チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

角だせヤリだせ芽出せ~

2009年05月31日 | 農作業農作物

 ここのところ寒い雨続き。
黒雲がわいた~カミナリなった~大粒の雨がじゃあじゃあ降った~
というサイクルがつづく。
やはり山が近いから・・・。
 

そんな中、種まきして10日くらい経った苗床を毎日観察。

 
トウモロコシ ちょっとだけ出てきた。ウレシイ~!(財津一郎風)



ズッキーニ 発芽温度25℃ってあったから無理かなって思ってたけど
顔を出してくれた。
一袋に10粒くらいしか入ってないから貴重。みんな芽出してくれい。



くらかけ豆 この辺でよく作ってる。
大豆みたいに乾燥させた豆を茹でると、これまたとてもうまいらしい。
それをつまみにせんがため蒔いてみた。
うーむ、むつかしいのかな。



おくら・・・おくらのお墓のようになってる。ナームー。



レタスの苗をおとなりさんからもらって「もうちょっと大きくなってから
植えるといいよ」と教わっていたのに、気がつくと父ちゃんが植えていた。
そしてその直後豪雨がやってきて苗を叩く・・・ああ無情。



これ、なんだっけ。えーっとそうそうゴーヤだ。
出るかなあ。いまのところ音沙汰なし。
なにせ初心者が手探りでやるから、失敗はつきもの。
今年は例年よりも気温が低い日が多いし。
むつかしいですね、やっぱしいきものだもの。

常滑・栄町はわたしの原点

2009年05月29日 | どこかへでかける

先週のことですが常滑に行きました。
松下弘之さん 松下涼さん キム・ホノさんの三人展を見に。



キムさんはわたしが焼き物を始めるきっかけになった陶芸家。
いまでもこのひとがわたしの指針になってるとおもう。
及びもつかない存在なんだけど
目指す先の先にいつもこのひとの作品がある。
「こんなカンジのものを作りたい」のではなく「こんなふうに手が動くようになりたい」

松下弘之さんはぶれそうになるわたしに、いつも何かをくれる。
作品の表面だけでなく中にある何か。
わたしなりの手の動きを見つける何か。






むかしわたしたちが住んでいた家はすごくきれいになって「神田百貨店」というお店になっている。
この家に住んでいる間改造改装をいろいろして、いまの家を作る下地になった。
配線、排水、流し台の移動、ペンキ塗りしっくい塗り・・・中途に終わったものもあるし
試行錯誤の連続だったな。


さて、すみずみまで知り尽くしたこの栄町の路地を少し歩くことに。



古い工場跡。こういう壁がすき。残っていてくれてありがとう。
毎日この壁を見ていました。




U字溝かな。もちろん陶器製。このさびたカンジがいい。
すごい存在感で現代美術みたい~。
こういうのがいたるところに積んである(だからムカデも多い)。



こーんな狭い路地通って買い物とか行ったっけ。
でも私道かな。
路地の中は人の住む家と、陶器製造業などの作業場との境がない。
スゴイ作りだったりして目を見張る。



有名な土管坂じゃなくても土管坂はある。
常滑屋あたりから借りてた駐車場までの近道。ひとの気配はない。

 

建物と建物との境は猫の通り道。
ちょっと見えにくいけど、この壁もヨゴレ具合がたまらない。
潮風がよくあたるから傷みが早いんだろうな。

住んでいるころ常滑の旧市街はそれこそすみずみまで歩き尽くした。
メロンの皮のような模様の、まっすぐでない道。
この街の質感がわたしの焼き物の原点。
ひさしぶりに歩いて再認識。




駒ヶ根クラフトフェア 「くらふてぃあ 杜の市」

2009年05月28日 | 作品

http://www.geocities.jp/kurahutoiti/index.html
↑駒ヶ根 くらふてぃあ 杜の市HP

今年はじめて駒ヶ根のクラフトフェアに出店することに。
DMやチラシがないので勝手にDM作ってみました。

初めての出店だし、ともだちで出店したことがあるひとというのがいなくて
情報が得られずちょっと不安。
出店費を振り込みした後何の連絡もないので
もしかしたらこちらになんか不備があって、当日向こうへ着いたら
「え~出店不可です」とか言われないだろーか。こわごわ。


さいきんクラフトフェアって日本各地で自治体などが地域活性化とかで
企画してるからすごく多い。
でもちょっとイマイチ感がぬぐえない所も多々あって。
駒ヶ根はとにかく出店数が多い。
さてどんなカンジなのかな。

うちとしては駒ヶ根は近い、もう近所っていっちゃう。
二日間の出店で駒ヶ根に泊らず、いちいち日帰りする。
一時間ちょっとで行けちゃうし今高速料金安いから。
小学校行き始めた子どもがいるともう遠出はなかなか出来ない。
このくらいの距離がちょうどいいカンジ。

まだまだきっと肌寒いだろう駒ヶ根(だってうちだって寒い)。
みなさんもよろしければ足をお運び下さい。


そして11月には常滑で作家が企画運営する「クラトコ」=クラフト常滑が
あります。
こちら少数ですが作品の内容の濃い、よい企画です。
こちらもよろしくお見知りおきを・・・。

 http://cratoko.blog.drecom.jp/

熊情報

2009年05月23日 | どうぶつに会う

中津川市民は登録すると「中津川防災メール」というのが届く。
市内の火事、地震、不審者情報などに加えて「熊情報」がある。

昨夜のおしらせ。
近所じゃーん・・・。



今朝のお知らせ・・・母子連れか。



ひなひな

2009年05月22日 | どうぶつに会う

 田植えの季節は鳥の季節。
うぐいすはエコーがかかってるかと思うような通る声で鳴くし
きーっっきーっとうるさいひよどり、バードコールのような鳥、
しゃべるように鳴く鳥などたくさんの声が飛び交う。
目が悪いわたしには姿が見えないからなんだかわからない。


さて、ここ10日間ほど風呂場の天井の一角でモソモソ物音がしていた。

 「ごそごそごそごそ・・・ばたばた~」

ネズミかな、と思ったけど羽ばたきの音から鳥だと判明。

  この小さい穴から、たまにワラが落ちて来る。巣?

それが昨日の夕方になっていきなり「チイチイチイ  キーッキーッ」という
ヒナの声が聴こえるようなった。卵を温めていたのかー。

お風呂に入ってると、
       ヒナがチイチイ鳴く→ばさばさばさ~っと親鳥が戻って来る→
       ヒナがキーッキーッっと大きい声でえさを催促
てな様子が想像できる。ウフフ、愛着もわいてくる。

 

しかし落ち着かないのはタマである・・・。
でも風呂場からはこの巣は高さがあって襲えない。

今気がかりなのは、この親鳥(いまだ姿見えず)がえさを運んで巣に帰ってきたとき
この土手の高さを利用してタマが襲いやしないか、ということ。



タマは執念深い。
何時間でも待ってるときがある。ああ、心配。

しかし巣立ちっていつごろなんだろう?
もしチイチイと声が聞こえなくなったとき、それはちゃんと巣だっていればいいけど
タマに親鳥が襲われヒナはえさをもらえずに・・・みたいな最悪も想像してみる。
ああ・・・・。




新入りサボさん

2009年05月19日 | ちっちゃくガーデニング




 わたしに多肉ちゃんを教えてくれた多肉先生から多肉のサボさんをいただく。
ようこそようこそ。(といっても半分はこの先別宅に嫁ぐ予定)



しかしわたし多肉ちゃんの世話がイマイチへたくそで
あんまり大きくならない。
これは去年のまま。まだミドリだからいいものの
茶色くなってしまうやつもいて心配。



これは大きくはならないのに横からクローンをたくさん作りはじめた。
どうしてこうなるのか?多肉ちゃん奥深し。



もうあかんだろう、と諦めていた団体さんもこの時期になって
きれいな薄ミドリの新芽を出してくれた。

多肉ちゃんて想像を越えた成長をするからオモシロイ。
ずぼらでもなんとか育ってくれてありがとね。
たまーに水しかあげないのにね。
(ってホントはそれではダメなのか?)

安定しない土づくり

2009年05月17日 | 作品



 先日出した窯は1/3失敗、1/3とれて1/3焼き直し。
これは反ってしまって失敗なんだけど色、質感が気に入ったので割らずにとっとく。



土をあーでもないこーでもないといろいろ買いあさって
混ぜて配合をいろいろ変えて、なかなかうまくいかない・・・と
3年近くも右往左往。
注文もらってたお店のひとにはご迷惑かけてきたし
この仕事続けていっていいんだろうかと迷うし悩むことしばしば。
今回この掘ってきた赤土の量をかなり多めに入れて、つぎの窯にちょっとだけ期待。

しかしこの土、すごいへたりやすい(=熱に弱くてぐにゃっとしやすい)。
いま型ものばかりやってるんだけど、たたらの皿とかはガタつきがよくでる。

 ←うちの玄関の土壁

こういう自然素材のやわらかい風合いや

 ←これはタイル製造過程で使う板

朽ちていくような古い質感を出したいんだけどなかなか。
こういう質感だと食器として漏れる、われやすい、使いにくい・・・。


ここ最近ちょっとは客観的に考えることもできて、さらに失敗をくりかえす。
燃料が比較的安価になってきて出来ること。ありがたや~。




ダイソンのおばあさん掃除機

2009年05月15日 | 日々のつれづれ

 以前、いただきものの新品サイクロン掃除機を使っていたんだけど
何回も壊れて修理に出しだんだんつらくなって、
中古のダイソンに換えたのが一年半くらい前。

古い、ダイソン掃除機。
(勝手におばあさん掃除機だと思い込んでます)
まだまだよく働いてくれる。
木の積み木を吸い上げたときゃーおどろいた。



今回アタマの部分の、ジャバラがこわけた
(こわけた=壊れた/名古屋弁。最近市長になったひとが使いそう)。



「ダイソンと話そう お客様相談」に電話してみたら
こんな古い機種でもすぐに部品交換してくれるそう。
しかしこのアタマの部分だけで送料込み7980円。
高いと見るか、安いと見るか・・・。
しかしこの値段で新しい掃除機を買うとなると、それはいやで。
これくらい自分で直してもいいんだけど、つい珍しくポンと買ってしまった。

国産の家電だったらぜったい部品はない。
たかだか十数年前の家電でさえないことが多い。

エコポイントってなんなんだろう?
新しく家電買うとついてくるらしいけど。
いままで使ってた家電を大事に使うのはエコじゃないのかな。
もっといったらテレビない家とか冷蔵庫使わない家の方がエコだし。
車もってなかったら50000p、月の電気料金2000円以下だったら2000p、早く寝たら100pとかどうよ。

ちなみにうちの住む地区はむかし(といっても最近)電気が通るのが他の地域に比べて早かったらしい。
それは小さい川から水力発電していたかららしいのだ。
これ、また使えないかな・・・。


FM NHK 励行!

2009年05月14日 | 読む見る聴く&思う
ここ最近FM NHKばかり聴いてる。
仕事中好きな音楽が聴けるってすごいなーといまでも感激しながら聴いてる。

前まではネットサーフィンならぬラジオサーフィンをして
FMからAMまでいちいち気に入った番組を探しつつツマミをぐるぐる回していた。
でもここんところずっとFM NHK。  

                              仕事場の「音楽どころ」


渋谷陽一の「ワールドロックナウ」(金曜夜11時から)は、むかしのまんまの渋谷陽一で笑ってしまった。
気に入ったバンドしか取り上げないくせにこき下ろす、皮肉る。
むかしは日本のロックバンドも出ていたっけ。清志郎も出ていたなあ。
このひとが番組持つのって久しくなかったことだと思う。
音楽番組って聴いてて思うんだけれど、DJ(って今言わないか)は
自分の好きな音楽を熱心に語らなきゃおもしろくないってこと。
だからこの人の再来に拍手!!


大貫妙子も月1だけど「懐かしい未来」という番組を担当。
先々週のゲストは山下達郎(「山下くん」って呼んでた)。
このタイトル(ラダック「懐かしい未来」)からして音楽で自分の伝えたいことを番組を通して訴えていくのかなと思った。この先いかに。


北中正和「ワールドミュージックタイム」は時間が日曜朝8時からになった。これはMDに撮ってくり返し聞く。
心底このジャンルが一番好き。
ただすごい気に入った曲があっても「パキスタン北東部の現地録音で」「スペインの片田舎での結婚式のときの音楽」とかだったり探しても手に入らないことが多い。
とくに「ロマ」(昔で言うところの「ジプシー音楽」)は一番好きなんだけれど、ラジオ番組多しといえど流してくれるのはここぐらいだろうか。


かわらないのは土曜の朝のピーター・バラカン。
このひとはアーティストの曲に込める思いなども語ってくれて、番組が深い。
「フォークを歌うひとはすべからく左翼とみなされがちだったのですが、そうではなく常に民衆の側になって歌い続けるという姿勢なんですね」。民放FMの番組では聴かれない台詞だ。
その曲が流行した時代背景なども合わせて伝えてくれるので中高校生など音楽初心者にはうってつけではないだろうか。


「日曜喫茶室」に代わって「トーキング・ウィズ・松尾堂」もいいかも。
「サウンドストリート21」もたまによいゲスト来てるし、きたやまおさむも懐かしい曲を並べてくれてる。


ああ~ラジオがあれば孤島にでもゆける~。







サンルームつくります

2009年05月10日 | 家の中でつくるコマゴマ

 春になって、サンルームをつくり始めている。

 

だいたいこんな大きさで、と土台を置いてみる。




コンクリートブロックなんかを基礎石にして。
柱も新しくする、材はツーバイフォーを重ねて使用。



今日5/10でこんな状態。




テラスの屋根も延ばす、透明の塩ビ波板を足して。
雨どいもついて。
ちなみにこの雨どい、いつも行く建築廃材の置き場から手に入れたもの。
長さ足りないからこの先は買わねばならないか。




取り外した柱はブロックの上にならべて植え木でも置こうかな。
ただし長年このままにしとくと腐るらしい。
まあでも建物の基礎でないし、腐ったらそのとき考えれば。




お隣さんは田植え。
それをじーっと見ているチイ。
この田畑を持つ家はどこもいそがしい。