あなたは今、
私が書いた本を読んでいる。
読むことも書くことも
コミュニケーションの手段である。
話すことも聞くこともそうである。
読む、書く、話す、聴く、
これらはコミュニケーションの
四つの基本である。
コミュニケーションは人生において
もっとも重要なスキルである。
私たちは、起きている時間のほとんどを
コミュニケーションに使っている。
しかしここで考えてみてほしい。
あなたは学校で何年も読み書きを習い、
話し方を学んできたはずだ。
だが聴くことはどうだろう。
あなたの相手の立場になって、
その人を深く理解できる
聴き方を身につけるために
これまでどのように
訓練や教育を受けただろうか
聴き方のトレーニングを受けたことのある人は
そう多くはないはずだ。
「七つの習慣」
スティーブン・コビナー 著
「聴き方のトレーニング」
あまり聞いたことのない言葉として感じてしまった
別にトレーニングなどせずとも
人の話は聞けるではないか
でも字は「聞く」じゃなく「聴く」である
たとえそうであっても耳をすまして
しっかり聴くことも別に難しいことではない
相手が何を言おうとしているかさえわかってしまう
だから相手が全てを言わさずとも話を遮って
結論や特効薬をこちらから話してしまう
相手が納得しようとしよまいと
自分は話を聞いてその話の対応を
スピード感を持ってしてあげているのである
相手の話をよく聞いて対応すると言う
模範的なコミュニケーションの取れる
素晴らしいコミュニケーション能力を
自分は持っている
そう思うってしまう
でも実態はどうだろう
相手は十分な話をさせてもらえなかったことに
違和感を覚え
精神的な消化不良を起こすのかもしれない
どんなクレームだろうと悩み事だろうと
相手の話を100%いや120%も聴いてあげれば
その人は全てを話せたと言う満足感から
そのクレームや悩みが問題ではなくなってしまう
先生がおっしゃるように、
我々は聴く練習をあまりしてないようである
僕などは全く聴いてないのかもしれない...!
早起き鳥
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