機械は、見張り人と監督人が
いなければ働こうとしない。
そしてどの機械も
内に秘密の呪いを秘めている。
というのは、たとえ機械が
力強い手でどんなものでも
作るとしても
その際、
私たちの手づくりの物に
こめられている愛情を
仕事といっしょに
食ってしまうのだから。
機械が作ったカヌーも棍棒も
私にとっては地の通わない、
無情の物にすぎぬ。
それは完成しても、
その苦労について語ることもできず、
微笑むこともない。
それを父母に捧げて
喜ばせることもできない
「パパラギ」はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集
「パパラギ？」
今、科学技術の進歩により目覚ましい発展をとげ、
日々の暮らしは機械によって
実に素晴らしく便利快適な
暮らしを実現できている
その最たるものが自動車
いとも簡単にどこへでも
行くことができる
高くなったと言っても
１リッター１６０円という
安いガソリン燃料で
時速１２０㎞であっという間に
目的地に到着
時速１２０㎞のボール、
僕には投げられない
でも自動車事故で負傷する人の数は
戦争被害を越え
未だ、危険運転もあとを絶たない
行ってみれば凶器が
走っているようなもの
僕自身も高速道路にでれば
１２０㎞走行をしてしまう
今、元気に生きていることが
奇跡なのかもしれない
機械を操る私たち人間の心を
もっともっと成長発展させなければ
とんでもない人災が
待っているのかもしれない
早起き鳥
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