水徒然2

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最近津波は発生していないが、M8前後以上で深さ約10kmでなければ大津波は発生しないのだろうか?

2013-10-08 | 地震・津波関連

'13-10-08投稿

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、関心を持っています。 3.11大震災の例を見るまでもなく、巨大地震に伴う巨大津波は海底震源で震源の深さが約10kmと比較的浅い時に発生するようです。

ところが、

 既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-9-22)で震源の深さについて個人的な関心で調べましたが、震源深さが10kmでも地震規模が小さかったためか、幸いにも今のところ、3.11前後に発生した最近の地震では3.11を除けば、大津波はさておいて津波すら発生していません。

 詰まるところ、地震規模(M:マグニチュード)との関係から、M8前後以上で深さ約10kmでなければ大津波は発生しないと推察されます。

単に、震源深さ約10kmといっても、海洋の地殻がどのように構成されているのだろうか?意外と地殻の組成と環境放射能との反応に係る因果関係について報告した情報は少ない??ようです。

ちなみに、

 既報のウィキペディア「地殻」の引用文献では
「・・・海洋地殻(oceanic crust)は、海底火山玄武岩質の噴出物等および同種のマグマに由来する斑れい岩質の貫入岩体から構成され、厚さは平均6km程度。大陸地殻と比べ、FeO、MgO を多く含みSiO2が低く、苦鉄質、塩基性である。
・・・

 大陸地殻の体積は地球全体から見ると非常に小さいが、地球に存在する カリウム40、トリウム232、ウラン235、ウラン238などの放射性元素約半分が高度に濃集している。またバリウムおよび希土類元素なども地殻に濃縮している。」という。


(google画像検索から引用)

 また、

地震のトリガーとして、既報自然界に徘徊標榜するニュートリノは浅い震源深さの地震と関連するのだろうか?の引例では、宇宙線ミューオン、ニュートリノは地殻内部の浅い場所ほど入って来易く、火山噴火、地震を誘発するという。

 ニュートリノは基本的には、物質透過性が大きいといわれていますが、下部マントルの組成に感度があり、

 主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石)から成るのに対して、地殻花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。(ウィキペディア「地殻」から引用) 

 特に、ニュートリノ宇宙からのエネルギーとして太陽光の次に大きくトリチウムなどベータ壊変放射能からベータ線(電子線)放射時に副次的に発生するというが、自然(宇宙、電磁層、地殻内部)、人工(原発、核実験、・・・)を問わず常時発生していて、地殻、マントル、核を構成する特定元素に吸収されて、地震(地殻の変動)に影響していると想われます。

 地殻を構成する元素の中でも、鉄(Fe)の影響が大きく、特に砂鉄鉱床が存在する地域で、環境放射能が多い地域の周辺で地震発生が発生し易いようです。

参考投稿:
地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)(2012-06-17) 

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 

 現状、トリチウム、ニュートリノなどの環境放射能砂鉄とどのように反応して地震を誘起し易くしているか?個人的には不詳ですが、

 参考投稿:環境放射能とは
放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)

 既報では以下のように妄想していました。
  

放射性物質電磁気的に吸着・反応して地殻地質に及ぼす影響に係る

仮説として

1.地震の前兆現象と言われる地磁気異常

 一部の地域で検出されている磁気異常現象は環境放射線の電離・酸化作用によって地殻の遷移金属系の主に磁性鉄、ニッケル、コバルトなどの酸化物の組成が変化したのだろうか???

→磁性体用資源埋蔵量(、Ni、Co)などの多い地域との関連は?

参考情報:地磁気変動現象 

気象庁 地磁気研究所本文詳しく読む

「・・・地磁気の大部分は、地球内部の外核といわれる部分で発生しています。ここではが主成分となっており、巨大な圧力と高温のため溶融状態にあります。・・・」

関連投稿:地異に係る記載(地磁気の逆転と大陸移動について)

「・・・地磁気の逆転
 火山から溶岩が噴出すると、溶岩は固まって岩石になります。ほとんどの場合、それらは玄武岩として知られる黒い岩石で、溶鉱炉から出てきたと同様にかすかに磁気を帯びています・・・」

2. 大陸移動のストレス以外に環境放射能による地殻への影響として

 環境放射線の電離・酸化作用によって地殻の組成がペロブスカイト系化合物、例えばPZTと呼ばれるPb(鉛)、ジルコニウム(Zr)チタニウム(Ti)からなる金属からなる複合の酸化物的な逆圧電効果(振動ストレス)が付与されたのだろうか???

 →圧電体用資源埋蔵量(Sr、Ba、Ti、Pb、Zr)などの多い地域との関連は?

3.広範囲の地殻への逆圧電効果への影響として

  ミューオン、ベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノなどの環境放射電子線の地殻中の電気伝導性を高める?例えばセラミック系の複合酸化物的な超電導効果が付与されて逆圧電効果(振動ストレス)などが増幅したのだろうか???

 
 今後は妄想にとどまらず、環境放射能と浅い震源の地震との関係を明らかにするために、下記の情報を参考にして考察する予定です。

 環境放射能(ニュートリノ・・・)⇔震源深さ(10km前後)

                  ↑↓   ⇔地殻組成(鉄、ウラン、鉛・・・)

     巨大地震(M8前後以上)⇔津波高さ(3m以上・・・)

○国内外の主な津波被害

地震および津波に係る記載(その4:【追加・再掲】記録に残る大地震・大津波発生地域の整理)(2013-07-09) 

参考情報(社会実情データ図録)詳しく見る

○人工ニュートリノの影響
つながっているこころ
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-8109.html
ニュートリノと地震 その3ではニュートリノが地震と関係するという。

21日の深さ10kmの広島の地震の震源は、玄海原発とスーパーカミオカンデを結ぶ直線上にあります。20日から21日にかけて10回起きた深さ10kmの茨城の地震の震源は、J-PARCと女川原発を結ぶ直線上にあります。

さらに、13日の4回の会津の地震、18日の3回の福井の地震(いずれも深さ10km)の震源は、敦賀原発と女川原発を結ぶ直線上に位置し、その真ん中にはスーパーカミオカンデがあります。

「いいかげんもうやめてくれ! 日本が壊れちまう!」
(世界支配層による核爆弾の人工地震なんて、うそっぱち??)

○最近の地震の震源深さ
3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-9-22)

○地震メカニズム
地震予知研究の歴史と現状

 

マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動 
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/03/001040.htm

 参考投稿:
3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-9-19)と関連情報メモ

○ 地質の影響

日本地質学会
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/geochemmap/

今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その1:'11-03-13~'11-12-27)2012-06-05)
(その3-1:地震・津波規模に係る要因~'12-06-09)(2012-06-10)
(その3-2:地震・津波規模に付随する現象について)(2012-06-17)

地震および津波に係る記載(その54:国内原発停止前後の震源深さに係る雑感)

 

 ⇒これらの要因が複雑に絡み合って地震が発生していると想われますが、データを一つ一つ積み上げてそれらの信憑性を明らかにすることを期待しています

が、どうしても大津波の発生メカニズムについては個人的にはよくわかっていないのが現状です。

 

 

 


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