ダイビングボートで、ポイントに到着したダイバーたちは、船べりに腰をかけ、イントラのカウントダウンに合わせて、背中向きに一斉に背中のタンクから海面へ落下していく。これがシッティング・バック・ロール・エントリー。海中エントリーを果たしたダイバーたちは、潜降ブイへと水面を泳ぐことになる。
この時、船べりに座ったチーム員全員がエントリーのタイミングを合わせるのは、タイミングがずれた場合に、先に入水したダイバーの上に、タンクから落ちて激突することになるからだ。
このほかに、入水方法としては立って船べりをまたいで、大きく1歩踏み出すジャイアントストライドがある。特に大型ボートや岸壁などで使うエントリー方法だ。
雲見のボートは、船べりに腰を掛けるシッティング・バック・ロール・エントリー。このときに、イントラからダイバーに指示されるのは、ゲージやオクトパス(予備のエアホース)を股の間に挟むこと。これを忘れると、船べりに引っ掛けて、オクトパスなどを破損してしまうことになる。ゲージが付いている高圧側を破損すれば、高圧空気が漏れてホースが暴れ、思わぬ怪我をすることがある。
さて、このシッティング・バック・ロール・エントリー。入水のショックで、マスクやレギュレータが外れないように、左右の手でマスクのストラップと、レギュレータとマスクを押さえる。
tetujinの場合、右手にはストラップを通したカメラを持って入水するので、カメラを持った掌でレギュレータを押さえて入水する。左手はマスクのストラップ。よく、カメラを顔にぶつけませんかと聞かれるが、今のところ、ぶつけたことはない。
カメラを持って入水するダイバーは、右手にカメラ、左手でマスクとレギュレータを押さえる人が多いようだ。これだと、頭の後ろのストラップには手をかけることができず、つねに、エントリーのときにマスクのストラップがはずれてしまうらしい。したがって、ストラップを直すまでは、マスクが外れないように、鼻から息を出して内圧をかけることは厳禁らしい。
一応、ぼくはストラップを左手で抑えているせいか、これまでにストラップが外れたことがない。外れないもうひとつの理由として、このシッティング・バック・ロール・エントリーの際に、タンクから入水するのではなく、どうも、頭から落ちているようなのだ。ストラップに水の抵抗がかからないから、外れないのかもしれない。すなわち、一人バックドロップ。入水後は船からすぐに離れるのだが、ぼくの場合は、回転のモーメントがあるため、そのまま体を伸ばすと、どうしても船に向かって泳いでしまう。どっちが船なのか方向が分からなくのは、エントリーの際に、目をつぶってしまうせいもある。
今のところ、これでも支障がないのだが、どうしたものかと考えている。というのも、入水した先に、何かがあればそれに頭突きを食らわすことになるからだ。
・・・・・・原因は、海面に落下する際に勢いよく倒れこむからなのだが、なかなかこの癖が直らない。すばやく、船から離れるためにも、次回のダイビングでは、一人バックドロップをやめたい。
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ところで一人バックドロップ、僕も昔よくやりましたねぇ(^^ゞ素潜りですけどね、勢いよすぎて船縁にアタマぶつけたりとかw
まともなダイビングは知らないけど、tetujinさんの記事読んでると昔が偲ばれて偲ばれて‥‥歳か。‥‥orz
イルミネーションの輝く都会の街角は、プレゼントを抱えて家路を急ぐ人でいっぱいでした。
みんな、愛する人が待っている場所に帰って行くんですね。
こんな夜に、街をさまよっているのは、悪魔か魔女か、あるいは、デリバリー途中のバイトの若者たちだけ。
世界中の子供たちに、今夜も愛が届きますように。
Merry Merry Christmas!
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