チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

今年の終わり

2011年12月31日 | 今日のメニュー

 

 2011年も終わるんだな。

こうしてうちで年末をココロ安らかに迎えられることをありがたく思う。

同じことを思うひとは今までよりも多いのかもしれない。

 

 

うちは黒豆だけ早めに仕込み、あとはすべて今日の夕方から強行軍。

クリスマスからひいてた風邪もなんとか味がわかるようにまで回復。よかった~。

鼻づまりだったら作れないもんね。

料理はFM NHKのラジオマン・ジャックを聴きつつ吹き出しながら。

 

   酢れんこん 里芋のにっころがし きんぴらごぼう

 

   黒豆 今年は一段とできがいいよっ

   さつまいもの甘煮 栗は食べちゃってないから栗きんとんの代わりに

 

   たつくり

 

   だしまきたまご

 

   お煮しめ あっコンニャク入れ忘れた!さやえんどうもないね。

 

これだけ作ってバナナケーキ焼いて2時間半。遅いと見るか早いと見るか。

でも台所に立ってる間、なぜかぜんぜん疲れてなくてとてもいい時間だった。

いつもはあくせくして終わった時点で放心するんだけど(大掃除してないからかな)。

 

 

愛するひとを亡くしたひと,家をなくしたひと、自分の帰する土地を奪われたひと・・・

少しでも少しでもあたたかい食卓でおいしいと思うひとときを得られますように。

 


うちで冬ごもりらしい

2011年12月28日 | 日々のつれづれ

 

 このクリスマスの雪。

ここらへんでは「ちょっとの降り」。

でも家は寒波で冷える冷える。

 

 

 

 

 台所のガラスの塩壷にしつこくしがみつくテントウムシ。

鍋からの湯気がばわあ~っとかかってもじっとしてる。

 

ほかのテントウムシは二階の天井のすみっこにびちぃっとかたまっている。

たくさんかたまってるとちょっと目をそらしたくなる。

掃除機でまとめて吸ったりはしないからね、春になったら出て行っておくれ。

 

 

カマドウマのちっさいのもそこここで跳ねる跳ねる。けっこうたくさんいる。

そのうち猫らにやられるのだが。野菜食べるのやめてほしい。

 

 

畑から採ってきたカブの葉にも2センチくらいのアオムシ発見。

よくまあこの霜をしのいでこられたね。氷点下5℃だよ。

このアオムシをガラス瓶のなかにでも入れてウチで大事に育てチョウチョ(ガかな)にまでなって

飛んで行って、それから恩返しがあるのかな。

なんて考えつつもおそとにポイ。

すまんねえ。

 

 


深夜から冷えるでかんわ

2011年12月23日 | 日々のつれづれ

 

 こちらに越して来て天気予報にはすごく注目するようになった。

それは家のどこかがトラブルを起こすから。

 

  −5℃・・・。

 

まあいままでも−9とかあったからおどろくほどではないんだけど。

水道凍結がいやなので、こういう日はいえのポイントとなる蛇口でぽっちゃんぽっちゃんと水を出し続けバケツで受ける。

凍結防止帯とかしてるはずなんだけど、おふるをもらってつけてると、たまに動作してなかったりする。

それからおそらく畑の野菜、花壇の草花もダメになっちゃうのが出てくる。

ローズマリーに覆いをしてやらんと。

 

  

 

おっ雪マークに赤い帽子。これってこの時期だから?

ちなみにこれでみると最低気温1℃ってなってるけれど、うちはあてはまらない。

思うといままで住んだことのある土地で、今がいちばん寒いところに住んでいるのだ。

 


朝から冷えるでいかんわ

2011年12月22日 | 愛しいねこたち

 

 山間部の朝は冷える。

朝6時、お父ちゃんが起きていちばん最初にすることはストーブに火をいれること。

 

   さぶさぶさぶ・・・このひとたちのために。

 

 

   見てくれは若い森光子も寒さには弱い

 

   「ンブブブブー」

 


ひとりであるく

2011年12月16日 | どこかへでかける

 

 久しぶりに矢野顕子のライブに名古屋までゆく。

 

ライブにいくのはもちろん単独行動。

最初は電車で行こうと思ってたらお昼に東濃で震度4の地震があり中央本線がストップ。

なのでしょうがなく車ひっさげてゆく。

 

まずは橋本美術でやってるキム・ホノさんの個展。

 

 

キムさんの個展もビエンナーレで12月、橋本のとりをかざる。

飯碗をひとついただきました。

 

そこからロフトに入り紀伊国屋書店へ。

ついでにビームスなどのおされなショップをざっと見てすぐに駐車場代が気になり

ちゃっちゃと車を出す。つぎは名駅。

ZeppNagoyaのよこにある駐車場に車を停めて、そこから歩いて高島屋、東急ハンズへ。

5時過ぎたので買い物客がごった返してる。

 

 

こんなにひとりで歩くのって何年ぶりだろう。

ひとりで歩くのは大好きなんだけど、うまくペースがつかめない。

行き交うひとをいちいち観察しちゃうし、店員さんの応対に敏感になったり。

いつもは流されて感じないことにしてることをアタマの中で文章にしている。

高校の頃はひとりでこうやってプーラプーラしていた。

午前中古本屋行って遅刻し、早引きして古着屋をめぐり、輸入文房具を見てまわる。

あの頃はものすごいたくさんのことがアタマをめぐっていて、ショートしそうだった気がする。

街に暮らしていなくて、今のように山に住んでいたらどうだっただろう。

 

さてライブ自体。

今年は矢野顕子に上原ひろみが組んでいる。

前から3列目どまんなか。二人の手が激しく動くのが見えるくらい。

ピアノって打楽器だったのね。圧倒されてカラダがしびれて帰宅。

そして日常に帰るのでした。


贈り物はたいへん

2011年12月14日 | 今日のメニュー

 

              

 

 クリスマスの贈り物が北海道より送られてきました。

 

でかい。

でかくてつめたい。

 

 

生鮭なので急がねばならぬ。筋子もおなかにつまっているし。

おとうちゃん、山仕事から帰宅するなり包丁研いで鮭に向かう。

 

これを送ってくれたひとの談---

「いやーね、これよそのうちにも送ったことがあって、その鮭に自分も追いついてそのうちに着いちゃったから

なりゆきで自分が処理することになったんだけど、すごい大変だな」

 

じゃあなぜ贈る。

そう、すごく大変なの。

でもうちはこういうのに慣れて来てる。

 

野菜とかどっかーんともらって、それが細い水菜で茎の一本一本に土がからんでたり

しぶい柿を段ボールにいっぱいもらったりしても大丈夫。

時間をかけてすべて食べるようコツコツ処理する。

 

ましてや山に暮らすと海のものはありがたい。

捨てるところなくいただきまする。

猫らもご相伴。


いいぞ現代農業!~薪ストーブの巻

2011年12月09日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 「現代農業」って雑誌があるの、ご存知ですか?

 

 これです。

 

オサレな雑誌じゃないしタイトルからして手に取ったことがないってひと多いと思いますが。

農業のことだけじゃないんですね、ここ最近。(編集長変わったのかしら)

 

通う図書館にこれが置いてあって、おとうちゃんはよく借りてくる。

今回、この号は二回連続借りてます。

 

 ここ、このページ。

 

「安物の薪ストーブを改造してわかった安全燃焼のしくみ」

ここに出てる「安物ストーブ」ってうちが今年新調した薪ストーブとおなじもの。

 

  これ。実はコメリの製品。

 

鋳物ストーブでダンパーがついてて二次燃焼して価格が四万円を切る。

そんなのをさがしてておとうちゃんが行き着いたのがこのストーブだった。

 

で、実際使ってみると。

やっぱり値段のことはある・・・みたいで。着火はいいんだけど。

でもこの現代農業12月号のおかげで改造できるとこは改造し

一部煙突を二重煙突にし、うちでできるチョコマカをやってみて

そこそこよいストーブになってきたようで。

 

こんな自分たちのほしい情報が満載してる雑誌ってほんとない。←まあうちが特殊なんですが。

スバラシイよ!現代農業!時代のサキガケだ!

 

「うちのストーブって『安物』なんだ・・・」おとうちゃん、さみしくつぶやく。

 

 


ちっちゃいオヤジ

2011年12月07日 | イイモン見つけた

 

               

 

 昨日ヤフオクで落としたベビー用長靴が届いた。

 

まーこれが働くオトコ用長靴をそのまま小さくしただけの長靴で

ベビーにむけたキャラクターものとは真っ向対立する。

 

どうやら昭和につくられたもので、でもゴムのコンディションとか新品そのまま。

メーカーは「ミツウマ」といい専門職用の長靴メーカー、かなりしっかりしてます。

大きさ14センチ、これをはくと小さいオヤジ完成。

 

となりのおとうちゃんの長靴「親方 寅さん」のネーミングもまたいいんだけど。