チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

パン焼きその後

2009年02月27日 | 今日のメニュー




 2/4あたりからもそもそと続いているパン焼き試行。
でもこの電気パン焼き器だと、食パンの皮がぶあつくかたく
コドモは耳残すしおとうちゃんも残しはしないけど苦言。
ちょっと嫌気がさしていたころ、食パンの型をいただいた。
うちにも同じような型があるから、これで2本一気に焼ける。
光熱費が削減できる~(こういう節約にわたしは異常にこだわる)。

そこで「堀井和子の1つの生地で作るパン」のレシピで食パンを作る。



もうだいぶ古い本だからヨレヨレ。



でもオサレだわー。

このレシピを使って
・練りはパン焼き器にやってもらい
・焼きは電子レンジオーブンで焼く
にしてみた。

焼きをガスオーブンでやりたかったけど、こちら温度管理がまったく出来ず
何度かさっぱりわからないので、天然酵母のときは活用してたけど
今回は慎重に電気で温度をキメて、焼き時間を庫内をチロチロ見ながら
測る。

今回はおいしくできました。成功成功。
さて次回はガスオーブンで・・・。



スローな窯にしてくれ(って書いてちょっと嫌気がさした)

2009年02月26日 | 作品

  今回の窯は体調を壊したこともあったけど
ヒジョーにおっとりと準備して焚いた。
いつものように「何日に発送するからこの日までに焚いて」とかの
逆算スケジュールとかなくて。

 (今回は食器だけで焚いた)

思えば独立してから長いこと
「注文でも展示会でもないのに、作りたいからほしいから作ってた」
ということをしてた。
生産性はないんだけど。
今回もちょびっとそれが復活。
春は仕事が少なくてほんとはヤバいんだけど
まあこういう時間はここ最近持てなかったし
お金はあまり入らないけど。
さあこの次は何つくろー何つくろー。

陶器でまた「椅子」もやりたいし
「棚」とかもほしい。
なんだか木でやった方が早そうなんだけど・・・。

いきなり花粉舞う

2009年02月24日 | 日々のつれづれ
 日曜日。天気もいいから薪割り、薪運びを、と思って
外に出たのが運のつき。
いきなりくしゃみ・鼻水が止まらなくなって、のどが腫れ、微熱も。
風邪かと思った。
お昼ご飯の用意をして、もうそれで起き上がれない。
お父ちゃんそれをみてイライラしてるのかな。
バキバキ巻き割ってドコドコ薪運ぶ。いやーすまないねえ。

                                                     
 もう午後はずっと寝てしまった。
アタマモウロウとしてる中、夕方写真撮った。



モウロウとしてるのに、友人からもらってあった無農薬みかんの果汁を絞り
甘過ぎに作っちゃったマーマレードに足して、再度煮る。
鼻が詰まって味見してもよくわからん・・・。


今年はいきなり来た。
わたしはここ何年か春の花粉症は収まっていたのですごくショック。
それだけ花粉の飛んでる量も多いのかな。
とりいそぎ、鼻洗浄です、フガフガ。




タマというねこ

2009年02月22日 | 愛しいねこたち

 タマっていう名まえの猫はわたしのまわりでも4匹いる。

よそのタマはどんな性格なんだろう。
親バカですが、うちのタマはとてもよい猫だと思う。
どこがいいのか。
それは
「ひとにからんでくる」ってこと。 

 

タマは外が好きな猫なので(チイは家の中の方が好き)
朝から巡回しに出かけて日中は留守することが多いんだけれど
家に帰って来るとこう、ひざに乗ったり。

 こんなことされてもなぜか逃げないし。
                                                   (嫌ではあるんだけど)

ある日の夜のこと、息子は親に叱られ泣いて泣いて
ひとりベッドに入らねばならなかった。
するとそれまで薪ストーブの横で寝ていたタマがふと起きて
階段をするする上がり泣きながら寝ている息子のいる部屋へ入っていったのだ。
しばらくすると「ようやく寝たわよ」てなカンジでまた階下に降りてきた。
偶然?それでもすごいよ、タマ。


ちょっと前、わたしがこの家にひとりで留守番している夜のこと。
運悪く咳き込みが激しくて喘息になってしまった。
吸入剤を用いてなんとか発作は収まったけれど
ひとりだし夜遅いしとても心細い。
ふと「タマ、タマ、心細いよ、一緒に寝てくれない?」と口にしてみた。
するとタマはわたしが就寝すると同時にベッドに来て
枕元で寝てくれたのだ。
いつもは早朝にしか布団に来ないし、来ても足下で寝てるのに。
それはほんとびっくりした。
気持ちって通じるんだ。


悲しいときや滅入るとき、このふわふわをだっこするだけで
ほーっと気分が軽くなる。
「ああ、なにがあってもこのだっこがあるから、ダイジョーブ」

もちろんチイだっていやしてくれる、んだけど
なんというかタマはまた違う、なにかを持ってる。

猫といっしょに暮らしている人、暮らしていた人
この気持ちわかる人多いと思う。
ほんとだいじな存在。





スーパーとんからしらすみそ

2009年02月19日 | 今日のメニュー
 ここのところたべもののことばかり取り上げてる。
ここのところこれといって遠出することもなく
窯焚き前の地道な作業が続いているからで
食べることが一日の楽しみ、という
拘置所にいたときの佐藤優のような心境。

 命名・スーパーとんからしらすみそ

 とんからしらすみそっていうのは、ここ旧福岡町の特産品。
(以前紹介しましたが)
http://blog.goo.ne.jp/titama0157/e/eab7d530e6c058fcdf73f692835a9dd7

この味噌は実は名まえほど辛くない。むしろ甘め。
ちょっとモノタリナイ・・と思っていたところ
近所に住む通称・猫おじさん(失礼、うちの子がそう呼んでいます)から
唐辛子粉をいただいた。
これをとんからしらすみそに混ぜてネリネリネリネリ・・・。
できたのが「スーパーとんからしらすみそ」。
赤みが増していかにも辛そう。

これを名古屋名物味噌煮込みうどん(名古屋人は冬場これを食べねば生きてゆけません)に投入。
ふうふうあつあつ、うまいうまい・・・と思ってたら
辛いよ!辛い!(ちょっぴし痛い)でもこれがまた焼酎に合ったりしてね。
おとうちゃんはダメです、カプサイシンアレルギーなので。


追記/名古屋人は一家に人数分の味噌煮込みうどん用小型土鍋を持っているという。
かくいううちの実家も家族の分だけ揃っていた。
大阪人でいうたこ焼き焼き器のようなものか。
しかし半田に住む友人から「名古屋人のうちには家族の人数分だけ
鉄板(喫茶店でナポリタンを頼むと出て来るやつ)を持ってるんでしょ」って
言われたことがあって「ああ、そういえばうちの実家にもあるよ」って
話してたっけ。
名古屋人の台所はものすごい重たいものばかり揃えてることになる。


ちょっと干す

2009年02月17日 | 今日のメニュー
 2月にもなるともう大根は畑から抜いてしまわないと
うちは霜にやられて巣がはいってしまう。
一気に抜いちゃって、新聞紙にくるんでビニール袋に包んでいたら
「大根は、生、切り干し、ちょっと干しと3パターンに分けておくと
いいわよ。ちょっと干すだけは日持ちしないけどおいしいの」
と教えてもらって、それをすぐやるわたし。

 

こういう切り方だと手間がかからないし。
これで2日ばかり干してみた。



今晩はその煮付け。
干ししいたけと肉団子と煮てみた。
肉団子は長いもをすって入れたんだけど、入れ過ぎたかぼわんぼわんに。
しかし大根はうまい!味がしみしみ。
一気に細い大根3本煮てしまった。
爆発したコロッケと、菊ごぼう味噌、ワカメの酢の物も加わり居酒屋メニュー。
寒いしお湯割りがすすむ。


さてエセ酵素玄米(まあ、小豆玄米ごはん)ですが。


炊飯器で保温5日目。
普通だったらぱさつきそうなもんだけど、なぜかもちもちしてる。
おにぎりにしてみたら、赤飯ちっくになった。
うん、うん、うちはこれでいいわ。
保温の電気代が気になるしせいぜい4、5日キープでよかろう、というのが今のところ。

これでいいのだ

2009年02月15日 | 今日のメニュー
 昨夜の夕飯(シンプルです)

 赤いごはんがあるでしょうー、これ小豆玄米ごはんです。
「エセ酵素玄米」というか。


先日「N式酵素玄米講習会」に誘われて行ってきた。
実はこの講習会10年くらい前にも一度誘われて行っている。
今回も同じ先生とその息子さんが来ててちょっとびっくらした。


このN式酵素玄米というのは、かなり特殊な炊き方をする。
一升の玄米を浸水せず小豆、特別な塩を混ぜて内鍋のついた「平和」というメーカーの圧力鍋を使って炊く。
火の加減などが難しく実際言われた通りに炊くのは試行錯誤がいるだろう。
炊いたあとの玄米は専用の保温ジャーで保温し3、4日以上保温した後
ようやく食べる。
入会すると「平和」の鍋、保温ジャー、ざる、計量カップ、玄米、塩など
セットで8万円弱で購入できる。うーむ。
(その前に「鍋の中でプラズマが、オーロラが・・・」といったくだりがあり
これで腰が引ける人も少なくないだろう。わたしがそうだった。)

10年前も買わなかったけれど、もちろん今回も買わない(まあ買えないし)。
でもこの保温7日目の酵素玄米が驚くほどおいしいのだ。
ほんとにもちもちで餅米みたいで(試食用だけ餅米入れてないかと疑惑持つくらい)。

mixiなどで検索するとわたしと同じように「この酵素玄米のうまさには惹かれるが鍋を買いたくない」という人が結構いてコミュを作ってた。
(もちろんN式酵素玄米信奉者のコミュもあります。それとは別。)
みんな自分のうちにある鍋で苦労してナンチャッテ酵素玄米を作ろうとしていた。
ここをのぞきながら、うちにある鍋やもらったかむかむ鍋で、なんとかもちもち玄米ごはんを炊こうと試行錯誤が始まった。
(おとうちゃんはなんとこのコミュに入ってしまった。感化されやすいひとだ。)

写真は古い象印炊飯ジャーで小豆、市販の塩を入れた玄米を炊き
そのまま保温して4日目の小豆玄米ごはん。
炊きたてよりもあきらかに赤みが増してもちもち度もアップしている。
これはなぜなんだろう?
それをシロート判断であーでもないこーでもないと話しつつ
夕ごはんは消化されてゆくのであった・・・。



comcomなべ has come

2009年02月14日 | 今日のメニュー
かむかむ鍋を知っていますか?

 

こうやって水を入れた圧力鍋(うちのは古いタイプのフタをがらんがらん回すやつ)の
中に入れて玄米を炊く土鍋。
これをいただけることになった。すごくうれしい!
最近小豆と塩をいれた玄米ごはんに熱を上げており(またハマっている)
おいしく炊ける方法を探していたから。
よーし、これで炊いてみるぞうー。


 これ、中津川名産「菊ごぼう味噌漬け」

最近までこのおいしさを知らなかった。
友人kaeruさんから教えてもらって、その日から菊ごぼうの香りのよさと
麹のうまみにすっかりとりこになり、焼酎のお供に欠かせなくなった。
菊ごぼうもうまいけど、それを漬け込んでる味噌がまたいい。
これ、ごはんにも絶対あうー。小豆玄米ごはんにも絶対あうー。


今日はこの味噌漬けを買いに中津川駅前にあるクラシカルな店に行ってみたところ
「漬け物用みそ 1キロ300円」と書いた貼り紙発見。



お店のおじさんに聞くと、味噌漬けの味噌だけ売ってるとのこと。
「これはにんじんとか野菜を漬け込んでもうまい、それに肉ね、肉もうまいよ、豚の薄切りあるでしょ、あれに塗ってくるくるっと巻いて焼く、これもうまいしね、魚漬けてもうまいよ、味噌が茶色になるまでだいじょうぶだから、そう、味噌で野菜炒めるのもいいよ、うまいよ」
ということで、この方、きっと毎日のようにこの麹味噌をなんらかの
調理法で食べてみえるんでしょう。
すらすら出る。
そりゃあ買いますよ。だってこんなにおいしいのがお安いし
やってみたくなるでしょう、そこまで言われたら。


さて今後のごはん、楽しみです。

♪KID BLUEのシャツダブルガーゼ天然生活

2009年02月12日 | 日々のつれづれ
 タイトル、写真はヤフーオークション風にしてみました。

先日大須の量り売りで購入したKID BLUEのシャツ、
ダブルガーゼでとても肌触りがいい。
    

3円/gで500円ちょっとした。
しかし量り売りで買い物してると、この500円ちょっとが高価に思えて来るからおもしろい。



袖口もカワイイし、年甲斐もなく・・・とは思ったけれど
まあ作業着にでもできるし。
で、今日着てみて「ん?」と。
もしかしてこれパジャマだった??(下のパンツはないけど)
もともとKID BLUEはホームウェア、下着やパジャマのブランド。
ありえないことじゃない。
しかしパジャマにしては生地がいいしふつうに着ててもまあわからんだろう。
ということでそのまま普段着にすることに。

しかし売ってる側の人、気がついたかな。

コメ兵の買取専門員ってすごい勉強してるらしい。
古いものから細かいレアものとかまでよく知ってる。
以前、高校時代に着ていた45RPMのGジャンを売りに行ったところ
近所の古着屋ではあまりに古すぎて買い取ってもらえなかったけど
コメ兵はランチの代金分くらいは出た。
20年近く前の古着の買い取り価格としてはかなりいいと思う。
ありがたやありがたや~。




実家洗面所を改装

2009年02月09日 | 家の中でつくるコマゴマ
 わたしの実家を改装。
場所は洗面所。
住み始めて30年近く経ってるから、湿気などで壁紙がはがれ
そこにカビもはえていた。
こういう物件を見るとウズウズする。
母の「ここもなんとかしなくちゃ・・・」という気軽なひとことをとらえ
やりましょう、やりましょう、ということに。

 

もと壁は軽カルボードに壁紙を貼ってあるだけという洗面所には不向きな造作。
すでにべろんとなってるのを剥がしていくけれどうまく剥がれない(上写真)。

 

そこで持参のサンダーで落としていくけれど、ものすごい粉塵。
マスクしてるけれど鼻の穴は真っ白。
目の中にも飛び込んで来る。

最初はわたしひとりで作業するつもりだったんだけれど
お父ちゃんも手伝いに来てくれて助かった。
ひとりだったら2、3日はかかってた。



  
しかしサンダーをかけても表面はなめらかにならない。
どうしても壁紙が残る。

ここで「ああー剥離材あったらよかったね」とか言ってみるけれど
もしここで剥離材を使い始めたら一日では到底終わらない。
じいちゃんが帰って来るまでに仕事をすべてやりおえねばならないから
それは無理。
「ペンキを重ね塗りしてこの壁紙の残りを固めよう」ということに。



ペンキは薄めず1~2度塗り。
壁紙にすーーっと染み込んでいく。
乾燥も早い。



よくみると剥がした跡のでこぼこがよくわかる。
ゴーインに上から塗り固めたんだからしょうがない。



なんとか夕方までに作業は一旦終了。
このあと棚が足りないということでホームセンターまで走り棚板を買い、次の朝ふたたび作業続行。
買ってきた棚板にペンキを塗り、棚受けで棚を設置し大方完了。



近いうち洗面器のあたりにタイルを貼る予定。
このタイル貼りがこれまた好きな作業なんだな。
うふふふふ。