早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

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賽は投げられた!のトリック

2008年04月26日 03時34分35秒 | 読書
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■昨夜はなぜか眠れなかった。
うとうと何度も目が覚めた。

医者や識者は言うのだろうな

「しっかりと確実に睡眠を取らないと
ダメージが大きいぞ!
こういう時にこそ、
睡眠薬を飲んで、しっかり熟睡しなければ…!」

でも僕は睡眠が不足してもどうってことない
睡眠薬や寝酒なんてとんでもない。

眠れないのは睡眠する必要がないだけ、
そのうち眠るさ…!

身体のおもむくままに…!
 早起き鳥  




■「ここを越えれば世界の破滅
しかし越えなければ私の破滅だ!
賽は投げられた…!」

世界の破滅とは
ローマ国家の混乱を意味している。

読者にはこの言葉を
読み返していただきたい。

そして普通ならば、
つまり我々の慣れ親しんでいる
ゆわゆる民主主義的なリーダーならば

「賽は投げられた!」
と言う箇所は同じでも、

その前の言葉はこうは言わない。
それよりも、

「諸君、ここを越えてこそ、
ローマを救うことになるのであります。
賽は投げられた…!」

とでも言い、
越えなければ自分の破滅だなどとは
死んでも口にしないはずである。

しかし、ここに民主主義の盲点が
あるように私は思われる。

有権者は政治家や学者や評論家が考えるよりは
よほど賢いものだ。

彼らは麗しい言葉の裏に隠された
嘘を見抜いてしまう。

そしてかえって正直に
打ち明けられた場合に敏感に反応する。

カエサルという男はそれを
熟知してたというだけの事である。
「サイレンと・マイノリティ」塩野 七生著







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