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2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

2018年5月(聖母聖月)から、聖ピオ十世会日本でのミサの前の皆で唱えるロザリオに「聖堂を求める祈り」「無原罪の聖母の騎士」の祈りなどを付け加えます。

2018年05月15日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

いかがお過ごしでしょうか。

 先日ミサの前のロザリオの祈りの後に、東京の常駐の聖堂のためにに小さな射祷を付け加えることをブログで提案をしました。

https://blog.goo.ne.jp/thomasonoda/e/86a4ce00e56c186f3b1e9e4831a8c77d

 それに関連してですが、5月の秋田巡礼の時17名がさらにMIの会員になりました。ところで、MIの会員の義務は一つしかない(聖コルベ神父様が作った次の射祷を唱えること)のですが、このお祈りを忘れてしまいがちなので、今回、ロザリオの後の祈りを付け加える機会に、会員の義務の次の祈りも付け加えたいと思っています。

「ああ原罪なくして宿り給いし聖マリアよ、御身に依り頼み奉るわれらのために祈り給え。また御身に依り頼まざるすべての人々、特にフリーメーソン会員のため、また御身に委ねられしすべての人々のために祈り給え」

https://blog.goo.ne.jp/thomasonoda/e/4d76c4f323a342b1dea22003f0b478bf

 ブログ中の訳にある、最後の「御身に委ねられ奉りしすべての人々」のところですが、「奉る」というのは私たちが謙譲語としてつかっている言葉であって、この「人々」には必ずしも当てはまる訳ではないので、『御身に委ねられしすべての人々』と訂正します。

 また、アジア管区長の招きに従って、「無原罪の聖母の騎士会祈りの十字軍」の祈りとして、最後に「聖ベルナルドのメモラーレ」を次のように付け加えたいと思います。

「慈悲深き童貞マリア、御保護によりすがりて御助けを求め、あえて御取次ぎを願える者、一人として棄てられしこと、いにしえより今に至るまで、世に聞こえざるを思い給え。ああ童貞中の童貞なる御母、我これによりて頼もしく思いて走せ来り、罪人の身をもって御前になげき奉る。ああ御言葉の御母、わが祈りを軽んじ給わず、御憐れみをたれてこれを聴き給え。これを聴き容れ給え。アーメン。」


まとめると、次のような順序になります。

これまで通り

ロザリオ(主日は栄えの玄義)+ 召命を求めて聖母の汚れなき御心の賛美のためさらに一連を付け加える。

元后、あわれみ深き御母
主の聖母われらのために祈り給え。▲キリストの御約束(おんやくそく)にわれらを適(かな)わしめ給え。
祈願 ああ天主よ、御身の御(おん)ひとり子は、そのご生涯とご死去とご復活とによりて...

大天使聖ミカエルにする祈【全世界での聖ピオ十世会でのロザリオの祈るやり方に従って、大天使聖ミカエルに対する祈りを、聖ヨゼフに向かう祈りの前に唱えます。】

聖会の保護者なる聖ヨゼフに向う祈

召命を求める呼祷

追加その1:日本の聖堂を願い求める祈り

1. 「聖マリアの汚れなき御心に身を捧げる祈り」(モンフォールの聖ルイ)
 ああ汚れなき御母聖マリア、われ、信仰薄き身なれど、今日御身の御前に洗礼の約束を新たにし、悪魔とその栄華とその業とを永久に棄てんことを誓い奉る。われは、人となり給いし天主の叡智なるイエズス・キリストに従い、死に至るまで日々おのが十字架を担い、今より後は一層主に忠実ならんがため、すべてを主に捧げ奉る。
 われ今、諸天使諸聖人の前にて御身をわが母、わが元后と仰ぎ、御身のしもべとして、わが身も心も持ち物をもすべて御身に捧げ、過去、現在、将来におけるわが善業の功徳をも悉く御身に捧げ奉る。われはわれと、われに属するすべてを現世においても来世におていても余すところなく御手に委ね奉る。願わくは天主の御栄えのため御旨のままに計らい給え。アーメン。

2. 生ける選ばれた石らから、御身の御稜威(みいつ)のための永遠のすみかを備え給う天主よ、御身に懇願し奉るこの民を助け給え。そは、御身の教会の物体的建物が我等に与えられ、霊的増加により成長せんがためなり。我等の主イエズス・キリストによりて願い奉る。アーメン。

3. 全能永遠なる天主、御身は童貞マリアの御心において聖霊にふさわしき住まいをしつらえ給えり、願わくはこの同じ汚れなき御心に捧げられた教会が、同じ御心に熱心に自らを奉献する我等に与えられんことを。そは、御身の聖心に従いて我等が生くるためなり。我等の主イエズス・キリストによりて願い奉る。アーメン。

4. 聖ヨゼフ、我らのために祈り給え。(三回)

追加その2:無原罪の聖母の騎士の祈り

「ああ原罪なくして宿り給いし聖マリアよ、御身に依り頼み奉るわれらのために祈り給え。また御身に依り頼まざるすべての人々、特にフリーメーソン会員のため、また御身に委ねられしすべての人々のために祈り給え」

追加その3:「聖ベルナルドのメモラーレ」

「慈悲深き童貞マリア、御保護によりすがりて御助けを求め、あえて御取次ぎを願える者、一人として棄てられしこと、いにしえより今に至るまで、世に聞こえざるを思い給え。ああ童貞中の童貞なる御母、我これによりて頼もしく思いて走せ来り、罪人の身をもって御前になげき奉る。ああ御言葉の御母、わが祈りを軽んじ給わず、御憐れみをたれてこれを聴き給え。これを聴き容れ給え。アーメン。」

願わくは天主の御助(おんたす)け、常に我らと共にあらんことを...
(Divinum auxilium maneat semper nobiscum.)
【これは通常、聖務日課の最後に唱えられる祈りなので、ロザリオの祈りの最後に移動することにします。】

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ミサの前に皆で唱えるときには、細かい確認点がいくつかあります。

「聖マリアの汚れなき御心に身を捧げる祈り」について、

(i) 「われ(何某)」については、『われ』と唱える。
(ii) 「しもべ(しもめ)」については、代表して『しもべ』と唱える。
(iii) 「御栄え」の読みは、『みさかえ』と読む。

(個人で唱えるときには、「われ」の後にご自分お名前を付けて、また女性の場合にはしもめと変えてお祈りください。)

よろしくお願いいたします。

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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