チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

いまhotなぬかどこ

2008年07月29日 | 今日のメニュー
 ぬか床がhotだ。

今年は7月半ばから気温がぐぐ~っと上がってて、岐阜県は猛暑日が続いている(多治見があいかわらずすごい)。
引越ししてたころは朝晩は寒いくらいだったのに、ここ2、3年
心の底から怖くなるような温暖化。
夜の訪問者だったカブトムシやクワガタがめっきり姿を見せなくなってしまった。
  

さてぬか床ヌーさんである。
6月はまあまあおいしかったぬか漬けが、気温の上昇とともに徐々にスッパくなりだした。
「ためしてガッテン」のぬか漬け特集を熟視し
タマゴの殻を入れてみたりぬかを足したりの試行錯誤の末、ふたたびおいしくなってきた(ネットで調べたら「ビオフェルミンを入れる」っていう人がいてビックラ。乳酸菌つながり??)。

しかし!7月なんとぬか床から腐敗臭が!ああ~!!すごいショック!
朝晩と混ぜているのに!しかもぬか床を混ぜるとき、ヌッタリと温かい。これはいけない。
ぬか床はわたしにとってすでにペット(飼いぬか床)なので
死にそうなぬか床にがちょ~んであった。
一日2度かきまわしてももうおっつかない。朝昼晩混ぜた。
しかしためしてガッテンでは「混ぜ過ぎはダメ」とか言っていたし(涙)。
もう何をしたらいいのか(錯乱)!
とりあえずタカノツメを多めに入れて、とうとう冷蔵庫に収納することになった。
しかしそれも応急処置。
さあこれからどうする?!ぬか床ヌーさんは息を吹き返すのか?!
よかれと思ってやってることが、なんだかすべて裏目に出てる気がして、あせるばかり。
だれかヌーさんをたすけてー・・・。



 チイもぐったり。
朝ごはんをあげてもイヤイヤして食べないことがあり、ものすごく心配。

ほったらかし畑

2008年07月23日 | 農作業農作物
床板のすき間が開いて、下が見えるようになった。
梅雨明けだ。
梅雨のあいだは湿気で板はきっちきちになっていた。
さてこのすき間で少しは涼しくなるだろうか。

ジャングル畑(2坪くらいですが)
忙しくなってるのと暑さとで雑草を取る気もなく放置プレー。
どこに何が植わってるのか混在しててよくわからない。
生ゴミから出て来たカボチャがどんどん侵蝕し、数本あるトウモロコシは虫に喰われつつある。
負けじとシソも林のようだ。スイカはどっかへいってしまったみたい。
ころんと出来ているカボチャ。
ご近所さんがこれを見つける度に「イノシシに喰われるでネットをせなかん」と言われる。
イノシシはよ~く訪れてはいるが、まだこれに気がついていないようだ。よしよし。

ズッキーニの茂った葉の奥を見ると
ちくわくらいの大きさのズッキーニが数本。
今年は4株植えてそこそこ食べれるようになって来た(1本消えたが)。
梅雨もあけたから腐ることも減ってきたみたい。

お父ちゃんの絵付け  

2008年07月19日 | 家の中でつくるコマゴマ

 
 どうやら梅雨も終わり、長くひびいていた肩の神経痛も一段落。
仕事がふつうにこなせるようになっている。ウレシイ。
夏はわたしはつよいのだ。汗ダラダラー。

テストにとろくろでひいた飯碗があって、それにお父ちゃんがコドモのために絵付けした。
3段目左端のはどうやら「新幹線」らしい。
3段目中、右端は自分の仕事道具を描いたのですね。
(その下のはわたしが描いたお父ちゃんの似顔絵。)

こういうどーでもいいことがくすくすとたのしいわけで。
お父ちゃんが何の気負いもなくもそもそ描いたこの絵が
なんだかよかったりする。
上手じゃないとおもうけど。

今年も草刈り

2008年07月12日 | ちっちゃくガーデニング
 今年も草刈り。
草刈りは梅雨前くらいから秋の終わりまで何回かおこなう。
すごい田んぼだと、田んぼの周辺がゴルフ場の芝生のように刈り込んである。

うちはせいぜいちょろっと刈るくらい。それも自分ちの敷地ではない。
うちの裏手の山(↑)。
ここはうちの敷地ではないけど刈らないと竹や山ツツジが生い茂って
湿気がすごい。さらに東側に当たるので朝陽が当たるように刈る。
それからお隣のおじさんちの休耕田(こんど畑として借りる)と
うちの近くの道路際も刈る。
これだけでもすごい面積になる。


しかし、気のせいだろうか。
草刈り機を駆使してブィ~ンと刈った後、わたしはすごく調子が悪い。
草の花粉などのせいか、クシャミ鼻水ときに喘息がひどくなる。
小さい蟻に襲われ、40カ所以上も喰われてひどいカユミに嘆く。
アブにも刺される・・・。
(いまのところ、いっぱい生えてるかぶれの木の被害がないのが救い)

「もしかして草木、おこってる?」

草を刈るとき、それも草刈り機をもってするときはなんとなく「ジェノサイド」っぽい、気がする。
まず音もすごいが刈るいきおいがすごい。
手に草刈り鎌を持ってざくっざくっと刈っていくのと、刈ることには変わりないが
違いはある。

クズやセイタカアワダチソウを草刈り機でガシガシ刈ってると、もう気分は「戦闘」。
向こう(草木側)も草刈り機に巻き付いて応戦してくる。


引っ越して来て草刈り機をよく使うようになって、こういう「ん~」とした思いが湧いて来たとき、最初塩をまいた。草を刈ったところにばあ~っと。
今は塩はまかないけど「ごめんなさい~。でもこうやって刈ると陽も当たるし。堪忍ね~」って言い訳しながら刈ってる。

←今年の夏最初の収穫物。
種から育ててみたズッキーニ(梅雨で腐るもの多し)と
生ゴミ堆肥から出て来たカボチャ

こうやって食べれるものだけは優遇されるんだからね。
まあ、すまないです。



「自主独立農民という仕事」---その1

2008年07月07日 | 読む見る聴く&思う
 月に2度図書館に通っている。
昨年末からは外交~国際情勢~中東問題~中央アジア、がマイブームだった。

 今回はマイブームどころではない。

「自主独立農民という仕事」森まゆみ・著



島根県奥出雲にある木次(きすぎ)乳業の創設者・佐藤忠吉さんの生き方=仕事への考え方、この人がここまで来るにあたっての経緯が綴られている。

木次乳業では乳牛としてはメジャーであるホルスタインやジャージー種をではなく、
乳量が少なく量産にはむかないブラウンスイス種を日当りのいい中山間地の斜面に放牧して飼っている。
そして日本で初めて36℃30分殺菌のパスチャライズを生産する。


「売れなくてもいい。農民の再生産ができる価格を割るな。と考えた。」
「我々乳業メーカーはジョイントに過ぎない。
あくまで独立自営農家を育てるのが仕事だと。
農村は都市の植民地じゃありゃせんけん。消費者の奴隷にはならない。こびる必要もない。こびると必ずごまかしが入ってくる。ですからパスチャライズ牛乳は大量生産できません。」


これは自分の仕事にも同じことがいえる。


わたしは今住むこの土地に越して来てから、ゆっくりだけど大きく方向が変わって来てる。どうやってこれから行きてくかってことで。
この本に書いてあることはその後押しになった。


さあ、手始めに借りる畑に堆肥をつくるべか・・・。






うちのバオバブ

2008年07月03日 | ちっちゃくガーデニング
 

風呂の焚き場にいたら足下にバオバブが生えて来てるのに気がついた。
でもすごい小さいバオバブ。小指の長さほどもない。
ようく見たら、カタバミだった。
カタバミが泥をまとっていたのだった。
きれいなかたち。









~おまけ~「猫電車」

やはりこのコットンがいいらしい。