風を求めて(7)

朝から天気は上々。放射冷却のせいか、車のフロント・ガラスは霜で真っ白。年末で慌しい早朝の国道を一路山を目指してヒタ走る。
3時間のドライブで着いたいつものテイクオフは、南西の微風。斜面には反対方向からの風になる。ぽかぽかと暖かく、ジャケットが不要なぐらい。微風のなか、ライズアップの練習をするも、クロスハンドじゃあ全然上がらない。午前中、風待ちをしながら、様子を見るも風向きは以前、サイドフォローのまま。いつもの山頂からのテイクオフを諦めて、富津岬の砂浜へ。

富津の海岸では、十数機のモーターパラグライダーがやはり、風待ちしていた。それでも、エンジンを利用してテイクオフする人も。そよ風の海岸線の上空を、ブンブン飛び回るのは見ていても楽しそうだった。
この砂浜で、モーターパラグライダーの教習生達に混ざって、フロントライズアップの練習。ぼくのパラグライダーのキャノピーの大きさと比べてみたが、モーターパラグライダーのそれと、ほとんど大きさは一緒だった。30kgのエンジンを背負って飛ぶので、大きい翼かなと思っていたがそうじゃないようだ。
一日中、フロントライズアップで砂浜を走っていた。いい体力トレーニングになった。ライズアップは・・・・・・まだまだ、かな。
また次回、今年最後のフライトを決めるぞ。