チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

今年のコメは

2018年07月20日 | 農作業農作物

 

 暑い暑い夏になってしまった。

昨年はこんなんじゃなかった。暑さもガマンできる範囲だった。

友人夫婦は「地球が変動期に入ったんじゃないか」と言っていた。

異常気象が常態化していくのかもしれない。

 

そんな夏のコメ作りはキビシイ。

といっても田んぼは父ちゃんの担当なので、わたしは気が向いたときに手伝えばよい。

  

  

 麦わら帽子が似合う父ちゃん。

除草は腰にくる。顔は真っ赤。

写真撮ってるわたしもちゃんと作業してました!

休憩してる間に撮ったのです!

 

 

 

除草剤を使う慣行の田んぼはこんなことしなくてもキレイ。

その差に薬の効果が見て取れて、ちょっと怖く感じる。

 

 

 

 今年は稲が分けつする前に虫がいっぱいついてしまい

成長があまりよくないみたい。

何年かやってるけど、何にも問題がなかったのは最初だけだった。

ビギナーズラックだったのかな。

やっぱり何にも化学的な付加をせずに育てる稲は、そんなにニンゲンの思った通りには

いかないんだね。

それがこの歳になってわかりました。

 

 

 


僕の贈り物はサイコーです

2018年07月11日 | 日々のつれづれ

 

 うちはみんな夏生まれ。

つぎつぎやってくる誕生日のトップバッターはわたし。

 

先日7歳息子が持ってきてくれた、お誕生日の贈り物。

 

  お父ちゃんと田畑を回って摘んできたらしい。

 

 折り紙をハナウタ歌いながら折る。

 

「すごいステキなプレゼントがあるよ!

もうわたそうか〜どうしようか〜

すごいステキなんだよ」

 

この自己肯定感のつよさ、「自分の用意した贈り物はサイコーだ!」という思い。

ふき出してしまった。

先々どんなふうに育っていくのかなあ。不安でもあり面白くもあり。

彼自身の誕生日はまだ先。

 

 


イノッシのあんよ

2018年07月04日 | 今日のメニュー

 

 暑い日の、お天道さまが真上から照りつける午後。

ふと通りかかったご近所に目をやると、軽トラの荷台でご主人が汗を流して何かしている。

荷台から毛の生えた足と蹄が見える。

こんな暑いのにここでイノシシをさばいておられるのであった

(しかし荷台にはサンシェード、扇風機まで設置されていた)。

 

それから数時間後、うちに子豚くらいの大きさであろう、イノシシ(オス)の

片足をいただいた。

 

注/写真は小さめにしてありますが、本物が写ってます↓

 

これです。4kgくらいかな。

     

若いから蹄がキレイ。

教えてもらったように骨に沿って肉を外していく。

ムツカシイ。

筋膜を剥がすのも、筋を取るのもムツカシイ。

ひとつの命をいただいているのに、こんな下手くそで申し訳なくなる。

無駄のないよう、そして肉自体をいい状態で捌くというのは

本当に技術がいるんだなーと実感。

 

下手ながらもいくつかの塊に分け、こそげ取った細かい部分を集めて

今日はこれを甘辛く炊いてみる。

  

夏場のイノシシなのに、血抜きがしっかりしてあって

処理が早かったからか、まったく臭みがない。

7歳息子、ものすごく食べる。食べすぎなくらい食べる。

15歳息子には弁当にも入れる。「イノシシ弁当」!

 

 

  

大きく切り分けた分はハムのように塩、さとう、粗挽きコショウ、ハーブで漬け込み中。

残りは赤ワイン漬け。

ローストポーク、焼き豚あたりを狙う予定。