞新生」
と題してネイチャーの発表されたのだが、
脳はある一定の年齢に達すると
衰えの一途をたどるという常識をくつがえす、
画期的な発表である。
確かに自分の経験から言っても
一時期、もの忘れのひどいときが過去にあった。
例えばショッピングセンターで
パーキングに駐めた自分の車を
買い物が済んでから探せなかった事や、
携帯電話を見つけられなかった事など、
記憶が飛んだ経験があり
この先どうなるのかと不安にもなったが、
今はまるでそういうことは解消された。
この間における自分の変化を考えたとき
読書の習慣が身についたということ以外に
思いつかないのである。
早起き鳥
人気ブログランキングに参加
皆様の応援に心から感謝申し上げます。
◆◆現在９位◆◆
