あの町この街あるこうよ

歴史散策まち歩きの記録
たまに丹沢・大倉尾根を登る

今日は初午 2013

2013-02-09 17:48:48 | 散策
今日、2月9日は初午祭である。
たまたま藤沢宿を歩いて、白幡神社近隣の稲荷神社を写す。

森脇稲荷と領家稲荷
                   
白幡神社の境内に氏子の森脇町と領家町の稲荷神社を祀っている。

       
                   
                   
                     

福壽稲荷
       
白幡横町町内会の会館の建物を利用して祀られている。稲荷神社は古来より藤沢宿坂戸町字御殿辺に鎮座するとある。
         


笠森稲荷
                   

         
藤沢市藤沢1-6付近に祀られている。通常は社の扉は閉じられているは本日はお祝いとあって開かれている。
         

正宗稲荷
                   

         
鎌倉妙本末寺である妙善寺の境内に祀られている。
「正宗」の名のいわれは諸説あるようだが、鎌倉時代後期の刀匠新藤五国光の弟子である、五郎正宗は日蓮の信者で、法華経により魂入して刀を鍛えたといわれ、この正宗稲荷堂にお参りをしてご利益を得ていたという一説がある。
鎌倉の正宗の屋敷跡にも「刃(やいば)稲荷」が祀られている。
          正宗殿

         
初午祭は今では二月最初の午の日とされるが、古来は、立春以降の最初の午の日に行われていた。
その年の豊作を祈った農村のお祭が原型であって、それに、稲荷信仰が結びついたものといわれている。
初午詣でをすると農家は五穀豊穣、商家は商売繁盛のご利益があるとされている。その後、子孫繁栄、商売繁盛、長寿、無病息災などあらゆる祈願の対象となった。

初午を取り上げたのは、家の近くの稲荷社の幟が一昨年まで上がっていたのが、昨年は上がらなかったので気になり、今年はと、2月に入って初午の日が気になっていた。
カレンダーを見れば初午の日は分るのだが、たまたま今日藤沢を歩いていて今日が初午の日であることを知った。
家の近くの稲荷社の幟は今年も上がらなかった。歴史ある稲荷社なのだが。