
江戸時代、小田原藩金井島村(現、開成町金井島地区)の名主を勤めた瀬戸家のひな祭り
母屋










土蔵
鉄板葺き切妻造りで、建坪は約40坪神奈川県内で現存する土蔵の中でも有数な規模である。
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戦前までは米蔵として使われ、約600俵を収納していた。


水車













ひなまつりが盛んになったのは江戸中期で、江戸では段飾り、京阪では紫宸殿風の「御殿」の中におひな様を飾ることが好まれた。この風潮は時代とともに豪華となったために華美なひな飾りを禁止する法令がしばしば出された。



島崎藤村の初恋の人おゆふさんのものと云われているおひな様が飾られ、コーナーには「初恋」の歌が流れていた。

馬籠宿、藤村の生家の隣が詩集『若菜集』の「初恋」のおゆふさんの生家大黒屋である。おゆふさんは14歳で妻籠宿の脇本陣奥谷の林家に嫁いだ。このおひな様は、林家の所蔵する明治期のおひな様(妻籠・南木曽町博物館提供)である。
このおひな様は五人囃子が全て女性で大変変わっている。これが奥谷のおひな様の特徴といわれる(脇本陣奥谷の解説 奥谷とは林家の屋号)。

★南足柄市 森のひなまつりより★