トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

ホッと一息

2007-04-06 20:34:13 | 
何とか無事に一週間が終わりました

月曜日に離婚届を出して今日は扶養手当の手続き、児童手当の手続き、
をしに役所へ

離婚すると手続きが大変と聞いていたけれど、本当にいろんな手続きが待っている

これから家庭裁判所で子供の氏の変更をしなくちゃいけないし
健康保険の手続きもするし、おまけに離婚の引き金になったあーちゃんの
認可保育園の申し込みもしなくちゃ

他にも細かい手続きがいっぱい残っている

名前は旧姓に戻さなかった
もし戻していたら免許証とかいろいろ変えなくちゃいけなくて
もっと大変だったなと思った

仕事が終わってから役所の終わる時間ギリギリでやっているから
なんだかちっとも進まない

「まあ。ボチボチやるか」と思っていたら役所の人に
「これと、これは早急に!」と念を押されてぼんやりしてられないみたい

こうやって手続きを進めていても、離婚をしたという実感がわかない
働いていても、これが現実に自分に起こっていることなのかピンとこない
気がする

でも家に帰って夫がいない生活にはすっかり慣れてしまった
子供達も夫の事は何も言わない

「今度の日曜はお父さんと会う日だよ。お父さんの部屋に置くおもちゃを買ってもらいなさいよ」と言ったときだけあーちゃんが「やったー!」と喜んで終わり

子供達もまだ実感が湧かないのかもしれない

お兄ちゃんはおばあちゃんが実家に帰っていく度に大粒の涙を流す
「明日も来るのになんで泣くの?」と聞かれても返事もせずに泣いている

一通り泣くとまた落ち着くんだけど。。。。
こっちもまだまだだなぁ。仕方ないか。

母が帰りがけに「ようやく、ばあちゃんも落ち着いてきたよ。家に帰っても掃除も
洗濯も出来ないし、冷蔵庫の中身も見てなかったけどようやくやる気が出てきた」と言った

「ばあちゃんもいっぱいいっぱいだったね」と言うと
苦笑いしながら
「なんだかね。生活の流れができるまでが大変なんだよね。」

本当に少しずつ同じ毎日を積み重ねていくしかない
変わってしまった毎日が当たり前の毎日になるように。

今日も聞いてくれてありがとう



初出勤

2007-04-02 21:40:35 | 
十二年ぶりの出勤でした

一日中緊張してた
返事ひとつもドキドキ。電話を取るのなんて口から心臓が飛び出そう。。。。

それでも一日は終わった

帰りに役所によって、離婚届を提出。
子供の手続きの説明を聞いて、沢山の書類を貰って帰ってきた

実家から母が来てくれて、お弁当を用意してくれていた

息子は夫がいなくなってから留守番が出来なくなってしまった
少しでも遅いと「寂しい。心配」と言う
母が心配して春休みが終わるまで通ってくれると言った

「掃除も洗濯も買い物もしてあげるから、ちっこは仕事とこの生活に慣れることだけ考えなさい」と言ってくれた

母の必死さが伝わる
先走って頑張りすぎる母。
誰に対しても心配だったり助けてあげたくなるとわき目もふらずに突き進む

そういう姿に私はいつも戸惑っていた

今は母も娘の突然の離婚に戸惑っている一人の人なのだと思えるようになった
娘に孫に何かせずにはいられないのだ

母自信が安心するまで止められないのだろう

戸惑いつつも感謝してありがたくしてもらおうと思った

夫との離婚はどうしても埋らなかった母との溝を埋めてくれる結果となった

夕方夫に手続きの事でメールを送った
夫から電話でフランチャイズを辞めて就職活動を始めたのだと告げられた

誰もがそれぞれにいろんな思いを抱えて進んでいく
でも目指す気持ちはみんな同じ

雨上がりの虹に向かって歩いている気がする

今日も聞いてくれてありがとう