チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

三枚三様

2018年05月29日 | 農作業農作物

 

 今年も田植えの時期がやってきた。

まわりはほぼみなさん、植え終わっている。

だから今年も残った苗をもらうことができて(なんだか毎年あてにしているような)、

でも父ちゃん作の苗ももちろんあります。

 

     一枚完了。

 

毎年思うのだけれど、昔の人はこの田植えを一日中やっていたのかー。

うちは3時間が限度。腰が痛くなってきて、この後腰痛が残るのが目に見える。

わたしは肘を痛めているので、鍼灸院で鍼を打ってもらって田植え。

野球選手みたいだ。

 

今年のラインナップ。

   1.あきたこまち(いただきもの)

   2.イセヒカリ(いただきもの)

   3.イセヒカリ(自作苗)

初のイセヒカリ、チャレンジ。

8歳息子も「苗のカタマリを田植えしてる私たちに向かって投げる」という仕事を

3時間ちゃんとやってくれた。

ご褒美は近くの食堂の「ドテメシ」。これも毎年恒例になりつつある。

 

  

ああ〜連れてこられちゃった。おたまじゃくし。

というかもうすでに「おたまえる」。

これ以上成長すると猫たちの餌食になってしまう。

エラ呼吸のときは目もくれないのに、なぜ肺呼吸になると視界に入るのだろうか・・・?

 

もうじき梅雨。

 

 

 

 

 


包丁を

2018年05月16日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 あついあつい。

この春は晴れると、がーっと一気に気温が上がる。

おかげで山では藤の花はとうに終わり、かわりに朴の花が咲き、

山法師も白い花を葉に乗っけている。

いつもより2週間くらい早いかも。

 

クロさんはからだが黒いから、あつさに弱い。ふうふう。 

 

 

 包丁収納。

個人的にボックスタイプは苦手で、それはわたしが洗った後、拭かずに収納するからで。

マグネットに貼りつけるタイプなら自然乾燥してくれる。よしよし。

 

 

今までの包丁は、陶器の板にこうやってマグネットでくっつけていたのだけれど

陶器が割れたので、父ちゃんにバトンタッチ、木の板に交換しました。

こういうものでも買えばどうやら高いらしい。

うちだと板は仕事場から出る廃材だし、このマグネットの板も

100均で売っている。

ボンドでつければ完了。

 

家をセルフビルドで建てたくらいだから、これくらいは日常茶めしごと。

なんだけど、なかなかすぐにはやらないのが難で、数ヶ月以上放置だった。

 

おまけに包丁から落ちる水滴が流しと壁の間に落ちることが判明。

板を立てて水滴受けに。

こういうこまかいところのツメが甘いのがうちのやること(わたしもです)。

 

父ちゃん、もう少し板を厚くしてくれればよかったのに・・・。

などと文句ばかりが出そうになるけれど

すぐに板が出て来るなんざ、なかなかできないことですし

特殊ボンドも持ってるし、アリガタヤアリガタヤー。感謝しております、ハイ。

 

 

 

 


コンクリートミキサー車頼む

2018年05月07日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 4月28日。晴天。

今年のGWはコンクリートミキサー車が来るところから始まる。

 

うちは結構寒い中山間地で、コンクリート作業をできる季節が限られる。

コンクリは少しでも凍結するとうまく固まらずほろほろになってしまうから

11月はまあできるけど、12月から3月は施工しない。

逆に真夏も急乾燥してしまいヒビ割れになりやすいから、これまた避ける。

GWはコンクリにうってつけなのだ。

 

    あまりの重労働に写真を撮り忘れました。

 

朝、近くのコンクリート業者さんに1立米持ってきてもらう。

1立米で14000円弱。これをすべて手で練るとものすごい労力(経験しました)。

今回は施工面積も広いしミキサー車にお願いする。

 

まずは車を乗り入れる斜面。

引っ越し時にコンクリを流してはいたのだけれど、シロート施工だから部分的に薄く、

15年で割れてきていて、まずはここを補強補修。

ミキサー車から流されるコンクリートをスコップやトンボなどでならす。

これだけでも汗がポタポタ落ちてくる。

 

 

    

さて本番は勝手口から風呂の焚き口への犬走り。

この家を作って住み始めて15年。

今まで犬走りがコンクリートで固めていなかったので

雨の日はすべって転ぶし、足はぬかるみにハマるし、ずっと困っていた。

ようやく犬走りが作れる。しかし遅すぎやしないか・・・。

 

先ほどの車乗り入れ口にミキサー車から流されたコンクリを一旦貯めておき

そこから家族総出でバケツリレーをしながら、階段を登り、家の裏手まで

0.6立米ほどのコンクリを持ってくる。

ミキサー車のおじさんが「これ、手で運ぶん?」と笑っていた。

そうです、もしポンプ車なんて呼んでしまったら、何万円かかるかわからない。

そんなことはできない。

 

普通のバケツだと重さで壊れるから、鉄のごついバケツでバケツリレー。

寝ていた高校生息子もたたき起こし、いい仕事してもらう。

そうしないと終わらない。

 

 

 玄関横にもうちは扉があって、ここから裏に抜ける通路もコンクリで道つける。

 

いかにもシロウト施工のガタガタ。

運ぶだけでも大変で、左官なんて到底無理。

取り急ぎスコップなどで平らにして、もうそれでいい。

 

これが今年のGWの始まりでした。