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■人を救うためには、まず自分が完璧でなければならない！■
と思い込んでいませんか…？
なんという間違った思い込みでしょうか！
たとえば、スキーの先生はひとたびスキーを教え始めたら
もう絶対に転んではならないのでしょうか
私たちは自分が最も学びたいと思っていることを人に教えるのです
こう考えると足が地に着き素直になれます
◆私は自分が望むものを手に入れました
しかし、そのためにはとんでもないゴタゴタを経験しなければならなかったのです
現在では私たちが欲しがるモノは必ずしも
私たちが必要としているモノとは限らない
という事がわかっています
「私は神」リズ・ブルボー著
■「あんたはあんまり頭は良くないんやから…！
親がこの程度なんやから、これ以上偉くならんでもええよ…！」
これが老いた親の口ぐせ！
自分も初老の域に至り思うことは
この親の口ぐせが真理だと思えてならない
要するに言い換えれば
「今のままで良いよ！ 今を幸せに思えたらそれが最高！」
どんなに偉くなっても、器以上の役職を得ても
苦しむだけ！どこに幸せがあろうか…！
いつも眉間にしわ寄せて、不幸せな表情
総理大臣が偉くて、掃除夫のおじさんが偉くない
そんなことはない
立派な人格者の掃除夫のおじさんがいる
自分の事しか考えない偉い人より、
公衆の環境をいつも綺麗にしている掃除夫のおじさんの方が
数段社会貢献している
自分は誰かのために汗をかいて働いているか…？
早起き鳥
■自己にうち勝つ！
悪魔を降伏退散させるには
まず自己の心の魔を降伏しなければならない
この心の魔を降伏してしまえば、悪魔はことごとく退散して
もとの清明な本心・本性にかえる
また、横着でわがままなモノを制御するには、
まず自己の気性を制御しなければならない
気性を平静にすれば、外から来てわが心を侵害するものはなくなってしまう
「菜根譚」洪 自誠著
