
今年の最終を飾るセージの花は、ミニアタ。
この赤はなんというのだろうか?
サーモンピンクよりは赤が濃く、オールドローズとでもいうのだろうか?
原産地は、メキシコなどの霧のある高原というから、
霧のなかでの霞んだこの色は、もっと淡くなり霧ににじむような感じがする。
通常は、初夏から晩秋と11月頃が花の終わりのはずなので、
つぼみは持ったが、寒さでやられ、開花しないのではないかと思っていた。
花穂がついたのが11月5日。 開花が12月9日。
というから異常に遅い。
夜は室内に取り込み、寒気を避けたのが良かったみたいだ。
か弱いセージは、面倒を見ざるを得ないから、
だんだんとかわいくなってくるから不思議だ。
花穂がつく(11月5日) 伸びた花穂(11月26日)


サルビア・ミニアタ(Salvia miniata)
・シソ科アキギリ属の耐寒性、耐暑性とも弱い多年草。
・学名は、サルビア・ミニアタ(Salvia miniata)。英名は Belize sage, Smooth leaf sage。
・原産地は、メキシコ、グアテマラの標高600m付近の半日陰の霧が出るところ。
・葉は光沢を帯びた緑色で、メドーセージの葉に似ている。
・草丈は1mと成長するが、今は、15cm程度。
・長く伸びた花穂に鮮やかな赤い花がつく。花の時期は、初夏から晩秋だが、12月9日開花。
・冬場は霜のあたらない屋根下か室内で管理。
・さし芽で増やす。