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中絶に関する国民投票についての公開書簡: 「ノー!」に投票する義務

2007年06月21日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

 兄弟姉妹の皆様、
 来月の参議院議員選挙に関連して、次の記事をもお読み下さい。

2月11日の中絶に関する国民投票についてポルトガルの人々への公開書簡
「ノー!」に投票するカトリック教徒の義務


 この記事のポルトガルという言葉を日本と置き換えて読んでみて下さい。


 日本の人々へ:日本の参議院議員選挙が早々と近づいているので、われわれは最大の緊急性をもってこの公開書簡をあなたたちに宛てて出します。なぜなら日本の人々は十字路に立っているからです。そして数日のうちに彼らの方向の選択は単に母胎における無数の無辜の生命の運命ばかりでなく、またわれわれの国家それ自体の運命をも決定するだろうからです・・・。

 中絶はいかなる国も「合法化する」あるいは支持することができない犯罪であるし、同性同士の「結婚」・男色もいかなる国も「合法化する」あるいは支持することができない犯罪であるからです。

 教会が常に教えてきたように、不道徳な法は全然法ではないのです。聖アウグスティヌス、聖トマス・アクィナスそしてすべての教皇たち、聖人たちそして教父たちは、カトリック教徒は単に不道徳な法を支持することを控えなければならないだけではなく、積極的にそれに反対し、たとえそれが法として施行されたとしてもそれに従うことを拒否しなければならない、と一致して宣言しています。

 あらゆる男女 - カトリックもそうでない人も - は中絶に反対しなければならない

 そして教会が中絶や同性愛を断罪していることはただカトリック教徒だけを拘束するだけである、あるいは近く行われる投票は「政治的」あるいは「社会的」問題であって、「宗教的」問題ではないと誰にも言わせないようにしましょう。政治は道徳によって支配され、そして道徳は自然法に由来します。

 中絶や同性愛は自然法の重大な違反です。自然法はあらゆる男と女の心に書かれており、そしてそれは何が善であり、何が悪であるかをわれわれに告げます。すべての人はその宗教あるいは国籍が何であろうともです。

 女性に同情をという誤った訴えによって左右されてはいけない!

 日本の人々よ、母胎内での殺人の主張者たちが困っている女性に対するあなたたちの同情を食い物にすることを許してはいけません。いかなる女性も彼女自身の子どもの破壊によって助けられ得たということは決してありません。中絶は女性たちに彼らの生涯の残りの間ずっととりつく恐るべき錯誤です。レズビアンを認めることも「同情」ではありません。

 秋田の聖母よ、日本のために祈り給え。
 秋田の聖母よ、日本の青少年のために、祈り給え。
 秋田の聖母よ、日本の女性たちのために、祈り給え。

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