道元禅師は全然お金を
使わなくても布施はできる。
と述べております。
それはどういうことかと言いますと、
今ここに、ある品物を買う人が
市場に百人いるとします。
そうしたら、
そのうちの九十人にまで売って、
あと十数人残すのだ、というのです。
「その布施というは貪らざるなり、
我物に非ざれどもその布施を
さえざる道理あり」
つまり、残された十人は、
他の商人たちへの布施になる。
「盛運の気」 無能 唱元
売る物が残っていて、
買う客もいるのに
店じまいをするなど
誰ができるだろうか?
「隣のお店でどうぞ!」
なんて、まさにお布施に違いない。
でも客の立場で
「あなたのお店で買いたいのに!」
と思われたのだったら逆に
客に対する信頼をなくすかもしれない。
時と場合によっては要注意かな
まあ、貪るほどもうけるなと言うことだろう。
自分でできる
カネを使わぬ布施とは親切、奉仕…!
そうだ、感謝することも
布施にあたいするかもしれない。
早起き鳥
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