愛宕古道街道灯し
嵐山の渡月橋から北に1kmほどの清涼寺から赤鳥居が建つ嵯峨鳥居本を竹製の灯篭を並べ「愛宕古道街道灯し(あたごふるみちかいどうとぼし)」というイベントがあだし野念仏寺の千灯供養に合わせて8月23~25日の日程で20年前から行われている。
初日の行事なのか八体地蔵尊から平野屋の前の愛宕神社・一の鳥居までの500m余りをひょっとこ踊りと子供たちの提灯行列が行われた。
スタート付近に祀られている八体地蔵尊
おさなごのひょっとこ踊りが可愛らしい
最終地の愛宕神社・一の鳥居
近くの嵯峨美大生がデザインした手刷りのTシャツ
竹灯篭
あだし野念佛寺・千灯供養
今年は『○○暑い日』の夕刻であった。
毎年地蔵盆の夕刻、念佛寺の境内に祀られた多くの無縁仏にろうそくを供える行事である。この地域は古くは風葬の地であって死者の供養のために石仏が祀られていた。その石仏も時代の変化によって埋没されたが、明治の中頃になってまとめられ、千灯供養がはじめられた。
訪れた日:2016.8.23