あの町この街あるこうよ

歴史散策まち歩きの記録
たまに丹沢・大倉尾根を登る

1年ぶりの大倉尾根

2018-05-01 17:51:35 | 駒止
2018年の丹沢山開きは先週行われた。
今年は都合があって私の山開きは1週間遅れのGW初日になった。



前面の山が富士山ときちんとした二重重ねに撮りたかったが山道の木が邪魔して撮れなかった。以前はもう少しましな映像が撮れたのだが、木は成長するから仕方がない。

『1707年12月14日富士山が噴火してこの辺で降灰は3mになりました』
宝永の富士山噴火だと思うが、宝永4年11月23日(太陽暦では1707年12月16日)のようだが。噴火は断続的に16日間続いたそうだ。
この年は宝永地震も発生、震源は今騒がれている南海トラフであった。

「大倉高原の家」は昨年11月末で閉鎖された。再整備する計画での閉鎖であったが、管理する秦野市長が変わったため計画は頓挫。
古い建物なので劣化が早いだろうから秋の台風が心配だ。



晴れているのに霞んでいて江の島が見えなかった。

新緑の一本松下の山道。緑が映える。

駒止茶屋の新しい発電機が山のベテラン3人の手で到着。



残念ながら雲が出て、こんな富士山になってしまった。


訪れた日:2018.4.28


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今年は那須・三斗小屋温泉

2010-07-27 23:37:53 | 駒止
11年目を迎えた駒止山頂会夏の山行 今回は15人の参加で7月24、25日に一泊の行程で実施した
今年は那須・三斗小屋温泉である


                  茶臼岳山頂(1915m)                        三斗小屋温泉の煙草屋旅館


那須・三斗小屋温泉山行コース(黄色ラインが今回の山行コース)
         
         第1日目:那須塩原駅よりバスでロープウェイ山麓駅下車 ロープウェイを利用茶臼岳山頂へ 
              山頂より峰の茶屋跡経由で三斗小屋温泉へ 煙草屋旅館にて1泊
         第2日目:三斗小屋温泉出発 峰の茶屋跡を通り山麓駅を経て大丸温泉にて温泉につかった後帰路に


東北新幹線乗車
 
東北新幹線那須塩原駅の案内板 なすの251号にて到着        やまびこ216号にて帰路につく  東京駅16:44着


ロープウェイで茶臼岳9合目(ロープウェイ山頂駅)に到着
 
              
         このロープウェイは茶臼岳の7合目から9合目距離812mを111名の定員を乗せて4分間かけて走っている


茶臼岳山頂 那須嶽神社
  
那須嶽神社は那須湯本にある那須温泉神社の奥宮
祀ってる大国主命(大国様)は縁結び、商売繁盛、身体健全、温泉守護の神として信仰されている
源平屋島の合戦のおり、船上の扇を射落した那須余一は当地方の武将 扇を射る時に那須温泉大明神に祈ったとか


山頂の赤とんぼ

山頂は全国赤とんぼ協会の総会があるかのような大群だ
                             
                              なれなれしく指にまで止まってくる赤とんぼ
                              これ赤とんぼだよネ  赤とんぼと一口に云っても15種類程あると云う


茶臼岳は活火山
 
ジェット機のような音は聞こえなかったが登山中も風向きによっては強い硫黄臭がした


ダケカンバの樹林帯を一路三斗小屋温泉へ

                       
                 
                      
                      樹林帯の下は湿気の多い道が続く


水場
 
なぜ「延命水」の名がついているのか謂われが書かれたものはなかったが美々なる水であった   
これを飲むと3年命が延びるとどなたかWebに書いているが本当なのか?


三斗小屋温泉
 
             
            午後3時ごろ 三斗小屋温泉煙草屋旅館に到着 露天風呂があることでこの宿を選ぶ


夕食は4時半 早いを通り越した時間帯だ                    朝食は6時半
      
食事の合図はこの太鼓を鳴らす                    朝食の温泉卵をつくっている
                              温泉の温度は67℃  この温度は卵には良いかも知れぬが人間様は
                              まいってしまうので人間様は別の源泉から取っていると云う
                              人間様の温泉は46~7℃


てぬぐい 宿からのお土産

              
              煙草屋旅館の露天風呂とそこからの風景
              湯面に木々と空とやっとこ向かいの山が写っている アングル的にいいよと教わった人から教えてもらう
              もう少し山が写っていたら良かったのに!
 
                          
峰の茶屋跡
              
           朝9時過ぎの峰の茶屋跡上空 掃いたような雲だ しかし反対側の空には入道雲が早くも発生していた
           美しい空だ


気温
                          
             ロープウェイ山麓駅付近の11時頃の気温23℃ 下界と10℃ほどの温度差がある


最後に今回も画伯のスケッチ
              



梅雨明け10日と云って天候は安定しているはずなのに今年はどうも違っていた
雨具は傘だけで良いと考えていたが前日になってカッパを追加した
お昼前にロープウェイに乗るときは既に雷雨注意報が発令されていた
降られるのは時間の問題だと思っていたが宿に着く直前にザーと一旦来たが濡れるほどではなかった
翌日も雨が降ったもののバスや新幹線の車内とラッキーな雨降りであり腕や顔を日に焼けて帰ってきた

ラッキーは雨降りばかりではなく宿や帰りの日帰り温泉場で思わぬサービスを受け楽しく山行を終えた
来年は魔の山「谷川岳」が候補に上がっている 
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山うたう 丹沢山開き

2010-04-18 22:54:00 | 駒止
              2010年丹沢山開きが4月18日県立秦野戸沢公園で開かれた。

              
              



開会式前の各団体の顔

               
               「写真を撮らせてください。」とお願いすると女性の修験者が仕切ってくれて扉の前に並んでくれた。
               すると、すぐに沢山のカメラが並んだ。


太鼓連


アルプホルンのメンバー


安全祈願


僧侶も見守る中、儀式は厳かに進んだ。


「山開き」開会


秦野市長の「山開き」開会宣言                          丹沢三兄弟も開会式に参列  


いろどり




ホルンの数でも圧倒される2団体合同演奏


「丹沢賛歌」などを歌う合唱連盟


鍵の引き渡し式


特別ゲストでNHKの登山教室の番組に出演された田部井淳子さんとルー大柴さんが参加、市長より"山開き"の扉を開ける鍵を受け取る

若葉が萌え花が咲く今の季節を"山うたう"と表現して田部井さんがあいさつされた。ルー大柴さんは"Togetherだぜー!"と号令一声

         
         ステージ裏で出番を待つルーさんに写真を撮らせて頂きたと依頼すると気軽に応じてくれた。
         NHkの番組の話を向けると高尾山と富士山以外は全部雨だったと云われ今日も丹沢に登るよと話された。




         
         田部井淳子さん                       ルー大柴さん

マスコットキャラ   歩さん 登くん 進くん 三兄弟

開門式


「山開き」開門の儀式がスタート
        


鍵を持つ田部井さんも後に続く。

扉に向かう。                                     鍵穴に鍵を指し回す。

扉が開き安全登山のスタート。                         開門の儀式を終え集中登山の始まり!
    
    修験者は登山道入口まで先導 香の粉を配った。    この日はここ掘之郷のお祭でもある。             

                 
                 集中登山のゴール地 大倉高原


桜 花盛り


「山開き会場」                                    駐車場入口

大倉高原                                      一本松 

                 
                 駒止茶屋付近の桜と雪を頂いた丹沢尾根。
                 滅多に見られぬコラボ   因みに大倉尾根の雪は花立以上で頂上は積雪10cmとのこと。    
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第5回「俺の丹沢」写真展 開く

2010-04-04 21:34:57 | 駒止
                


                


                   


                


                


                
                



                         表丹沢の山開きも もう真近
                
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駒止茶屋五十周年記念作品展終了

2009-12-13 20:55:49 | 駒止
              1963年当時の駒止茶屋(46年前)

                   
                   現在の駒止茶屋
10月から11週に渡って標高900m、塔ノ岳中腹の駒止茶屋において行われていた駒止五十周年記念作品展は本日12月13日に無事終了した。

                
                初代駒止茶屋小屋主 高橋時次郎氏

駒止茶屋目前の急登な階段を登りつめた後に絵画やステンドグラスそして山の写真に接した登山者にとってこの作品展が一服の清涼剤になったのではないだろうか。
なかでも話題となったのはこの絵画であろう。
                    
                    マッターホルン  画伯が当地を訪れて目にした風景画
                    絵画の主要部分は指で描いた逸作である
この作品は遠目からみると写真?と見紛う登山客が多かった。
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駒止茶屋入口エリアにアクセント

2009-11-22 21:01:36 | 駒止
駒止茶屋の入口付近に白の玉砂利を敷いてアクセントをつけた
白の玉砂利を施しただけでガラッと小屋の外観の雰囲気がガラリと変わってしまうから驚きだ
砂利止めの細い丸太も憎い
作成者の小屋番に感謝 感謝

一度上がってきてごらんあれ
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丹沢の900mで手づくり会場作品展

2009-09-24 18:33:04 | 駒止
丹沢 塔の岳へ登る大倉尾根の真ん中あたりに位置する標高900mの駒止茶屋で作品展を開く

      この催しは駒止茶屋50周年を記念してここに集まる利用客の力作を手づくり会場で展示する

       
        作品は絵画(油絵)、ステンドグラス、写真、書道etc

    

登山の時に下山で ちょっと足をやすめて御覧になったらいかがですか

関連記事楽しくアキさん(クリック)俺らの山歩き(クリック)
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駒止茶屋50周年を迎える

2009-06-27 13:30:08 | 駒止
 駒止茶屋は今年50周年を迎えた。

先代がこの地に開設して50年。その50年、世の変遷は凄まじい早さであった。山も同じスピードとは言わなくとも様変わりは大きなものだったと思う。
 半世紀前の1959年(昭和34年)の丹沢ってどんな山だったのだろう?

 ここに歴史あり。
先ずはそれより遡って戦後間もない昭和21年秋の丹沢の風景を新田次郎著「栄光の岸壁」の中に主人公が大倉尾根を登っているシーンで著している。

 「大倉だ、覚えておくんだな」 なぜ覚えて置かねばならなのか分からなかったが、岳彦は、そのいかにも大きな山を背にした村といった風景をいそいで頭の中に覚えこもうとした。(略)
 平坦な道が終わって、いよいよジグザグコースの登り道にかかったときは、男は立ち止まって、懐中ノートを出してなにか書きこんだ。(略)
 前方が明るくなったと思ったら、萱戸の尾根道に出た。その萱戸という言葉も、岳彦はまだ知らなかった。
「休もうか」男はそう言って、ルックザックをおろした。道端に座りこんだ。眼下に水無川の白い河原が見えた。川の向うに相模の平野が霞んでいた。(略)
 尾根は急な登り坂になり、雑木林に入り、そこを出て、堀山の萱戸についた男は休まずに歩きつづけた。吉沢の平、小草の平と小さなこぶを越えながら、岳彦は男の足の速さが山に入ってからほとんど変わっていないのに気がついた。着実な歩き方であった。
 花立の頂についた。ここも萱戸でおおわれていた。

 萱戸(茅戸・かやと)とは茅でおおわれている山稜または山腹などの傾斜面(広辞苑より)。その当時の大倉尾根は茅で広く覆われていたようである。そして昭和30年秋、神奈川で国体が開かれ山岳競技が丹沢で行われた。翌31年にはマナスル登頂の成功が日本中の話題となった。登山ブームに火がついたのである。が、反面遭難も多く発生し丹沢と言えば遭難と言われる時代もあったようだ。丹沢に殆ど小屋がなかったそんな時代背景のなかで当時みやま山荘で働いていた先代の時次郎さんと高城則貴さんが登山者が増加しているから小屋をやりたいと小屋主岩田傳次郎さんに相談、当時を岩田さんは、
「『駒止』の名前をつけたのは、わたしなんです。あすこは『馬返し』だったのですが『馬返し小屋』だと、どうも感じが悪い。じゃ、ひとつ丹沢を新しくするために『駒止』にしようじゃないかと。」と語っている。(丹沢 やまものがたりより)
昔は刈り取った萱戸の茅を運ぶための馬が現在の駒止山荘の地まで登って来ていたのである。そしてその地に50年前山小屋が建った、駒止山荘である。翌年には檜洞丸に青ヶ岳山荘が開設した。
 登山ブームは昭和37年がピーク(38年と書かれている本もあり定かなところは確認していない)で57万人の登山者があった。そのブームを牽引したのは小田急であった。
昭和31年秋より丹沢号を走らせた。40年のダイヤによると休日前夜の新宿発22:45と23:15に山岳専用列車”丹沢号”が2本臨時電車として走った。渋沢駅には23:51、0:21に到着、後便には臨時バスも接続していたそうだ。

 この2冊の小冊子は昭和40、43年に小田急が発行されたものだ20頁ほどのもので尾根歩きのモデルコース案内、山行の注意事項や装備など丹沢山塊の案内書の手引きを目的に著されており見事な出来栄えである。
 土曜日が休日でない当時は勤めを終えた夜に丹沢号に乗って渋沢に降り、星の明かりの下現在の熟年たちが若者としてグループや個人で先ずは泊まる小屋を目指して登って行ったのでしょう。その光景が目に浮かびます。

 駒止茶屋開設50年、これを記念して駒止利用者つまり駒止山頂会会員が実行委員会(委員長は置かずに事務局のみ)を設けこの秋に様々なイベントを繰り広げる。また50年史(仮題)を発刊すべく原稿、写真提供のご協力を願っているのが現状である。
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駒止茶屋のお台所拝見

2009-06-03 14:36:30 | 駒止
 駒止茶屋の台所にはいらせてもらうと年季のはいったカマドに薪をくべてご飯を炊いていた。
山では水が貴重なため米は無洗米を使用、そして水は丹沢の天然水だと云う。少々おこげをつけて、これだから美味いことは折り紙付だ。
今どき薪でしかも倒木ながら桧を使ってご飯を焚くなんて贅沢かもネ。
 
 今週末 6月7日(日)は第23回丹沢ボッカ駅伝競争大会が開かれる。常連、新人合わせて90チームが参加、なかでも40Kgクラスは14チームが出場し熱戦が予想される。
でも40Kgも担いで山を登るなんて超人だね。

      過去のレース風景
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駒止茶屋へ定期に登ろう

2009-05-30 16:37:50 | 駒止
 小屋での会話で駒止山頂会のあるメンバーから定期で登ろうとの提案があった。
それで毎月第3土曜に小屋まで登ることになり5月から始まった。
来月6月は20日だ。全員集合といきたいもの。

            毎月第3土曜は駒止の日


                フタリシズカ 
 
 今週平日に登った時に見晴茶屋の手前で見かけたものだ。
これは花穂が3本ある。それでもフタリシズカと呼ぶ。
花穂が2本だからフタリシズカだと思っていたが、植物図鑑によると花穂は多いと5本あるという、少ないと1本。
それでもフタリシズカ。
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