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あの町この街あるこうよ

歴史散策まち歩きの記録
たまに丹沢・大倉尾根を登る

わが家のガチョウ羽化騒動

2012-10-13 16:51:09 | 生きもの
鉢植えのレモンの木にサナギがついているのを9月の中旬に気がついた。
それからひと月たった今日、サナギから成虫が抜け出たのを早朝に見つける。

                

成虫は枯葉の文様をした羽をつぼめている。
        

カメラを3台用意して成虫が舞う時を待つ。
昼食も近くで、舞い上がりを待ち続ける。
              

全長は55mm、大きい。
        

動き始めたのは、気付いてから7時間後。
羽が広がり、どうも蝶ではなくて蛾なんだなと、少々落胆。
        

        

        

        

        


枯葉に擬態した蛾。名前は調べたが不明である。
               

        


秋に羽化した蛾のひと騒動であった。
画像はカメラ3台で500枚弱。

園まりさんの歌に『蛾』とうい曲がある。1979年の作品だそうだ。
たまたま騒動の前日にYouTubeでこの曲を聞いた。彼女の曲としては異質の感じがする歌である。
あとで思うと、それを聞いたことがわが家の騒動の始まりだったようだ。


わが家にツバメが飛来そして巣立つ

2012-08-02 13:30:56 | 生きもの
都会にツバメが減っていると話題になった今年。
そんな年に敢えてわが家にツバメの新しい巣がつくられた。
ツバメのの意思表示だろうか。
ツバメは越冬地から単独で海上を低空で飛び沖縄を除く各地でカップルとなって繁殖をするという。


5月20日
わが家の玄関の軒下に巣づくりをはじめた。


5月21日
翌日はこの程度のものだった。


5月27日
一週間後、泥と枯草を唾液で固めた巣が完成した。


6月3日
わが家で巣が完成した一週間後、丹沢・大倉バス停まえのトイレの軒下ではピーピーとツバメの雛が泣いていた。
わが家のツバメの巣づくりスタートはかなり遅い。


6月27日
前々日の25日あたりにか弱く雛の鳴き声が聞こえ始めた。
巣が完成してからほぼ1ヶ月後のことだった。
親がエサを与えている。そのエサは、近所のメダカをも失敬していたようで、わが家の巣にに運んで来るまでを見られてしまっていた。
が、ツバメは小魚を取るのだろうか、エサは昆虫とばかり思っていたが。


7月1日
成長した雛が眺められるようになった。雛は3羽であった。


7月13日
巣立ちをして、わが家の前の電線にとまるツバメの家族。
羽毛が生えそろっていないような感じである。


7月14日
成長して巣も手狭となった。
しばらくは雛が早朝から飛び立って夕方には戻ってきたが、いつの間にかわが家には戻ってこなくなった。


わが家で成長したツバメは何処に行ったのだろうか、わが家のツバメだけではなく町中で飛んでいるツバメを全く見かけなくなった。
調べてみると、町から巣立ったツバメは河川敷や溜池のヨシ原などで、数千羽から数万羽で集団生活をするという。
涼風が吹くころになってフィリピン、マレー半島、ボルネオ、ジャワ島などへ旅立つ。
余談ではあるが歌謡曲の「越冬つばめ」っていうのも、本当にあるんだね。

ツバメが巣づくりする商店では商売繁盛、民家では幸運をもたらすといわれているが、わが家ではその反対の話が2件ほどあって、ツバメ様の御利益はないままにあるじ不在の巣だけが残った。

来年も飛来してこの続きを語れるだろうか。




わが家の綿花

2011-11-17 17:32:48 | 生きもの
わが家の綿花栽培

これが綿の花
でも花の命は短くて、2日目にはしおしおになってくる。

          

これほど 綿の花が美しいとは思わなかった。

               

綿のタネは昨年オキナワスズメウリを頂いた家で分けてもらった。
発芽には温度管理が大切だとのことで、温度ばかり気にして少々タネ蒔きが遅くなってしまった。


 

遅い御蔭で発芽率100%、プランタに4本の綿の木が生まれた。反面成長が遅く摘芯が一度きり行えなかったのでコットンボールが少ないと思う。
これがコットンボール

            

綿花とは綿の花ではなくコットンボールがはじけた白い綿を綿花というようだ。


 

今年発生した東日本大震災で海水に浸ってしまった田畑の塩分を、綿花栽培で取り除くために、農家、紡績・アパレルなどの服飾繊維産業全体を巻き込んだ農地再生プロジェクトが生まれ綿花栽培が注目された。
土壌の塩分が稲作が可能になるまで取り組むという。大変な努力である。
収穫した綿は協賛企業に依って製品化するそうで、来年の春にはデパートでタオルやTシャツとなって販売される計画もある。
太い絆で塩害を乗り越えて頂きたい。

           

綿花は多年草なので冬は家内に入れて来年も咲かせてみたい。




             

日本タンポポ発見

2011-04-21 16:09:32 | 生きもの
 
 在来タンポポ                               セイヨウタンポポ

タンポポは概ね大きく分けると古来から日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種がある。
タンポポは道を歩いていると何処にでも、一年中眼にする植物となった。それは恐らくセイヨウタンポポであろう。子供の頃はタンポポは春の花と思っていたが、いつしか何時も咲いている花となっていた。
在来の日本タンポポはもう見られないのではと思っていた。
それがある成人学級の講座でこの辺りでも生育していることを知り、見つけたい気持ちが湧いた。
では、どうすれば日本タンポポを見つけられるかである。見分け方としては花期に萼(がく)の部分(総苞片)が反り返っているのが外来種(写真右)で、反り返っていないのが在来種(写真左)ということだ。
それからというもの、タンポポを見ては花をひっくり返して萼が反り返っているか否か調べるようになった。

やっと、カントウタンポポ見つけた。
それは、環状道路際の街路樹の根元に咲いていた。



              

在来種は花の季節が春の短い期間と云うことで、セイヨウタンポポに比べ咲く期間が短いために、セイヨウタンポポが日本古来のタンポポを 駆逐してしまったかに思っていたが、どっこいこの辺りでも生きていた。田園風景豊かな地方では在来種のタンポポが勢力を持っているとのこと。
頑張れ、ニッポン!

ミツマタの花 常泉寺

2011-03-27 17:13:22 | 生きもの
               

かながわの花の名所100選になってミツマタの花で知られている大和市上草柳の常泉寺を訪れる。
かながわの花の名所100選とは県内の花の名所として親しまれているものの中から1994年に選定された花の名所100選とのこと。

かながわの花の100選に関連して、かながわの景勝50選、探鳥地50選、やまなみ5湖水のある風景50選、橋100選やまちなみ100選などがあり、変わったところでは、かながわの美林50選がある。

          

常泉寺は豊臣秀吉が小田原北条氏を破り日本統一を成した頃の1588年に創建された曹洞宗 清流山常泉寺と云う。
花の名所のほかカッパの七福神でも知られている。
小田急江ノ島線の高座渋谷駅から徒歩7分ほどのところにある。
周辺マップ(Yahoo!JAPAN)

                
                青空が綺麗ですよと声をかけてきたカメラマンがいたので青空を大きく撮る
                                               ミツマタの花に囲まれた参道 
                             

                   
          
ミツマタは枝が一年に一度必ず三叉、すなわち三つに分岐する特徴があるため名付けられたと云い、中国南部が原産で、室町時代に渡来した。江戸時代から和紙の原料となり、明治に入って紙幣にも使用されている。
花は3~4月に咲き、本来は黄色であるが人為的に作った園芸品種としてアカバナミツマタがある。
                                                           

さいた さいた 河津桜

2011-01-13 15:21:43 | 生きもの
            
             植えて8年目ほどの若い樹


                  
                   相沢川川べりにて


         

河津桜は、オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定され、伊豆半島にある河津町で発見されたことから、1974年にカワズザクラと命名されました。この桜は早咲きで、例年1月下旬頃から咲き始めます。                           『土木事務所の解説ボードより』


今年のアケビ

2010-11-06 16:12:55 | 生きもの
2010_11_06 今年も沢山のアケビの実がなった そして今は『開実』になった
         



2010年 半年間のウォッチ

2010_04_03 沢山の花が咲き始める
         
         

             


2010_06_06 青い実が鈴なり
          


2010_10_04 実が色づき始める
     
     昨年の同時期には開いた実がかなりの数あった 遅れは"猛暑"がかかわっているのか?


2010_11_06 ウォッチが遅くなっておおかたが開実だ
   

         

ここは 街中の小学校
今年の4月に廃校になった
それで 子供たちの歓声も聞こえないし アケビを見つめる瞳もない
ただ 週末に野球の練習で少々の子供たちが訪れるだけだ

残念なことだ




カラスの行水

2010-10-19 17:28:17 | 生きもの
              

                「カラスの行水」
                ことわざにこんな言葉がある
                入浴時間の短いたとえとして使われている

                でも カラスって本当に行水をするのだろうか
                半信半疑であった

              

                それが 昨年の夏のこと
                和泉川の散策路を歩いている時
                カラスがザブンと川に飛び込み行水をするではないか

                あわててザックからカメラを取り出して写そうとしたが
                それこそ カラスの行水
                あっという間に飛び上がって行った

                カラスって 本当に行水するんだ! 

                それからというものの
                カラスを見ると カラスの行水を撮りたくてならなかった

                それが 今日 撮れた

               

                今回も 川面をみるとカラスが行水をしていた
                今回も あわててカメラを取り出したが
                今回も 遅かりしであった

                だが ここからが違った
                カラスがアンコールに応えてくれた

                一寸離れたところだったが ザブンと飛び込んでくれた
                でも もう終わり? と思うほど瞬間で すぐに飛び上がった

                しかし 今日のカラスは違った
                初めて行水を見かけた 眼の前のところまで飛んできて
                チャポチャポ ちょっとはねて チャポチャポ 始めたではないか

                おまえ そんなに痒いのか と言いたくなるほど 行水を続けていた

                今日撮ったおまえ ほんとに カラス?

今年も里山の貴婦人の乱舞

2010-07-28 14:27:18 | 生きもの
    


レースを纏った里山の貴婦人が時の流れに乱舞する 開きゆく様を
    
    
    
    
    
    
    
    
    

    

    

                


           
                                 レースの貴婦人 カラスウリの花


                      一昨日雨に降られ 昨日再チャレンジ
                      昨年の例だと あとひと月近くは楽しめる
                      でも 藪蚊には注意あれ

あ け び

2009-10-08 15:43:08 | 生きもの
                   近くの小学校のアケビの棚
                   実がたわわ
                   こんなに沢山なるものかとおどろく



                   それもそのはず
                   春にはこんなに花が咲いていたのだから
                   秋が待ち遠しかった

                   
                   アケビは「開け実」からきていると云う
                   ほんとになるほどと納得する
 

     アケビは単なるアケビとミツバアケビと雑種のゴヨウアケビの3種がある
     花は雌雄同株で雄花はひと株に1~2個 雌花は雄花より大きい
     家庭で実を楽しむにはアケビとムベを一緒に植えることを園芸店では勧めている 


                 丹沢大倉尾根の一本松近くで見かけたアケビ
                 まさしく「開け実」状態だ

                 

                 小学校は少子化のあおりで来年3月に閉校へ
                 このアケビも今年が見納めになるのだろうか