ここの大きな枝垂れ桜。千本釈迦堂を建築した棟梁の妻「おかめ」にちなんで、「阿亀桜」と呼ばれている。
ここに伝わるおかめ伝説はこうだ。
本堂を造営する際、大工の棟梁であった高次は代りのない柱の寸法を切り誤ってしまう。それを見た妻のおかめが枡組を用いるよう助言。
おかめは高次が女の提案で大任を果たしたことが知れてはと上棟式を待たずに自害する。
高次は妻の冥福を祈り宝篋印塔(おかめ塚)を建て、おかめの名にちなんだ福面を付けた扇御幣を飾った。
その後、大工の信仰を得るようになり今日でも上棟式には「おかめ」(お多福)の面を着けた御幣が飾られる。
おかめの由来は諸説あるのだが、このヤマトナデシコの話は悲しい。命を懸けて人の口を封じたのに、皮肉なことに後の世まで旦那のミスが語り継がれている。
阿亀桜よ。どうかそのきれいな姿で、高次のしでかした誤ちを人々の記憶から消し去れ。おかめが憐れ過ぎてやるせない。
町屋を改装したCAFEFROSCH(カフェフロッシュ)で、お茶。自家製ケーキを使ったおとなのパフェ。
バニラアイスクリームとビターなガトーショコラの組み合わせに、ラム酒付のクランベリーがトッピングしてある。ソースはラズベリー。・・・やっぱ、上品な味なんだなあ。京都。
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