チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

岩合さん風

2008年04月21日 | 愛しいねこたち
    

 うちの横の山桜がようやく咲いたと思ったら、もう散り始めた。
いつもはこの桜は長いこと花を咲かせてくれるのに、残念。
散っていく花びらを眺めているようでそうでない、たま。
「日本の猫」になっている。

ヤマバト?モズ?

2008年04月16日 | どうぶつに会う
      
 また鳥がぶつかっちゃった。
朝早くバ~ンと大きい音とともに「クワー」と叫び声が聞こえて
布団の中で「またぶつかったな」と思った。

お父ちゃんが朝起きて仕事場に行ってみるとその扉の前にけっこう
大きい(20cmかな)鳥が倒れていた。
先日のぶつかり鳥みたいにカラダに力がなくクタクタだ。
意識もない。

先週となりの地区のおじさんにこういったぶつかり鳥のことを聞いてみたら
「小一時間くらい放っておくと何事もなかったようにきょとんと起きて
ぱさぱさ~っと飛んでくよ」という。
そこですぐに埋めようとしている父ちゃんを止めた。
前回のぶつかり鳥は気絶してる間にうちの猫にかぶりつかれてしまった。
けれど今回はぶつかっただけだから生き返るかもしれない。
枯葉がいっぱいの、猫に見つかりにくい窪地に置いてみた。
数時間後、そこに鳥は横たわったまま。だめだったかな。
ここに寝かしておくとなんやかんや動物がきて食べちゃうんだろうな
(うちの猫さんらは小ぼけなので気がつかないのであった)。


陽が落ちて薄暗くなり始めたころ
「なにしてんだろ…」とこーっそり見に来たお隣の子猫さん。
あんまりかわいくて叫んでしまったら後ろ足をぴんぴこ上げて
逃げていった。

この猫はたくさんいる他の猫たちとあまりなじめなくて、
寒い冬の間には発泡スチロールの箱の中に毛布、使い捨てカイロなど
を入れたこの猫専用の寝床を作ってもらっていた
(しかしわたしが見たときはそこにニャジラが寝ていた)。
おじさんが畑で作業をしてると足下にじゃれついて離れない。
うちにおじさんが回覧板を持って来てくれるときも一緒にきて
「お~い帰るぞ~」と声をかけられるとぴょんぴょんと
ついていく。



祭りが終わった~

2008年04月15日 | 日々のつれづれ
 日曜日、祭り当日。朝7時に家を出てわたしは婦人部の集まり、
お父ちゃんは余興の準備。
こどもも一緒にハッピを着て花笠かぶって出発。
長い祭りの一日の始まりだ。

      
おしりかじり虫(自作)をかぶって子どもたちと練り歩くお父ちゃん。
まず第一の集会所で御神輿のおはらい、それぞれ練習して来た踊りの披露をし、そこから2キロあまり離れたお宮まで列を組んでゆ~っくり歩く。
歩く途中にも「道行(みちゆき)」という扇を持った踊りをしていく。
曇天だからよいものの、もう10時半にはヘロヘロに。
慣れない着物ということもあるけれど、ず~っと立ちっぱなしで
座るところもないし、帯の下に巻き付けてあるタオルが蒸さる。

お昼過ぎ、お宮の鳥居あたりからこんどは「ノーエ節」という踊りをしながら列は進む。
すべての踊りの奉納が終わったのは3時半(そう、すべての踊りは奉納なのだ)。
もう髪はぼさぼさ、顔は油でギラギラ、お父ちゃんはおしりかじり虫の被り物の中でさらに蒸されてニオイがする。
しかし終わった、これで終わったのだー(次は4年後)。


いままでわたしたち夫婦は、仕事も自由業で、核家族で、自分の時間をたーんまり持って日々過ごして来た。それを当たり前だと思って来た。
しかし今回祭りの委員長に父ちゃんがなり、わたしも婦人部に入り、
夜は誰かが集まりに出ていて、ゆっくりごはんを食べる時間も取れず
仕事も半分以上できなくなって、こんなに自分たちの時間を取られる自体に呆然としてしまった。

終わってから思うことは、自分たちだけの時間に固守するってことはどーでもよくなってきてるってこと。
笑ってしまうくらいに。



私たち家族は自分たちの親とは離れて住んでいるし
自分たち以外のために時間を使うということがほとんどない毎日。
むかしの日本の家族はおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に住んでて
自分のこと以外に農作業やら家の手伝いやら、他の家の手伝いやら地区の作業やらで、ほんと忙しかったんだろうな。
さいしょはわずらわしいと感じていたこういうことの
大事さみたいなものをちょこっと教えられたお祭りでした。
(しかしこんな祭りが毎年あったら勘弁して下さい、なんだけど。)




祭りが近い

2008年04月11日 | 日々のつれづれ

今週末はこの地区のお祭りがある。
4年一度、この祭りの担当が集落ごとに回ってきて、今年がうちの入ってる集落の当番。これを「燈元(とうもと)」(地が違うかも)という。

お父ちゃんはまだ40代なのに50代でやるはずの「余興委員長」になり、
頭を抱えていた(祭りの燈元も初めてなのに~)。
余興では「おしりかじり虫」を踊ることになり、まずうちで毎日練習(わたしも完全マスター)。
夜は踊りをメンバーに教える。
わたしも婦人部の踊りがあって、踊りの先生が来るから教わる。
この地区の踊りも覚えねばならないし。
こうして2月半ばから始まった祭りの準備練習ももうじき終わる。


←晴れ舞台を待つおしりかじり虫のかぶり物(うしろ姿)。
お父ちゃん苦心の作あってよくできている。




夏の気分

2008年04月08日 | 日々のつれづれ

先日、近くのスーパーで助六、ビールなどを買い込み
小高い丘(城跡)のさくら公園に行った。
桜はほとんど咲いていない。でも春らしい生温い風が吹いてて
心地いい中、昼ビーしてそそくさ帰って来た。
今年はこちらは春がゆっくり目だと思う。


ふらりと駅前の古着屋へ寄って
買う気はなくて店内をかるーく物色。
ああ、でも夏物がたくさん入ってるんだー
ああ、Tシャツかあー
ああ?300円!てなことで4枚購入。

黒・プチバトー ハイティーンサイズの小さめのもの
紺・AS KNOW AS のインディゴ染め これも小さめ
グレー・左袖にハサミで切ったような小さな穴が空いてるけど気にしない。
水色のギンガム・七分袖のスモッグみたいなシャツ ノンブランド

しめて1200円!ああ、だから古着はやめられない。
急に夏が恋しくなってきた。
半袖が着たい!焼酎お湯割りじゃなくてビールがいい!



4月の庭

2008年04月01日 | ちっちゃくガーデニング
 
春が来てるのに冷えこむこのごろ。
多肉さんたちに分家してもらった。大きくなってくれますように。


地面に埋め込んである廃材が額縁みたいになってる。
雑草は強いなあ。植物が新芽を出すのを見ると
ほのほのとうれしい。


ビオラも勝手にはえて来た。こぼれ種から出たんだね。
コンクリートよりも強い。


いちごも寒さに強いってことをここに住んで知りました。
実はアリや鳥が食べてしまいますが。


つれあいの植えたネギ…。性格出てるな。


わたしが昨年末に植えたネギ。元気で食べごろ。
鳥についばまれてチリチリになってたほうれん草も
なんとか食べれるまでに成長。




3月末に知人が自らあっちがわの世界へ行ってしまいました。
4月に会うはずでした。おかずと野菜と花を渡すつもりでした。
心の病気で苦しんでいた彼女はいまどこにいるんだろう。
いま苦しんでいないことを望みます。