チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

Gパンrepaired 2018/9-1

2018年09月18日 | ちくちく縫い縫い

        

                     

 わたしばを一緒にやっているHさんのズボン。

お直しで預かったのはこれで何度めかな。

久しぶりに手にすると「おかえり」というかんじ。

いっぱい働いて、帰ってくるたびに、ズボンは生きた肌になってくる。

 

   ズボン内側

 

 おしり部分の補強

 

   

 

 

次のズボンにつづく。

 

 


秋の、干す

2018年09月10日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 猛暑は終わったけれど、大雨が降ることが多い今年の秋。

晴れ間が少なくて、ご近所さんは稲刈りができなくて困っているようす。

 

うちでは少しでもお天道さまが顔を出したら、わーっとテラスにものを広げる。

 

もらった栗と稲わら。

栗は一日みずに漬けたあと天日に干すと甘みが増す。

稲はお知り合いから「この束だけ生育が遅くて、後から手で収穫したんだけど、あげる」

と3、4束頂いたので、取り急ぎ干してみて、瓶の中で籾を落とそうかな。新米だー。

  

  

柿渋に染めたものも、随時干している。

 

裏山に生えてる小さい渋柿の木から、なったばかりの青い柿をもいで

水を少し加え、粗く刻んでフードプロセッサーにかける。

     

息子はこの汁でお絵かき。

わたしはゴシゴシ布を揉んで汁を染みこます。

  

  

最初はうっすら。

ゆっくりと薄ピンクから茶色に変色してくる。

何日も紫外線を浴びてのんびりのんびり色をつけていく。

 

 

まわりの土の上にあるものをもらってきて

自分の手でなにかにつくっていくことのゆたかさ。

あー土って宝の山だ。

 

 

 

 


パッチワークな田んぼ

2018年09月04日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 ものすごい夏だった。

朝、草刈りをするために早めに外に出てはみたものの

暑さに気持ちが悪くなって家に逃げこむ。

そんな感じだったんで、もう畑はクサボーボー。

ひざまで伸びた雑草の中で、ゴーヤだけがしっかりとツルを伸ばし

今食べきれないくらいの収穫。毎日のゴーヤ飯に子どもは苦い顔。

 

さて田んぼ。

初夏に虫に襲われ収穫が危ぶまれたものの、なんとか育ってきてくれた。

稲は強いなあ。

 

しかしよく見ると。

背だけが高くて実りが遅い苗が混じってる。

もっとよく見ると

 赤いのやら黒いのやらも。

 

どうやらもらった苗がいろいろ入ってたみたいで

育ってきてわかった。

 

先月父ちゃんが「稲の生育が悪いだけじゃなくて、まったく実のついてない

背丈だけどんどん伸びるやつが混じってて、どういうことだろー?」

と言っていたのは、虫でも病気でもなく

生育の遅い品種のイセヒカリだったのだった。

 

     

イセヒカリ:コシヒカリなどよりもくきが長く、藁を使うしめ縄やわらじに使われる。         おいしいんだけど浸水時間に工夫が必要。

 

とりあえず虫に食われた稲もすごい成長よし、というわけじゃないけれど育ってきてるし

今年は病気もなし。

あとは稲刈りの際に種類ごとに分けてハザがけすればいい。

まだ先のことだけど。