チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

作業再開

2007年02月26日 | 家の中でつくるコマゴマ
 暖かくなってきて外に置いてあるバケツに張る氷が
薄くなってきた。そろそろコンクリを練っても大丈夫な時期。
(コンクリは固まる途中で凍るとぼさぼさになって
固まらなくなってしまう)
この時期の作業は汗もかかないし、きもちいい。

まずは玄関タイルの目地に白セメントを埋めていく。
これだけでも明るくなる。(前は灰色セメントだった)


車の進入路に水たまりが出来てたので、レンガを並べその内側に
セメントを敷く。コンクリを手で練ってもあんまり疲れない。
(練っていたのは父ちゃんだが)
  
通路に敷石ならぬ敷き木を埋めて歩きやすくする。
(ここは以前急な傾斜だったのを土留めして通路にしたのだ)
本当は枕木が欲しかったんだけど手に入らないから(買うと高いし)
解体材の栗の木を使う。栗なら腐りにくいしいいだろうと。
これからこの敷き木の間に腐葉土などを入れ、
グランドカバーしてくれるような草木を植える予定。
目標はいろんな植物が雑多にもくもくと生えてる庭。
いつごろそうなるのだろうか、先は長い。

うちは今そこここで鶏糞のかほりがただよい、
これを嗅ぐと「春だなあ」と思うのであった。


箱好き

2007年02月21日 | 作品
      
 箱が好きでよく作っている。
それは仕事があんまりなくて忙しくなくて、
のんびりしてるからでもある。

でも素焼きのときによーく乾燥させてないと
ばごーんという音とともに粉々になってることがあって
そういうときに限って、注文品の横にこれが置いてあったりして
被害を被ることとなる。

昨年末の共同展にこればっかり出してみたら、一個だけ売れていた。
それは知人の絵描きさんが買ってくれたのだった。
「申し訳ないなあ」と思うんだけどちょっとうれしい気持ちもある。

これからこんなかんじのものを増やしていく予定で
さらにお金がなくなる予定。

 

アンダーグラウンド写真館

2007年02月16日 | どこかへでかける

朝から風が強く牡丹雪が横流れに飛ばされる、寒~い日。
仕事を午前中で片をつけ、車で40分くらいの隣町(田舎に住むと車で一時間以内はすべて近所)にある喫茶「甘露-あむりた-」へ。

湿気を含んだ冷たい風のなか、お店に入るとちょっと古めの灯油ストーブがつけてあってほんわか暖かい。
このお店は地下が広く、ギャラリーになっていてとってもすてきなスペースなのだ。今日は「アンダーグラウンド写真館」言葉通り。
この近所の人、ちょっと離れてる人、年齢も職業もまちまちの
いろんな人が自分のまわりを写真に撮ったもの。
自分の娘の部屋を撮った人、出歩いた先を撮った人、自分の近所や
家の中を撮った人…。
ひとりの撮った写真を見ることはあっても
たくさんの人が撮った写真を一度に見ることってあまりない。
ひとりひとりの目に映ったものが楽しい。

見おわったあとはチャイとサモサのセットをいただく。
寒い日にはまた一段とおいしい香りの強いチャイと
揚げたてのサモサ。
ひとりで喫茶店でお茶を飲むのって何年ぶりだろう。(10年以上?)
ここのお店の心地よさだったらひとりでお茶を飲みたくなる。

そのあとは友人ふたり(ひとりは初めてお会いしたんだけど初めてって感じがしないでしたが)と会うことができて、山に越してきてから
友人に会うってことがまた一段と楽しく感じられるなあ~感。


迷い犬---03

2007年02月13日 | どうぶつに会う

うちの近所にこの犬が出没しはじめてはや3週間近くになる。
とうとう父ちゃんはドッグフードを買ってきて
朝たくさん食べさせるようになった。

自然とうちにいる時間も長くなり、徐々に敷地内でも
母屋に近づいてくる。

心配なのはこの方たちで、犬のニオイがするから外でトイレしなく
なってしまった。チイは隣の田んぼのあぜでコロンコロンするのが
好きだったのにしない。タマはわたしが朝、いぬをなぜなぜして
ごはんをあげてるのをジーッとねばっこい視線で見てたし。


うちの地区の集まりで近所の人に聞いたところ、このいぬは結構
有名になりつつあり、一部の人は「保健所に通報せんと…」と
言っているらしい。
一方、いぬにごはんをあげてるのがうちとお隣さんと、
さらにもう一軒あるらしく、そこの敷地にいぬがふらふらと
入っていくのをわざわざ跡をつけた父ちゃんが目撃。
なーんだ、みんなによくしてもらってるじゃん、ほっ。

しかしこのままでずーっといけなくなってきてるのかもしれない。
この今の状況はいぬにとってもわたしたちにとっても
心地いいんだけれど。


健康おたくの風邪の対処法

2007年02月08日 | 我流しぜんりょうほう
 わたしはよく風邪をひく。月に一度くらいは調子を崩す。
喉が痛い→洟も出る→熱も出る→咳になって長引く
これがだいたいの定番。
今回は息子の咳風邪がどうやら感染ったようで喉が痛い。
鼻水もすごい。


そこでまず大根湯。大さじ3の大根おろし、その10分の一のショウガ、大さじ1のしょうゆを大きめの椀に入れ、そこへ熱々の番茶を400ml注いで、ふうふういいながら飲む。けっこうたくさんある。


大根湯でカラダの血の循環をよくしておいてその上こんにゃく湿布。
こんにゃくを10分以上ゆでて、熱々をタオルにくるみ患部にあてる。
今回はのどがいがらっぽく痛いから、のどへ。


次に汗をかきたいから足湯。42-45度の熱めの湯をバケツにいれ
6分くらい暖める。湯が冷めたら熱湯を足す。


さらに!寝る前に橋本七度煎!
小さい頃から家に常備されてて懐かしいニオイ~。
これだけだと苦いからハチミツを少々たして。

さてこれだけやって結果はいかに?!


今朝、寒気もなく起き上がれました。
体力もあるし顔色もまあまあ。治ったのかな?
と思ったらのどがまた痛いー。ううむ。またやるか。

迷い犬それから

2007年02月06日 | どうぶつに会う

昨年、編み物をちょこっとやりはじめた。かぎ針の。
なんでかしらないけど、よれよれにしかできない。
(編んでいく過程が自己流でむちゃくちゃだからだろう)
よれよれなりにがんばってようやく携帯入れができた。
ちょこっとアプリケ(?)も入れつつ。
すでに何年も使ってる雰囲気。


さて迷い犬。

昨日夕方父ちゃんが「おおい!犬が来たぞおー」と叫んだので
ネコのカリカリごはんをつかんで外へ出ると
いましたいました。
しつこく父ちゃんが「うちの近くでえさあげちゃだめ」と
うるさいので、少し離れた所にかりかりごはんをこぼすと
食べる食べる。そりゃこんなに痩せちゃうくらいだから。

それからお隣さんの畑に大根を貰いにいって
そこで奥さんと犬のことを話していたんだけれど
「なんかね、かわいそうやて。役所に通報されんといいけど」
と言っていた。
お隣さんが生き物好きな人なのでほんとうれしい。
(赤蜂の巣も取らずにおくし)
もう一軒のお隣さんもどうやら食事の残りをあげていることが判明。


今朝ふたたび父ちゃんが「おおい!犬がごはんもらいにきたぞおー」
って叫ぶ。今度は父ちゃんが自ら率先してごはんをあげにいった。
最初とはえらい違いだ。(情が少しずつわいてるのだろうか。)
犬はここら辺が居心地がいいとわかって、うらうらしている。

今日の昼には生協の配達員さんに向かって吠えた。
声を聞いたのは初めて。それだけ元気になってきたのかな。
おしりの下に丸まっていたシッポも徐々に復活していて
現在、水平くらいまで立ってきた。

この先どうなるかな。
タマは「あたしはいやーよ!犬なんてきらーい」と言ってるが。


迷い犬

2007年02月03日 | どうぶつに会う

ここのところ、うちの近所にやや大きめの雑種の迷い犬が
出没している。柴犬と秋田犬を混ぜたような犬。
痩せていて歳も取っているようだ。
食べ物がないんだろう、うちの生ゴミをあさっていた。
(うちの生ゴミなんて肉や魚の類いはほとんどないのに。)

この日(水曜日)はうちの風呂焚き場の近くの、
陽が当たって暖かいおがくずの山にちんまりと横たわっていた。

写真を撮ってるといやなのか、重い腰を上げる。
「いいんだよ!ここにいて」って言っても裏山へ行ってしまった。
父ちゃんは「だめだよ、情がわいちゃうし。」と言って
犬がうちの周りに来るのを困った顔してみてる。
「絶対にえさとかやっちゃだめ」って言われてるんだけど
こっそり夜、うちから少し離れた岩場の上にネコのえさを
置いてきた。


次の日(木曜)は寒波が来てすごい冷える。
一時的だけど雪がふあーっと降る。
「こんな寒い日、あの犬はどうしているんだろう」と
父ちゃんに聞くと「犬なんてみんな外で飼われてるでしょ」と
すげない。

寒い中掃除機をかけようとコタツ布団を上げるとチイが
どかない。おまえはええのぉ。
置いておいたネコのごはん、犬は食べたかなと思って
見に行くときれいになくなっていた。
しかしうちのタマがゲフ~といった顔つきで昼頃帰宅。
こいつに食べられてしまったかも‥‥

金曜日、朝から名古屋へ出かけた。
夜帰ってきて晩ご飯を食べてると、遠くから犬の叫ぶ声が
聞こえた。普通の声でなく何か助けでも呼んでるような叫び声。
気になって軽トラでちょっと見てくる、と言ったら
父ちゃんが代わりに行ってきてくれた。
結局、犬は見あたらない。今晩も冷える。

土曜日、ほかほかと暖かい小春日和。
父ちゃんが大きい声で「いぬいたよ~」。
ああ、よかったー。「じゃあごはんあげてもいい?」
「うーん、遠くでね。」

ほんとはうちで飼わないならごはんなんてあげてはいけないんだろう。
それはよくわかってる。でもあんなに歳を取ってから捨てられて
寒い中たべものもなく歩き回っているのを見てるだけっていうのはどうしてもつらすぎる(わたしが)。
飼い主はどうしてこんなことをしたのか。
畳の上で死ねんぞ!