tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ニリンソウ咲く上高地(その8)

2008-06-24 21:25:10 | 上高地
 
 

【撮影地】上高地(徳沢,河童橋付近)(2008.5月撮影)
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ニリンソウは、一つの茎から白い小さな花が二輪咲くのでそう呼ばれている。川沿いや、川沿いの林の中でこのニリンソウや、エゾムラサキの群落をみることができる。梓川の上流に見える常念岳の雪。雪解け水を集めて流れる梓川は、槍ケ岳南斜面を源流として急勾配を下り、奥上高地・上高地を緩流となって、河童橋をくぐり大正池に注ぐ。そして、釜トンネルから山間の渓谷を経て、松本盆地で犀川となる。やがて、長野市で千曲川に合流したあと新潟県に入り、信濃川を経て日本海へ注ぐ。

ニリンソウ咲く上高地(その7)

2008-06-23 20:32:58 | 上高地

   
 

【撮影地】上高地(徳沢付近)(2008.5月撮影)
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神秘的な明神池をあとに、ただ絵になるとしか形容しようがない明神橋をわたり、山小屋明神館の立つ明神分岐に。前穂高岳、蝶ヶ岳の登山口と牧歌的な徳沢へ向かう道が山に向かって続いている。その道をさらに徳沢に向かって進む。

徳沢は、明治初期-昭和初期に『上高地牧場』として、400頭ほどの牛や馬が放牧されていたらしい。特沢キャンプ場は、蝶が岳、涸沢、穂高岳などへの登山基地となっている。間近に「氷壁」の舞台となった前穂高岳東壁が見え、途中の道には、ニリンソウやエゾムラサキが咲いていた。草原にはハルニレの巨木が点在していた。


ニリンソウ咲く上高地(その6)

2008-06-22 19:01:31 | 上高地
 
 

【撮影地】上高地(明神池)(2008.5月撮影)
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梓川の水は清く澄んでいるが、汚染されていて飲む事は出来ないらしい。
河童橋から約1時間で明神池にたどり着く。眼前に迫力満点の明神岳が天を突いている。かつての上高地の主上条嘉門次の住んだ嘉門次小屋。小屋の脇から明神池へ。ここは安曇野穂高町の古社「穂高神社」の奥宮であり、安曇野の守神、穂高見命(ほたかみのみこと)を祭っている。上高地でもっとも神秘的な聖地。明神岳宮川谷からの沸き水をたたえる霊水は神秘的なほど澄んでいて、覗き込めば泳いでいた何匹もの岩魚が身を翻すのが見えた。

ニリンソウ咲く上高地(その5)

2008-06-21 23:59:36 | 上高地
 
 

【撮影地】上高地(河童橋)(2008.5月撮影)
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宿が建ち並ぶ一帯を過ぎると、喧騒は一気に高まりやがて河童橋にたどり着く。梅雨の合間のひと時で、昨日まで大荒れの天気だったというのに、橋の下も、そして橋の上も、穂高連峰をバックに記念写真を撮る人でいっぱいだ。河童橋から仰ぎ見る穂高連峰は、さすがに見事な景観。写真を撮るのに、最高のポイントかもしれない。

ニリンソウ咲く上高地(その4)

2008-06-20 23:58:13 | 上高地

 
 

【撮影地】上高地(河童橋付近)(2008.5月撮影)
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田代池に別れを告げ、田代橋、穂高橋というふたつの橋を渡り、林間をノンビリと歩く。途中の東屋に立ち寄り、宿の建ち並ぶ一帯の脇の梓川越しに六百山、三本槍を眺めながら朝食。おにぎりがうまい。一泊3万を越すあの高級ホテルは、ぼくには到底泊まれない。どこかの宿の温泉で満足することにしよう。