tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

雲見 ダイビングショップ(3)

2008-10-21 21:15:00 | プチ放浪 海沿い編

 

”道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。”(川端康成、伊豆の踊り子より)

さて、下田ダイバーズ。ここの経営は、有限会社 羅針盤(代表者 増田和昌氏)による。 創立は1998年12月22日。 2002年6月に下田ダイバーズを下田市内の旧クラブハウスから増田氏所有のペンションへ移転したらしい。それまでは、ダイビングの前夜は、旧クラブハウスでスタッフとゲストが雑魚寝していたというから、うらやましい。
きっと、夜な夜なダイビング談義で盛り上がっていたのだろう。
現在のペンションは、まるでオーナーの増田和昌氏(カズさん)の宝箱のような、彼の独特のインテリアセンスで満ちている。そこらじゅうに、バリの木彫りレリーフや置物があるかと思えば、談話室を兼ねている食堂にはアップライトピアノが置かれ、大物JAZZミュージシャンの写真が飾られている。もちろん、BGMはコンテンポラリージャズやスムースジャズJAZZ。カズさんは、その昔、海外大物JAZZミュージシャンのプロモーターもやったことがあるらしい。
また、食堂の片隅には、ハーフサイズのショートボード。このボードだけで、ひとつの小説が書けそうな、そんな雰囲気のボードがディスプレイされている。
ピアノにサーフボード。ひと目で引き付けられる潮焼けしたカズさんの笑顔と合わせて、彼の過去の多くは謎だらけだ。
いつか聞いてみたいと思っているのだが、ヘタレなtetujinはいまだできないでいる。なにしろ、彼はスケールがデカすぎて過去を聞くのが恐い。


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