チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

ここならではの、習いごと

2016年03月30日 | どこかへでかける

 

ふだん習いごとなど縁遠い生活のわたしなのですが

ここにきてとても貴重な体験、自分の住むこの土地ならではの習いごと。

街中ではあまりできないこともあり、この体験いいなあと改めて思います。

 

一つ目。

恵那・中野方というところで80過ぎのおばあさんにほうき作りを教わってきました。

   

教わるのは40代から60代まで7人

 

   

稲からほうきに使えるところを分ける(ちゃんとその稲の部分に名前あるのに失念!)

この作業が大変。

この部分を何十本かワイヤーで巻いて、巻いたものをさらにまたワイヤーでまとめていくという

シンプルだけどコツのいる作業。

こういう作業、むかしは囲炉裏ばたで冬にやっていたんだろうね。いい時間。

教えてくださったおばあさんは、バイクで道の駅に野菜を届けにいったり

とにかくアクティブで現役、紫色に染めたヘアが光る。

自分はこんなふうに年をとれるだろうか?うーむ。

 

二つ目。マクロのお料理教室@加子母。

「もりのいえ」の、りえさんに教わる。

 

りえさんのお料理やお菓子は食べたことがあっても、お料理教室は初めて。

調味料や、野菜の切り方、水、調理道具・・・こまかいところに

りえさんの「大事にしてる」がこもってる。

 

 

砂糖はもちろん、みりんも使わず、やさいのうまみをこんなに引き出せるんだと

あらためて驚き!滋味なのです。

それには何度かに分けて塩やしょうゆを足したりする細やかさがある。

ツブツブ雑穀の使い方も丁寧に教えてもらい、これは家でもやりたくなる味。

 

あっという間の3時間!密度が濃い~

 

 

冬は自分の家と仕事場(それも家の敷地内)ばかりにこもってる毎日だったけど

今回あたらしく知らないことを教わって、滞った空気にあたらしいものを

吹き込んでもらった。

そして気がついたら春になってて、冬眠してたカメのわたしでも

さすがに動き始めております。。。

 

 

 

 

 

 

 

 


畑拡張!

2016年03月20日 | 農作業農作物

 

 今年は畑をひろげたい。

そんな思いを抱き続けて、はや数年。。。

 

父ちゃん、お願いだからユンボ借りて来てやっておくれよ!

とうとう業を煮やしたわたしに恐れをなした夫。ようやく動く。

 

 

イノシシがけっちらかした跡を、ユンボで広く平らにならす。

5歳児息子大興奮でしゃべりっぱなし。

 

さて今はここにジャガイモ、にんじん、ねぎ、かぶ、しそ、小松菜など

種まきしてありますが、さてどれだけ芽が出るか。

 

 

   

5歳児作 右手前は「草刈り機」ミドリのものは「草」だそうで。

これからこの季節。

 


予測不能なパン焼き

2016年03月02日 | 今日のメニュー


 うちにタミパンというパン焼き鍋がうちに来て一ヵ月くらい。

実家の母が買ってくれたのです。ありがたやー。

 

本体直径18cm、フタしたときの高さ9cm。

やや小振りな鍋なんですが(鍋といってよいのか)鋳物なのでずっしり。

 

  

 

これが今大活躍。週1、2回はパンを焼き

合間にケーキも焼く。

今まで電気オーブンで焼いていて、どうも電気代が気になっていたけど

これは薪ストーブの上に置いておけばいい。燃料費タダ!

 

レシピはもうすごい適当で、ただこの大きさにちょうどよい粉が200~230gということだけ

それはまもるけど、あとは目測。こねるのも最初はちゃんとやってたけど

もう20回くらいモミモミして終わり、あと発酵。


 

  今回はふすま入り

しかしうちの薪ストーブは温度があまり一定じゃない(安いホームセンターストーブなので)。

今日は18分で焼けたけど、今日は20分以上かかってもまだ焼き目もつかない、

というカンジで、ぼーっと晩酌してると焦げたり。

鼻さきを効かせて香りを嗅ぎ、五感を働かせてカンで焼き上げる(オオゲサな)。

 

ストーブで焼くにはこの小降りがちょうどいいっていうのも分かって来た。

ケーキだと生焼けになりやすい。これが適度なサイズみたい。

 

さてこれは停電でもなんでも焼けるし、屋外でキャンプするときにも活用できる。

今年の夏はこれで遊べる。うふふふ。