戸隠神社
「この先には、あの天岩戸を開けた、怪力の神様がいるそうです」
アマポーラ♪の音楽にのせ、小百合さんのナレーションで始まるJR大人の休日クラブ「戸隠神社」編
その戸隠神社を参拝する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/9a/298d0682c09e9bebccec25bed47a6603.jpg)
太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になってしまった「岩戸隠れの伝説」の舞台である。
戸隠神社の祭神は、天の岩戸開きの神事に功績のあった神々である。
太陽神の岩戸隠れは、現代でいうと皆既日食にあたるのであろう。
遠い神世の昔、天の岩戸が飛来して化成したといわれる戸隠山の麓に鎮座する戸隠神社は、奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の五社 からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史がある。
●宝光社(ほうこうしゃ)
麓から上ってくると最初の戸隠神社のひとつ。
学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の神である天表春命(あめのうわはるのみこと)が祭神。旧宝光院。
権現造の拝殿周りは、みごとな龍、鳳凰、麒麟、唐獅子牡丹、象の木鼻、十二支などの彫物が飾られている。残念ながら今は修理で全景を見ることが出来ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/56/29f48035e36a4ac85cfac63b2881e9ce.jpg)
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●火之御子社(ひのみこしゃ・日之御子社とも)
宝光社の上1.5kmほどの場所にある。
祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)。他に高皇産霊命(たかむすびのみこと)、その娘である栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)、栲幡千々姫命の夫である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)を祀る。天鈿女命は天照大神が隠れた天岩戸の前で面白おかしく踊って天照大神を誘い出すきっかけをつくったとされる女神。舞楽や芸能、また火防の神とされる。
他の4社が神仏混淆であった時代も当社だけは一貫して神社であった。
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●中社(ちゅうしゃ)
火之御子社の上1.5kmほど。
祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、天照大神が天岩戸に隠れたとき岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったとされる神。知恵の神ともされる。
境内周辺には樹齢約900年の三本杉があり天然記念物に指定されている。
旧中院。
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●戸隠神社参道入口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/61/8f73b6d70811fcd3c4bc3f06b0608943.jpg)
ここから1kmのところに随神門が建っている。
随神門
参道入口からm進むと赤い随神門がある。
戸隠神社は平安時代後期以降より、天台密教や真言密教と神道が習合した神仏混淆の戸隠山勧修院顕光であって、随神門はそれまでは、金剛力士が安置される仁王門であった。
明治初期に神仏分離令や修験宗廃止令が明治政府によって次々と出された。神仏分離令や大教宣布は神道と仏教の分離が目的であり、仏教排斥を意図したものではなかったが、結果として廃仏毀釈運動(廃仏運動)とも呼ばれる民間の運動を引き起こしてしまい、影響は大きかった。戸隠山顕光寺は寺を分離して戸隠神社と名を変え、宗僧は還俗して神官となった。 当時の寺院に奉られていた仏像などは、戸隠近隣の村の寺院などに現在も祀られているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/32/5e474230e8b3136a031fa06bbd8edb64.jpg)
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戸隠神社の九頭龍社、奥社に続く参道には、17世紀に植えられたとされるクマスギが右側に150本、左側に130本の並木が500m続く。あと1kmの道のりだ。
神仏分離以前は随神門より奥の参道左右に子坊が立ち並んでいたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e5/ccf5d7e538755232008587cef85acb5f.jpg)
参道右手に祠のように穴が開い杉の木がある。これがCMで、小百合さんが中に入った杉の木か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a4/b1ee7ed0b3b145c236b357a66e6e89db.jpg)
参道は、ここから10分ほど上り坂は続きやがて石段になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a2/4d4eb285fe877d3449a54d3120e46d9b.jpg)
飯綱大権現
杉並木の途切れた辺りから参道は急な坂道や石段となり、飯綱大権現の社は奥社の左手前に建てられている。
変幻自在の天狗・飯縄大明神は不動明王の化身ともされ、戦国武将から守護神として崇敬されていた。上杉謙信は兜の前立てに飯縄明神像を、武田信玄も甲州に勧請、持仏として身に付けていたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ae/e418bdaee4d112e1ef188ba64a99faf9.jpg)
九頭龍社(くずりゅうしゃ)
奥社のすぐ下にあり境内社のようになっているが創建は奥社より古くその時期は明らかでない。地主神として崇められている。
祭神は九頭龍大神。古くは雨乞い、縁結びの他、虫歯・歯痛にご利益があると言われていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0d/e44db459ecdf762d417021db8250e4ab.jpg)
奥社(おくしゃ)
中社から2.5kmほど車道を登った後、真っ直ぐ続く約2kmの参道を徒歩で1時間ほど登りきった場所にある。
祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)で、天照大神が隠れた天岩戸をこじ開けた大力の神。神話では天手力雄命が投げ飛ばした天岩戸が現在の戸隠山であるとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c1/8cffe7642d9e004fce244fd7e391adf1.jpg)
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社務所の前には八重の桜が今盛りと咲いている。街中と季節が大きく違っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1e/951f6ba8582ded727dba79a9e1e0ab9d.jpg)
信州に梅雨入り宣言が出される前日に参拝に訪れた。天気はピーカンとまではいかないが晴れていた。
でも、天の岩戸開きの神事に功績のあった神々宿るところとしては、曇天か、霧雨が降る天候が神秘的な雰囲気をかもし出しよく似合うと思う。
近頃はパワースポットの場として雑誌などに取り上げられている。パワースポットとは、「聖地」とか「霊場」と呼ばれる。その場所に行くことによって、それまでに感じなかった不思議な力を感じ、その力によって元気になったり、健康になったりする気がするという。
今回ここに参ってその御利益は・・・。
「この先には、あの天岩戸を開けた、怪力の神様がいるそうです」
アマポーラ♪の音楽にのせ、小百合さんのナレーションで始まるJR大人の休日クラブ「戸隠神社」編
その戸隠神社を参拝する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/9a/298d0682c09e9bebccec25bed47a6603.jpg)
太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になってしまった「岩戸隠れの伝説」の舞台である。
戸隠神社の祭神は、天の岩戸開きの神事に功績のあった神々である。
太陽神の岩戸隠れは、現代でいうと皆既日食にあたるのであろう。
遠い神世の昔、天の岩戸が飛来して化成したといわれる戸隠山の麓に鎮座する戸隠神社は、奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の五社 からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史がある。
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●宝光社(ほうこうしゃ)
麓から上ってくると最初の戸隠神社のひとつ。
学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の神である天表春命(あめのうわはるのみこと)が祭神。旧宝光院。
権現造の拝殿周りは、みごとな龍、鳳凰、麒麟、唐獅子牡丹、象の木鼻、十二支などの彫物が飾られている。残念ながら今は修理で全景を見ることが出来ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/56/29f48035e36a4ac85cfac63b2881e9ce.jpg)
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●火之御子社(ひのみこしゃ・日之御子社とも)
宝光社の上1.5kmほどの場所にある。
祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)。他に高皇産霊命(たかむすびのみこと)、その娘である栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)、栲幡千々姫命の夫である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)を祀る。天鈿女命は天照大神が隠れた天岩戸の前で面白おかしく踊って天照大神を誘い出すきっかけをつくったとされる女神。舞楽や芸能、また火防の神とされる。
他の4社が神仏混淆であった時代も当社だけは一貫して神社であった。
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●中社(ちゅうしゃ)
火之御子社の上1.5kmほど。
祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、天照大神が天岩戸に隠れたとき岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったとされる神。知恵の神ともされる。
境内周辺には樹齢約900年の三本杉があり天然記念物に指定されている。
旧中院。
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●戸隠神社参道入口
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ここから1kmのところに随神門が建っている。
随神門
参道入口からm進むと赤い随神門がある。
戸隠神社は平安時代後期以降より、天台密教や真言密教と神道が習合した神仏混淆の戸隠山勧修院顕光であって、随神門はそれまでは、金剛力士が安置される仁王門であった。
明治初期に神仏分離令や修験宗廃止令が明治政府によって次々と出された。神仏分離令や大教宣布は神道と仏教の分離が目的であり、仏教排斥を意図したものではなかったが、結果として廃仏毀釈運動(廃仏運動)とも呼ばれる民間の運動を引き起こしてしまい、影響は大きかった。戸隠山顕光寺は寺を分離して戸隠神社と名を変え、宗僧は還俗して神官となった。 当時の寺院に奉られていた仏像などは、戸隠近隣の村の寺院などに現在も祀られているという。
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戸隠神社の九頭龍社、奥社に続く参道には、17世紀に植えられたとされるクマスギが右側に150本、左側に130本の並木が500m続く。あと1kmの道のりだ。
神仏分離以前は随神門より奥の参道左右に子坊が立ち並んでいたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e5/ccf5d7e538755232008587cef85acb5f.jpg)
参道右手に祠のように穴が開い杉の木がある。これがCMで、小百合さんが中に入った杉の木か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a4/b1ee7ed0b3b145c236b357a66e6e89db.jpg)
参道は、ここから10分ほど上り坂は続きやがて石段になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a5/a1c1da9457be98723de085b4a412b29c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a2/4d4eb285fe877d3449a54d3120e46d9b.jpg)
飯綱大権現
杉並木の途切れた辺りから参道は急な坂道や石段となり、飯綱大権現の社は奥社の左手前に建てられている。
変幻自在の天狗・飯縄大明神は不動明王の化身ともされ、戦国武将から守護神として崇敬されていた。上杉謙信は兜の前立てに飯縄明神像を、武田信玄も甲州に勧請、持仏として身に付けていたという。
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九頭龍社(くずりゅうしゃ)
奥社のすぐ下にあり境内社のようになっているが創建は奥社より古くその時期は明らかでない。地主神として崇められている。
祭神は九頭龍大神。古くは雨乞い、縁結びの他、虫歯・歯痛にご利益があると言われていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0d/e44db459ecdf762d417021db8250e4ab.jpg)
奥社(おくしゃ)
中社から2.5kmほど車道を登った後、真っ直ぐ続く約2kmの参道を徒歩で1時間ほど登りきった場所にある。
祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)で、天照大神が隠れた天岩戸をこじ開けた大力の神。神話では天手力雄命が投げ飛ばした天岩戸が現在の戸隠山であるとされる。
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社務所の前には八重の桜が今盛りと咲いている。街中と季節が大きく違っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1e/951f6ba8582ded727dba79a9e1e0ab9d.jpg)
信州に梅雨入り宣言が出される前日に参拝に訪れた。天気はピーカンとまではいかないが晴れていた。
でも、天の岩戸開きの神事に功績のあった神々宿るところとしては、曇天か、霧雨が降る天候が神秘的な雰囲気をかもし出しよく似合うと思う。
近頃はパワースポットの場として雑誌などに取り上げられている。パワースポットとは、「聖地」とか「霊場」と呼ばれる。その場所に行くことによって、それまでに感じなかった不思議な力を感じ、その力によって元気になったり、健康になったりする気がするという。
今回ここに参ってその御利益は・・・。