早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

自分の中にある他者の姿!

2007年09月19日 03時32分40秒 | 読書




人気ブログランキングに参加中!
1日1回クリックお願いします。





■私達が選んだ人は全員、たとえそれが無意識的な選択であったとしても
私達にとって絶対的に必要な人達であるのです
その人達がいるおかげで私達は自分をみつめ、自分を更に深く知り
今まで以上に自分を愛することができるようになるのです
私達がその人達のものだと思う短所も長所も
実はことごとく私達にも同じように備わっています
これには例外がありません。
私達は自分の中にないものを他者の中に見ることはできないのです
ですから私が他の人の欠点を見て嫌だなと思うときは
その欠点が私にもあるのです
私はそのことを嫌だなと思っているのです
自分を良く観察して確かにその通りだと思うこともあるのですが
それを認めるのはそれほど簡単ではありません
というのもそんな欠点を持っているのを許すことができないのです
これがコントロールです
その場合、私達は自分のありのままの姿を見ることができていません
私が自分のある面を抑圧し拒絶すればするほど
同じ面を持った他人を受け入れることができなくなります
「私は神」リズ・ブルボー著



■絶対に許せないこと
それは自分の価値観を押し付けてくること
まるでその答えしかないように
横暴というか絶対的というか目を覆いたくなる
そういう相手の姿を見るとき
可哀想だなと思う
「そんな考え方はおかしいですよ!」
と言ってあげたいけれど、言おうものなら…!
顔の相が変わり、まさに阿修羅の顔に変わるのである
男であれ、女であれ
そういう人のなんと多いことか
そして自分もたぶん、全く一緒なのだと思う
自分の価値観を主張して、それを強引に押し付けることが
覇権!勝利!生き方!と思う自分がいる…!
 早起き鳥


■静寂と枯淡の境界
 日々多忙な人生を送っているが、無事平穏な時には
あたかも風波が静まっているようなものである
かかる心の安静な時にこそ、
人生の真実の姿がわかるものである
また、美食美声に心が奪われて華美な生活をしている時には
本来の心すなわち本心・本性はわからないが
淡白な物を味わい、静かな声を聞いて、素朴で安静な生活をしていると
おのずから自己を反省するようになって
本心・本性を識得することができる
「菜根譚」洪 自誠著