アヴェ・マリア!
愛する兄弟姉妹の皆様、
シスター笹川の詩「聖母賛歌」をご紹介します。
私たちは今年の秋田巡礼で、これに曲をつけて聖母マリア様の前で毎日歌いました。
聖母讃歌(昭和58年5月)
緑さやけき苑にぞ立ちて
十字架にないし聖母のみかげ
アヴェ・アヴェ・マリア、アヴェ・マリア
ああ尊しやありがたき
悩める多くのエワの子我らを
慈悲の心で見守り給う
アヴェ・アヴェ・マリア、アヴェ・マリア
ああ尊しやありがたき
御母を慕いて集える我らを
両手を拡げて招き給う
アヴェ・アヴェ・マリア、アヴェ・マリア
ああ尊しやありがたき
【関連情報】
1973年10月13日(土曜日)
シスター笹川「ロザリオを取り出してひざまずき、まず十字の印をしました。が、その動作が終わるか終わらぬうちに、マリア様の御像のほうから、あのえも言えぬ美しいお声が、わたしの聞こえない耳にひびいてきたのです。最初のお呼びかけを聞いたとたん、わたしはハッとひれ伏し、全身を耳にして聴きいりました。」
「愛するわたしの娘よ、これからわたしの話すことをよく聞きなさい。そして、あなたの長上に告げなさい」
(少し間をおいて)
「前にも伝えたように、もし人々が悔い改めないなら、
【第一の、物理的でこの世に対する天罰】
おん父は、全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。そのときおん父は、大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。よい人も悪い人と共に、司祭も信者とともに死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々を羨むほどの苦難があるでしょう。
【対応策】
その時わたしたちに残る武器は、ロザリオと、おん子の残された印だけです。
毎日ロザリオの祈りを唱えてください。
ロザリオの祈りをもって、司教、司祭のために祈ってください。
【第二の、霊的で教会に対する天罰】
悪魔の働きが、教会の中にまで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。わたしを敬う司祭は、同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒らされて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。特に悪魔は、おん父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることがわたしの悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪のゆるしはなくなるでしょう。
【対応策】
勇気をもって、あなたの長上に告げてください。あなたの長上は、
祈りと贖罪の業に励まねばならないことを、一人ひとりに伝えて、
熱心に祈ることを命じるでしょうから」
ここでちょっとお言葉が切れたので、そっと顔を上げてみると、聖母の御像はやはり光り輝いていて、お顔はいくらか悲しげに見えました。それで思い切って「私の長上とはどなたでしょうか」とおたずねしたところ、いつの間にかそばに付き添っておられた天使からたしなめられました。(べつに声を出して何か言われたわけではありませんが、“このような機会に、伺うのなら、もう少し大事なことがあるでしょうに”という意見を感じたのです。わたしとしては、日ごろ司教様はもちろん、目上の三人の姉妹も長上と思っていましたから、間違いがあっては、とついお聞きしたのでした)
けれども、御像からはすぐお声があって、
「それはあなたの会を導いている伊藤司教ですよ」
と答えながら、にっこりほほえんでくださいました。
さらにつづけて、
「まだ何か聞きたいですか。あなたに声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからはあなたに遣わされている者と、あなたの長上に従いなさい。
ロザリオの祈りをたくさん唱えてください。迫っている災難から助けることができるのは、わたしだけです。わたしに寄りすがる者は、助けられるでしょう。」
とお言葉がありました。こんどはもう緊張のあまり口がこわばってしまい、「はい」とお答えするのが精いっぱいで、ひたすらひれ伏していました。
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ああ尊しやありがたき
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慈悲の心で見守り給う
アヴェ・アヴェ・マリア、アヴェ・マリア
ああ尊しやありがたき
御母を慕いて集える我らを
両手を拡げて招き給う
アヴェ・アヴェ・マリア、アヴェ・マリア
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シスター笹川「ロザリオを取り出してひざまずき、まず十字の印をしました。が、その動作が終わるか終わらぬうちに、マリア様の御像のほうから、あのえも言えぬ美しいお声が、わたしの聞こえない耳にひびいてきたのです。最初のお呼びかけを聞いたとたん、わたしはハッとひれ伏し、全身を耳にして聴きいりました。」
「愛するわたしの娘よ、これからわたしの話すことをよく聞きなさい。そして、あなたの長上に告げなさい」
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その時わたしたちに残る武器は、ロザリオと、おん子の残された印だけです。
毎日ロザリオの祈りを唱えてください。
ロザリオの祈りをもって、司教、司祭のために祈ってください。
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悪魔の働きが、教会の中にまで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。わたしを敬う司祭は、同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒らされて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。特に悪魔は、おん父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることがわたしの悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪のゆるしはなくなるでしょう。
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勇気をもって、あなたの長上に告げてください。あなたの長上は、
祈りと贖罪の業に励まねばならないことを、一人ひとりに伝えて、
熱心に祈ることを命じるでしょうから」
ここでちょっとお言葉が切れたので、そっと顔を上げてみると、聖母の御像はやはり光り輝いていて、お顔はいくらか悲しげに見えました。それで思い切って「私の長上とはどなたでしょうか」とおたずねしたところ、いつの間にかそばに付き添っておられた天使からたしなめられました。(べつに声を出して何か言われたわけではありませんが、“このような機会に、伺うのなら、もう少し大事なことがあるでしょうに”という意見を感じたのです。わたしとしては、日ごろ司教様はもちろん、目上の三人の姉妹も長上と思っていましたから、間違いがあっては、とついお聞きしたのでした)
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「まだ何か聞きたいですか。あなたに声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからはあなたに遣わされている者と、あなたの長上に従いなさい。
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