あの町この街あるこうよ

歴史散策まち歩きの記録
たまに丹沢・大倉尾根を登る

鵠沼皇大神宮例大祭2016

2016-08-27 13:40:16 | 神奈川民俗芸能
東海道・藤沢宿の西に位置するところに鵠沼・本村と呼ばれる地域がある。
現在は神奈川県立湘南高等学校があり、その南西には832年、社殿造立の皇大神宮(烏森神社)は建っている。その皇大神宮の例大祭が8月18日に行われた。



午後2時に9つに分かれている各町内の山車が集合、参道を進み社殿前の広場でお囃子の競演が行われる。
お囃子の曲目は各町内同様な囃子が伝承されているが、その曲目に大きな差異はないと云われる。



一番 宮ノ前町内会
                 人形:那須与一 製作:1887年(明治20年)頃







おかめのパフォーマンス


二番 上村(かむら)町内会
                 人形:源頼朝 製作:1884年(明治17年)





三番 清水町内会 
                 人形:神武天皇 製作:1890年(明治23年)頃





四番 宿庭(しゅくにわ)町内会
                 人形:源義経 製作:1892年(明治25年)頃





五番 苅田町内会
                 人形:徳川家康 製作:1887年(明治20年)





六番 大東町内会
人形:楠木正成 製作:年不明




                
七番 中東町内会
                 人形:浦島太郎 製作:1897年(明治30年)







おかめ・ひょっとこのパフォーマンス

八番 原町内会
                 人形:日本武尊 製作:1891年(名治24年)頃







カラス天狗のパフォーマンス


九番 堀川町内会
                 人形:仁徳天皇 製作:1908年(明治41年)頃







山車は、三層人形固定式で、下段は破風屋根で精巧な彫刻が施され高さ8m及ぶ総ケヤキ造り。前面は囃子の座になっている。廻り舞台となっていてかなりのスピードで回転する。。車輪は4輪固定していて、旋回は補助輪を軸の下へ入れて行う。





お囃子を演奏する顔が輝いている。
古くから伝わる芸能がある町に住む人たちを山林を切りひらいて造成された町に住む私は、うらやましく思う。
その土地に住む人にとっては、運営資金や人口減など悩む点は多々あるとは思うが末永く続けていただきたいと願う。

訪れた日:2016.8.17




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。