あの町この街あるこうよ

歴史散策まち歩きの記録
たまに丹沢・大倉尾根を登る

嵯峨薬師寺の送り地蔵盆

2014-08-31 16:23:06 | 京都
阪急嵐山線・嵐山駅から桂川の渡月橋を渡り、JR山陰本線を渡り、府道を何処までも直進して歩くこと20分、清涼寺の二階二重の山門(仁王門)に突き当たる。
        
嵯峨薬師寺はこの清涼寺境内西側に位置する。
お盆も終わった8月24日嵯峨薬師寺で「送り地蔵盆」が行われる。
ここは「生六道(しょうろくどう)」があった福生寺から数百mほどのお寺である。
「生六道」とは、平安時代、小野篁(おののたかむら・802〜853年)という人物が毎夜、東山・六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ・大和王子通り四条下ル)の空井戸から冥土の閻魔様の元へ通っていた。「死の六道」である。そして、この世へ戻ってくる出口としていた空井戸が福生寺にあった。つまりは「生の六道」である。この福生寺は残念ながら明治の初めに廃寺となってしまい、井戸も現存していない。その福生寺の仏事や仏具などは嵯峨・薬師寺が受け継ぎ、それ以降「生の六道」となった。その際、小野篁作と伝わる「生六道地蔵菩薩像」もここに移されている。
小野篁は平安朝廷に仕えていた学者であり、歌人であり、陰陽師である。陰陽師といえば、安倍晴明(921〜1005年)が知られるが、晴明より遡ること約100年前にも陰陽師が存在していた。

「送り地蔵盆」当日は4本の竹が本堂前に建てられている。
この日だけ、本堂はご開帳である。
   
本堂前には「生の六道・小野篁公遺跡」と刻まれた石柱がたっている。
本堂に上がると、堂内は冷房が利いていて心地よい。「今年の夏はカラッとした暑さではなくムシムシしてますねェ」とタクシーの運転手が話していたが、本当に歩いていると汗で衣服が絡み着いてくる。
「写真 ご自由に」の貼り紙が掛かっている。板の間には椅子が並べられている。法要の準備も済んでいるようだ。
堂内の写真を撮っていると、予想より早い雨が降ってきた。時折強くもなった。1週間前の京都は道路のマンホールから水が吹いていたり、鴨川があと数十センチで溢れる映像が報道されていたが、今日はそれほどまでにはならないだろうが、予定を中断して、心地よい堂内で時を過ごすことにした。
        
ご開帳の堂内は、
中央にご本尊「心経秘鍵薬師如来」が鎮座されている。
嵯峨天皇の勅願による弘法大師・空海の作という。開眼供養を薬師寺で行ったところ、たちまち霊験が顕れ、万民は疫病から救われたといわれる勅封(=勅命によって封印する)の秘仏である。
明治に入るまで薬師寺は、嵯峨天皇勅願所として嵯峨御所(大覚寺)の保護を受け、さらに本尊・薬師如来像の厨子の開閉も大覚寺の手で行われ、薬師寺の住職には開けることすら許されなかったという。
        

本堂の向かって右側は「船上阿弥陀三尊像」
中央が阿弥陀如来像、左が勢至菩薩像、右が観音菩薩像の3体。いずれも平安時代の比叡山の恵心僧都(えしんそうず・源信・942~1017年)の作とされる。
縁起によれば、恵心僧都が、清涼寺に七日間参籠し、満行の日に高貴な尼僧が現れた。その尼僧の導きによって僧都は、紫の雲の中に船に乗った阿弥陀三尊が現れ、西の空へと向かっていくのを拝することができ、その感動を後世に伝えようと、阿弥陀三尊像を彫り、薬師寺に遺したと伝えられている。現在は船はなく、阿弥陀三尊像だけが遺されているとのこと。
           

堂内向かって左側に「生六道地蔵菩薩」或いは「生六道地蔵尊」が安置している。小野篁自身の作と伝えられている。
その左わきが小野篁木像、右わきの合掌している像は聖徳太子木像。
「生六道地蔵菩薩」は、地獄の亡者たちを救うために、亡者たちの代わりに地獄の炎で焼かれる地蔵菩薩の姿に感動した小野篁は、地蔵菩薩の像を創って祀ったと伝えられている。
また、小野篁像は、袖が上の方にまくり上がったような形をしているが、「地獄へ降りていく際にその風圧で袖がまくり上がった」ことを表しているのだとか。
                        

地蔵菩薩の前の供え物は、「生御膳(なまごぜん)」という船。
「湯葉でこさえられた帆の立っている七種(なないろ)の野菜の船(かぼちゃの舟に湯葉の帆)」が供えられている。これはお盆に訪れるお精霊(しょうろう・お盆の時にあの世から来た死者の魂)さんをこの船に乗せて、彼岸へ送りだすという信仰である。
           
                  



本堂の並びにある「日夕門」を潜ると三地蔵尊と数々の地蔵尊が安置されている。
        

        
三地蔵尊は、生六道地蔵尊の分身、夕霧地蔵尊、瑠璃地蔵尊である。
        

生六道地蔵菩薩の法要が檀家の参列で行われた後、本堂前では一年間に回向した経木が焚かれる。
我々、一般者もお焚き上げに参加できる。
 


「京の送り火」といえば五山の送り火であるが、この送り火で彼岸に戻れずこの世の残ってしまったお精霊さんを送る最後の送り火が、この薬師寺の「送り地蔵盆」という。
この火が尽きるて、七種の帆掛舟に乗ったお精霊さんがお帰りになり、京のお盆の行事も幕を閉じようとしている。
そして、暑い京都の夏も過ぎて行く。
 
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迎賓館赤坂離宮本館にお呼ばれ 2014

2014-08-30 14:18:52 | 東京散策
ひと月前、
『本年の参観につきましては、申込多数となりましたため、厳正なる抽選を実施した結果、当選となりましたので、「平成26年迎賓館赤坂離宮参観」参観証を送付いたします。』と連絡が届いた。

 
迎賓館は3回目。
いずれはこの中に入って見学したいと正面の白い鉄扉の外から眺めたのが最初だった。
そして昨年は、2.35倍の関門を突破できず、秋の庭園見学に訪れたが、やはり館内に入らなければ面白くないなという感想だった。
今年も応募。当たってもらいたいが無理なのではと思っていた。
 
ネオ・バロック様式の全景


世界を地球儀で現わし架空の鳥「サイ」がその世界を見守っている
架空の鳥「サイ」を調べたが不明 解説者によっては架空の霊鳥しか聞いていないと答えている




館内の参観は西口玄関を入る


螺旋階段(西口横階段)を1周半して2階に上がる。
壁は白を基調としている。床は赤じゅうたんが敷かれている。
館内ではボランティアの方が説明されているので、その解説をまとめた。
          

羽衣の間
廊下の突き当りを右折した最初の部屋である。
謡曲の「羽衣」にちなんだフランス画家による天井絵が描かれている。
天井がくりぬかれ空がみられ、雲が羽衣というイメージとなっている。
100坪の広さがあり、当初は舞踏室として造られ、オーケストラボックスも設けられているが、一度も使われたことがない。また、舞踏室ということで柱が見当たらない構造になっている。
現在は、天気の悪い日の歓迎式典を催す部屋になっており、今年のオバマ大統領との会談にも使用された。また、晩さん会の食前・食後酒を出す場にも使用されている。
壁の飾りは石膏に金箔を貼ってあり、楽譜や楽器があしらわれている。床はけやきの寄せ木細工となっている。部屋ごとに模様が違うという。
天井から吊られているシャンデリアは高さが3m、重さが800kg、7000部品でつくられており、謡曲・羽衣にちなんで飾りに金ぴかの能面も見られる。
今回の改装40周年記念で、明治大正期に使用されていたゼンマイ仕掛けの時計も数機展示されている。
          

朝日の間
朝日の間の由来はシャリオット(香車・こうしゃ)に乗った女神が背中に朝日を浴びて天空をかけめぐる天井画にちなんでいる。当時の日本国運を隆昌させる意図から描かれている。
正面玄関から階段を上がった最初の部屋ということで、紋章が多い。迎賓館のシンボルマークにもなっている五七の桐と菊がレリーフ、壁面、飾りにと迎賓館の部屋の中で一番多く用いられている。当初は第一客室、応接間に使用されている。大理石16本の柱、柱間の壁は金華山織があしらわれていて、部屋の中で一番格調が高い。天井には桜が描かれ、寄木細工の床の上に敷かれた13×7.5mの広さの緞通には、47色のムラサキでぼかした散った桜をあしらっている。
この部屋だけが椅子やテーブルが改装はしたが、創建時代の家具である。
          

大ホール
正面玄関を上がった場所にあり、その先は『朝日の間』へつながっている。 階段を上がる時に大ホール入口に「朝日の絵」が眺められる。
白を基調に金を多く使用して明るく造られている。上に行くにつれて細くなっている大理石の柱が使われている。
通路の両脇には、客を迎える形で小磯良平さんの200号の「音楽」と「絵画」の大作が掛かっている。
天井は『第七天国』という7羽のハトが理想郷に飛んでいく風景が楕円の形で描かれている。
大ホールから正面玄関に降りる際には「夕日の絵」が見える。
          

花鳥の間
『羽衣の間』と対象の位置にあり、広さも同じ100坪であるが、こちらは重厚感がある。120~30人の晩さん会に使用、年間10~12回開かれているという。かつても饗宴の間として使われていた。
シャンデリアの重さが1250kg(300貫)と館内で一番重く、スピーカーがはめ込まれている。天井や壁七宝焼きの画題が花鳥で、部屋の名前となっている。

東の間
なぜか解説者がおられなかった。
ヤシの木の島が描かれていた。色彩が鮮やかな窓のステンドは当時のフランスから輸入されたもの。イスラム教の礼拝堂であるモスクをイメージしている。
かつては喫煙室。現在は主に控室として使用されている。通常は見学ルートには入っていないが、今回は開周年記念で特別に公開された。
          

小ホール
アール状になった廊下を歩いて正面玄関からの通路上にあたる小ホールに至る。ここには大平正芳首相時代に開かれた東京サミットに参加した首脳のサインが展示されている。
ここから階段を上がったところに朝日の絵が眺められる。朝日の景といわれても暗い感じがした。


彩鸞(さいらん)の間
これまでの部屋のなかで一番小さくおよそ50坪。しかし天井は9mと高い。玄関ホールの真上に位置し、条約の調印に利用されている。創建当初、第二客室応接の間と使用されていた。
ナポレオン1世時代の様式で、軍隊調の雰囲気を出している。ここは天井画がなく野営の天幕の天井を表している。甲冑、刀剣、弓矢が壁にデザインされていることも軍隊調である。
鸞は鳳凰と同様架空の霊鳥であり、部屋に数匹の鸞があしらわれている。シャンデリアにはほかの部屋と違って赤・黄・緑、3色のリボンが吊り下がっている。これはベルサイユ宮殿を模している。
カーテンは赤。
          




バックはホテル・ニューオオタニ


かつてここには、紀州徳川家江戸中屋敷があった場所である。その中屋敷の一部に1909(明治42)年に東宮御所(その後赤坂離宮に)として建設された。しかしながら昭和天皇や今上天皇が一時期住まわれただけで、御所としてあまり使用されず、戦後皇室から移管された。
国会図書館や東京オリンピック組織委員会などが使用、1968年から5年余りの改修期間経て1974(昭和49)年、現在の迎賓館となった。

建物は国宝となっているがこの噴水もこの噴水も国宝だという。
秋の庭園見学では、噴水側は解放されていないので抽選に当たった価値がある。
写真撮影には邪魔な雨が降っていた。ささなきゃ濡れるかな程度の小ぬか雨。当初週間予報の天気ではこの日だけ晴れマークで、晴れ男とも言われたこともあるのに、今回に限って、私が京都から雨を背負ってきてしまったのか、長雨天候となってしまった
          

豪華絢爛の迎賓館の見学。予定時間は1時間のはずだが、四ッ谷駅から出発して戻ってくるまで4時間近くになっていた。大満足の証だろう。
 
                



追記2017.09.22
偶然にも台湾でこのブログを見た方いた。
そのお国ではこんな文字で読まれていた。








海外で読まれていたことは大変うれしい。
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京の地蔵盆

2014-08-26 15:05:26 | 京都
地蔵盆(じぞうぼん)は関西を中心とした地域で盛んな行事である。
盂蘭盆(うらぼん・お盆)明けの地蔵菩薩の縁日・24日とその前日の宵縁日・23日に行われる地域の辻に祀られている地蔵菩薩の祭で、道祖神信仰ひとつの行事である。
最近では、日にちにこだわらず、近い土・日の2日間、或はどちらかの1日で行われ地蔵会(じぞうえ)、地蔵祭とも呼ばれている。
今年は、23日(土)、24日(日)と日取りも丁度合致しているので右京区を中心に、伏見区と中京区の地蔵盆の町を巡った。
夏の京都は50年ぶりだが、この期間きり味わえない京都であった。
                     
愛宕古街道の八体地蔵尊
         

小祠に祀られている地蔵菩薩を取り出し、洗い清めて新しい前垂れを着せて化粧をするなどして飾り付ける。そして、地蔵盆が行われる会場に運ぶ。そこで、辻の小祠内はこの期間空になる。
地蔵菩薩の据えられる小祠の周囲や運ばれた会場などに、地蔵盆独特の提灯がたくさん飾られる。当地では、子供が生まれると、その子の名前を書いた提灯を奉納する風習があり、女子は赤、男子は白の提灯で、毎年飾られる。

地蔵盆では、地域によって「数珠回し」という、僧侶の読経にあわせて直径2〜3mの大きな数珠を囲んで座り、順々に回す行事もある。
今日では地蔵盆は子供のための祭とも言え、菓子や手料理などを振る舞われ、ゲームを行う子供たちのイベントも行われている。
了解を得て右京区の行事を見させてもらった

鉦を鳴らして開催をふれ回る


地蔵菩薩は公園の一角に建てられた小祠に祀られている


地蔵盆は子供たちのお祭


地蔵盆は2日間行われ市の職員のリサイクルの話もあった


絵を描いてマイエコバックをつくる


近くをまわると











自治会館前の小祠から移された地蔵菩薩を祀る












23日一日開催の自治会もあり片づけをしていた 夜は大人の時間で盛り上がったらしく来たらビールでもてなしたのにといわれた

僧侶による法要が行われている

地蔵菩薩は親より先に亡くなった子供が賽の河原で苦しんでいるのを救ってくれるという。それで地蔵菩薩は中近世以降、子供の守り神として信仰されるようになった。
「延命地蔵」、「とげ抜き地蔵」、「子育て地蔵」、「子安地蔵」、「安産地蔵」、 「田植え地蔵」、「裸地蔵」、「身代わり地蔵」、「縛り地蔵」、「イボ取り地蔵」や 水子の供養をする「水子地蔵」などたくさんの地蔵菩薩があるのは、庶民には、どんな願い事でも頼める身近な菩薩として祀られているからであろう。

京都観光としてはマイナーと思われるが、昨年紅葉期に訪れた際に京都の街にたくさんの地蔵菩薩が大事に祀られていることに驚いた。市街には、ビルの壁をくりぬいて祀られている地域も見かけた。
辻々のお地蔵様を巡るのも面白いことだと思い調べていくうちに地蔵盆なる行事を知った。京都の町内会の8割以上が地蔵盆の行事を行っているそうで、お地蔵様のない自治会では壬生寺に借りに行くと今回見学させていただいた自治会の方が話されていた。

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JR逗子駅の風鈴

2014-08-26 14:35:35 | 散策






             JR逗子駅1番線ホームに数多くの南部風鈴が吊るされている。
             時折、涼やかな音色をかもし出してくれている。

             8月もあと5日、不純な天候はしばらく続くようだ。
             雨による被害は、もうたくさんだ。
             発生しないことを、強く望む。
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夏の大山ハイク

2014-08-21 16:15:06 | 丹沢

昨年紅葉季節以来の大山ハイク


夏の大山ハイクということで少しでも涼しいヤビツ峠からスタート


時折右手の谷筋から涼風が吹いてくる


大山山頂方面を眺める


まむし草


花の少ない時期 早咲きのホトトギスと平地では終わったホタルブクロ


ふたつの鳥居を過ぎると頂上




ご神木「雨降木」


頂上に吹く風は少々薄手の長袖では寒かった


表尾根を眺める 本来その先には富士山があるはずなのだが

標高差500mではいい汗をかいたまでのハイクにはならなかったがしんどかった
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富ヶ岡八幡宮神輿連合渡御 2014

2014-08-18 18:18:10 | 東京散策
















































富岡八幡宮の「深川八幡まつり」は8月13日から始まり、最終日の17日には各町神輿連合渡御が行われた。
大人神輿が五十数基勢揃いをする、別名「水かけ祭り」といわれていて、沿道から清めの水が勢いよく浴びせられる。
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繭玉の倉庫だった富岳風穴

2014-08-09 17:40:08 | 養蚕・シルク
          
この風穴は、南北に走る110mの主洞と東西に走る110mの間道からなり、幅4~7m、高さ2~10mの規模を持つ堅い層状を呈した洞穴である。
洞底には水がたまり、冬季に結氷した氷は夏を過ぎても解けることが少ないため、洞内の温度は平均3度を保っている。
 

          

          

          

          
江戸時代は、風穴の氷は将軍に献上されていた。
          

養蚕が盛んな大正の初期から昭和30年頃までは、長野・埼玉・群馬などから成育良好な繭玉が集められ箱に入れて天然冷蔵庫として風穴が利用、保存されていた。成虫にならないよう、生きたまま繭玉を冷暗貯蔵して、夏繭、秋繭に使用されていた。
          

          

          

          

                   


今年も山梨の友人が手伝っているブドウ農場にお邪魔した。
2月の大雪で大きな被害をうけた農家も多かったが、この農場は降雪に対応し被害はなかったという。
全部持っていってもいいよと言われたが、トラックで来たわけではないので、そこそこを頂いた。
          

                    
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