Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

天主が、この世の創造主が、全能の御稜威が、私たちの傍に、いつも小さくなって隠れて、私たちを愛の眼差しで祝福しておられる名誉、この喜び。

2021年07月11日 | お説教・霊的講話
2021年6月20日(主日)聖霊降臨後第4主日のミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(大阪)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟姉妹の皆様、6月はイエズスの聖心の聖なる月です。

イエズスの聖心は私たちに、「イエズス・キリストがどれほど愛しておられるか、御自分の人生の全てが愛であった」という事を示しています。

1675年、聖女マルガリタ・マリア・アラコックを通して、イエズス様はこう仰いました。
「私は、この聖心の肉の心臓によって崇敬される事を望む。もしも聖心の御影(ごえい)が飾られるところであれば、私はありとあらゆる種類の祝別を以って祝福する。」

イエズス様の聖心が飾られた家、そしてその教会、村は、本当に歴史上多くの祝福と奇跡が行なわれました、たくさんの御恵みを頂いてきました。

ところで、イエズス様の聖心、この祝福が全て、愛とその祝福が全て詰まっているものは一体どこでしょうか?

イエズス様の御影は、聖心のこの御影(ごえい)はそのシンボルですけれども、実際私たちの目の前に、イエズス様の祝福のみならず、イエズス様御自身が、私たちを愛を以っていつも傍にいらして、そして全ての種類の御恵みをいつでも溢れるばかりに注ぎたいといらっしゃる、本当にいらっしゃる、イエズス様が在す、それが「御聖体」です。

ですから神学者たちは、カトリック教会は、口を揃えて声を揃えて、「イエズス様の聖心への信心と愛は、御聖体への信心と愛と全く一つである」と言います。

御聖体において、王である、愛の王である真の天主イエズス・キリストは、本当の宗教の天主、私たちに計り知れない愛と祝福をいつでも、みなぎるほど与えようと待っておられます。

ここまで愛された民が他にいるでしょうか。天主が、この世の創造主が、全能の御稜威が、私たちの傍に、いつも小さくなって隠れて、私たちを愛の眼差しで祝福しておられる、というこの名誉、この喜び。そして必要な御恵みはいつでも、私たちの為に与えられる。

兄妹の皆さん、「私たちは計り知れなく愛されている」という事をどうぞ知っていて下さい。

どのような事があっても、天主は、私たちと共に世の終わりまでいらっしゃるという、この計り知れない御恵みを知っていて下さい。

ところで、この御恵みと愛を受けた私たちは、この御聖体に対してどのような態度を今まで取ってきているでしょうか?御聖体のイエズス様は、どのような感謝を受けてきたのでしょうか?御聖体はどのような取扱いを受けてきたのでしょうか?

最も愛された人たちから、御聖体はむしろ、非常になおざりに、冷淡に、無関心な取り扱いを今現在でも受けているのではないでしょうか。イエズス様の家である聖なるカトリック教会の御聖堂から、世界中の多くから、イエズス様がその王座を奪われたかのように、隅に追いやられたり、聖像・御像が取り払われたり、御影(ごえい)が無くなったりしているのではないでしょうか。

イエズス様を拝領しようとする、聖体拝領しようとする人、あるいは「イエズス様を礼拝したい」という、「愛したい」という人々はむしろ、迫害を受けたり、それが出来なくなったり、あるいはそのような人々がますます本当に数えるほどしかいなくなってしまっています。

イエズス様はますます、例え極悪人であったとしても、例えどんなに悪い人がいたとしても、これほどまでも悪い取扱いは受けないだろう、というほどの取り扱いを受けているのではないでしょうか。

イエズス様が私たちを愛したがゆえに、その為に、ここまで御謙遜であったが為に、受けるその屈辱や冒瀆など、イエズス様が受けるその無関心と冷淡は、私たちは本当に口で言う事ができないほどです。

偽りの宗教を信じている人が、その偽りの神々に対してするような儀式の為にかけるお金や、その労力を見ると、私たちの本当の愛の天主に対してかける熱意はどれほどであるべきなのでしょうか。

愛する兄弟の皆さん、ですからこの6月の聖心の聖なる月には、イエズス様が今までお受けになった冷淡や、冷たい或いは冒瀆などを、できる限り償う事ができますように、お祈り致しましょう。

イエズス様の御聖体、またイエズス様の聖心の御影(ごえい)に対して、できる限りの愛と尊敬を以って示す事ができますように、お祈り致しましょう。ぜひ今日の御聖体拝領を、罪の償いの為に拝領なさって下さい。

マリア様にお祈り致しましょう。私たちが是非、マリア様の御心のように、そのマリア様の愛を以って、イエズス様の聖心を愛し返す事ができますように。私たちは非常に足りないのですけれども、マリア様が助けて下さいますように、お祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




2021年7月11日(主日)前後の聖伝のミサの予定:Traditional Latin Mass for July 11, 2021

2021年07月11日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア・インマクラータ!

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

愛する兄弟姉妹の皆様を聖伝のミサ(トリエント・ミサ ラテン語ミサ)にご招待します。

年間の予定はSSPX JAPAN MISSION CALENDARをご覧下さい。

今週末:2021年7月9日(金)7月10日(土)11日(主日)のミサの予定を再確定します。予定通りです。

【大阪】「聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂」 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2 EG新御堂4階 〒532-0002 (アクセス)JR「新大阪駅」の東口より徒歩10-15分、地下鉄御堂筋線「東三国駅」より徒歩2-3分(地図

 7月9日(金)  17:30 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭

 7月10日(土) 10:00 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭

 7月11日(日) 10:00 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭

【東京】 「聖ピオ十世会 聖なる日本の殉教者巡回聖堂」 東京都文京区本駒込1-12-5 曙町児童会館(地図

7月11日(日)主日ミサが三回捧げられます。

午前8時20分頃から準備が出来次第、告解の秘蹟を受けることができます。二階です。

09:00 ミサ聖祭 歌ミサ(ライブ中継をいたします)Facebook live

11:00 ミサ聖祭 読誦ミサ
12:30 ミサ聖祭 読誦ミサ

それぞれのミサの間にも告解の秘蹟を受けることができます。二階の告解の部屋に司祭は待機しております。

【お互いに社会的距離を取ることができるように、分散してミサにあずかっていただければ幸いです。】

【修道院】 

7月9日(金曜日)午前7時15分 ミサ聖祭

7月10日(土曜日)午前11時00分 ミサ聖祭

Ave Maria Immaculata!

My dearest Brethren!

I want to reconfirm the Mass schedule for the weekend of July 11, 2021.

Mass times in Tokyo: July 11th
09:00 - Sung mass Facebook live
11:00 - Low mass
12:30 - Low mass
It would help us maintain proper social distancing if you could consider spreading your mass attendance among the three masses.
Mass location:
"Holy Japanese Martyrs' Mass Center"
Akebonocho Jido-kaikan
1-12-5 Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo

Mass schedule in OSAKA:

Fri, July 9: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00

Sat, July 10: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30

Sun, July 11: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30







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アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】