Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

【追加参考資料】日本におけるカトリック教会の司祭数の推移

2008年07月09日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

【追加参考資料】■ 日本におけるカトリック教会の司祭数の推移をご紹介します。
(「カトペディア '92」を参考にしました。)

1971年 1,936人
1972年 1,901人
1973年 1,960人
1974年 1,917人
1975年 1,923人
1976年 1,966人
1977年 1,908人
1978年 1,905人
1979年 1,916人
1980年 1,853人
1981年 1,897人
1982年 1,849人
1983年 1,865人
1984年 1,838人
1985年 1,812人
1986年 1,816人
1987年 1,804人
1988年 1,814人
1989年 1,879人
1990年 1,784人
1991年 1,784人
1992年 1,793人
1993年 1,766人
1994年 1,728人
1995年 1,758人
1996年 1,736人
1997年 1,735人
1998年 1,719人
1999年 1,714人
2000年 1,694人
2001年 1,633人
2002年 1,658人
2003年 1,621人
2004年 1,597人
2005年 1,516人
2006年 1,523人
2007年 1,489人

【コメント】約20年の間に日本では400名のカトリック司祭が減少している。1990年から2000年まで10年で100人減少、2000年から2004年の間に4年で100人減少、2004年から2007年まで3年で100人減少。


■ 聖ピオ十世会の司祭

1988年 200人
2007年 480人

【コメント】約20年の間に聖ピオ十世会では280名のカトリック司祭が増加している。(20年間のうちルフェーブル大司教様をはじめ約10名ほどの会員が亡くなっている。) 多くの讒言、嫌がらせなどにも関わらず。

 主よ、我らを憐れみ給え!

============
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ <= クリックで応援して下さい。兄弟姉妹の皆様の応援を感謝します!
============
【関連記事】


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Sacra Virginitas (ヨゼフィーナ)
2008-07-12 23:39:46
曙町のごミサではいつもお世話になっております。

この記事を読んで、ピオ十二世教皇様の回勅「聖なる童貞性について」を思い出しました。
二年ほど前に読んだのですが、とてもとても美しい、すばらしい内容に感激したのを覚えています。
教皇様がこの本の中で、「童貞性」とは聖なるものなのだということを、はっきりと示してくださっているのを、嬉しく思います。

この回勅を読み返すたびに、辞めてしまった司祭、修道者の方々のことを思い、本当に残念でなりません。
返信する
教皇様、司教様、神父様たちのために、ロザリオの祈りをたくさんお願い致します。 (Fr Thomas Onoda)
2008-07-17 13:21:05
アヴェ・マリア!

ヨゼフィーナさん、こんにちは!

 統計によると、第二バチカン公会議以後、2万名以上の司祭が司祭職を辞められたそうです。

 一体何故でしょうか?

 ヨゼフィーナさんにはもう分かっていると思います。分からない方々は、ワールド・ユース・デイに代表される第二バチカン公会議後の典礼を見れば、その答えが分かるでしょう。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2418692/3135115

 それでも、米メジャーリーグ・サッカー(MLS)の選手が、カトリック教会の司祭となるためチームを離れる決断をしたという例もあるので、指導層の典礼改革の計画にもかかわらず、信徒の方々はもっと真摯です。

http://news.ameba.jp/world/2008/07/15793.html

 主よ、我らを憐れみ給え!!
 聖母の汚れ無き御心よ、司祭らを守り給え!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.

返信する
Unknown (ヨゼフィーナ)
2008-07-18 00:37:14
神父様、お返事ありがとうございます。

>指導層の典礼改革の計画にもかかわらず、信徒の方々はもっと真摯です。

ルフェーブル大司教様の公開書簡にもありましたね。
「現代において、若者たちは昔と同様に、物惜しみしません、彼らは寛大です。彼らは、自分自身の奉献を切望しています。欠陥があるのは現代なのです。」(公開書簡・その7)

本当にその通りだと思います。
(このサッカー選手の方はsspxとは関係ないのでしょうか?)

司祭、修道者の召し出しがたくさんたくさんありますように!
返信する
参考資料です (Fr Thomas Onoda)
2008-07-18 11:58:36
アヴェ・マリア!

ヨゼフィーナさん、
 こんにちは! この選手は特に聖ピオ十世会とは関係ないようです。

 追加情報として、日本では、2003年のカトリック司教協議会秘書室広報の発表によると、


 2003年6月1日現在、日本の全司祭1732人(そのうち91人が海外で宣教または勉学中)の平均年齢は60歳、60歳以上の司祭数は998人で全体の約57・6%です。

 ここ30年、高齢化は急速に進みました。司教協議会秘書室研究企画によると「今後15年のうちに司祭数は半分から3分の1になると予測される」とのことです。つまり、2018年には日本にはカトリック司祭が、530名ないし870名程度になるということです。

http://blog.goo.ne.jp/thomasonoda/e/ed5805028f20c8e90d0044a1a245de3f

聖母の汚れ無き御心よ、我らのために祈り給え!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.
返信する
司祭の数・・、司祭としての資質・・、ある小教区の現実・・ (1)
2008-07-18 16:38:49
 1987年の司祭の数と、20年後の2007年の司祭の数の比は、およそ18:15になりますね。私の印象では、小教区の神父様の人数はさらに加速して減っているようです。

 3人おられたところが1人、2人おられたところが1人、2つの小教区に3人おられたところが1人、というくらい減っています。

 療養中やご高齢で司牧ができなくなった方が多いのか・・・、
司祭の肩書きゆえの大学教員として、大学で〝研究〟(?)だか〝教育〟(?)だかなさっているのか・・・、
司教様の社会・政治活動を理論的に支えるためにかりだされておられるのか・・・、
外国での宣教か・・・。

 そして、妻帯のお子さんのいる終身助祭の方が、叙階されていきます。そういう方が、自信たっぷりと憲法9条20条を守ろうという説教をミサ中に説教壇からされるのです。司教様のロボットのようです。気分が悪くなりますし、ショックです。

 教区の助祭叙階式、叙階式にかりだされて、うかがうことがあります。正直なところ、この方が本当に立派な神父様として育っていかれるだろうか、という疑問がわきます。周囲の世俗の青年のほうがよほどまともに育っているという印象を持つこともあります。要求水準が高すぎるといわれるかもしれません。

 しかし、司祭に叙階される方は、罪を裁く権能を付与される方です。それ相応の資質を備えておられる方に限ってほしいです。資質を備え、幾多の関門をくぐりぬけられた方のみ、叙階の秘蹟を授けて欲しいという思いです。

 では、なぜ、まともな青年が司祭を志さないのか?それは、小教区にどっぷりつかっておられる方なら・・、明らかなことです。これは、なぜ、まともな青年が教会に魅力を感じないか、と答えは同じです。

 優秀で、学校でも職場でもしっかり与えられた仕事をやりとげ、周囲からも信頼されるような方が、魅力を感じるような小教区ではないからです。私などすっかり慣らされてしまいましたが、ここは保育園か老人ホームか、と思うこともしばしばです。

 「アアメン!!」「アアメン!!声が小さい!!!」「アアメン!!!!!」

 「シャロオオム!!」「シャロオオム!!もう一度!!!」「シャロオオム!!!!!」

 「アレルウヤ!!」「・・」以下同様・・・

こんなことが、司祭と信者の間で主日のミサごとに繰り返されています。

 100年以上の歴史を持ち、旧祭壇も残されている小教区です。徳川末期からの信者さんの子孫もおられ、嘆きの声もありますが、大半は慣らされて、あきらめの境地です。新しく教会に来られた方は、「これがまさにカトリックだ」と思っておられます。おそろしいことです。 

       

       

      

 
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。