水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

台風27号:関東でも夜から雨強まる…伊豆諸島など警戒が必要という。

2013-10-26 | 天変地異・異常気象関連

’13-10-26投稿、追加

 既報に引き続いて、台風27号、28号の最新情報を調べました。

毎日新聞 2013年10月25日(金)20:53
台風27号:関東でも夜から雨強まる…伊豆諸島など警戒http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20131026k0000m040073000c.html

「台風27号は25日、日本の南海上を東寄りに進み、九州や四国などの広い範囲に大雨を降らせた。伊豆諸島や関東甲信でも25日夜から雨が強まり、気象庁は土砂災害や河川の増水への厳重な警戒を呼び掛けた。

 高知県仁淀川町では24時間雨量が452.5ミリを記録。宮崎、大分、徳島県の各地でも300ミリを超える大雨となった。27日午前0時までの24時間予想雨量はいずれも多い所で、伊豆諸島200ミリ、関東甲信200ミリ、東海150ミリ、北陸100ミリ。

 気象庁によると、台風27号は25日午後9時現在、時速30キロで北東に進んだ。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。早ければ26日夜にも、三陸沖付近で温帯低気圧に変わるとみられる。

 一方、非常に強い台風28号は25日、小笠原諸島に接近した。勢力を弱めながら北東に進み、27日午後には温帯低気圧に変わる見込み。【夫彰子】 」とのこと。

最新情報では

 gooニュース
浜松市、17万人超に避難準備情報

「浜松市は、市内の中区、東区、南区の3つの区に出していた避難準備情報を、25日午後11時半すぎに拡大し、7万2090世帯、17万5493人に避難準備情報を出しています。浜松市では、市内の小中学校に避難所を開設しましたが、夜間の避難は危険を伴うため、浸水のおそれがある場合は2階以上の部屋に避難するよう呼びかけています。」という。
(NHKニュース&スポーツ) 2013年10月26日 00時40分

既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

⇒従来の平均的な発生位置および進路とは大幅に異なる10月に入ってからの台風23号、26号、27号の発生状況をみるにつけ、

従来の平均的台風コース(google画像検索から引用)

 

 

 

 

 

 

 話が少しずれますが、
既報中国 内モンゴルの砂漠化の現状、砂漠化の原因 緑化の可能性について2013-05-16)心配している砂漠化による黄砂が火山灰の微粒子、有害ガスなどとハイブリッド化して飛来する可能性があるのみならず、これから先、抜本的な対策がなされない限りにおいては、異常気象など天変地異など諸悪への影響が増える一方?かと想われます。

また、黄砂の飛来状況は単に、中国からだけでなく、ハブーブ(嵐)などによって、全世界から飛来しているのだろう?と個人的には想っていますが、

 

中国インド、中東、パキスタンのみならず、オーストラリア(オーストラリア西部の赤い砂嵐)、米国(トルネード)、アフリカなどからの突風、嵐など強風によって、大気中に巻き上げられて浮遊していると思われます。(詳しくは>>

ちなみに、現状の黄砂、大気汚染粒子の挙動は
引用:http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/archivej.html
(開発責任者 竹村俊彦(九州大学応用力学研究所))
高さ1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション

の予測動画によって、おおむね確認できると思われます。

予測動画

大気汚染粒子

黄砂

本題に戻って、

 黄砂が発生しやすい地域の降雨量は年間降水量400mmというのに、昨今の一連の台風がわが国にもたらした降雨量は日間降水量400mm前後というこの「水の偏り」。

 何とか解消されないものかと思っています。

 地球温暖化のなせる仕業か?
方や、水不足によって大気中に舞い上がった黄砂によって大気汚染で疾病する反面、大量降雨によって洪水、土砂災害が増大するというこの皮肉な現象。

参考関連投稿:
中国大気汚染で9900人死亡 北京など、環境団体報告という。その汚染の実態は不詳?
(2013-06-19)
異常気象に係る記載(その28:インドでも大規模な豪雨でガンジス川などで大洪水。対策は緑化か?)(2013-06-23)

 また、昨今発生している一連の異常進路台風はなぜか、フィリピン近海に近い地域で発生して、アジア大陸寄りに進んでいるのも、よくよく考えれば不思議な現象も個人的には想われます。(台風28号は上記引用図から例年並か?)

 参考情報:朝日新聞デジタル
台風情報 

台風27号http://weather.asahi.com/typh/

台風26号
(時事通信) 2013年10月16日 01時20分

 

財団法人日本気象協会提供

 世界における砂漠化の増大による大気中の黄砂などが太平洋に飛来して、温暖化に影響して海水温の上昇させていなければと個人的には想う次第です。
参考関連投稿:
黄砂、大気汚染物質の大陸での昨今の発生状況 少し増えているのだろうか?(2013-05-11

 来年どのような地域で発生して、どのような進路をたどるのか?今後着目する必要があるのでしょうか?

ちなみに、
降水量を制御するために人工的に台風の進路を変えることは可能だろうか?
の引例によれば、
るいネット 2011/08/01 PM11 
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=255003
人工台風の研究状況
台風をあやつる 夢ではない天気の制御 
 
R. N. ホフマン

毎年,大きな被害をもたらす台風やハリケーン。その勢力を弱めたり,進路を変えたりすることができるだろうか?近年の研究から実現のシナリオが浮かび上がってきた。

 高度な気象予報モデルに基づいて,ハリケーンの発達のカギとなる複雑な過程が精密に再現された。その結果,ハリケーンや台風などの巨大なカオス的システムは初期条件の微小な変化に非常に影響されやすいことがはっきりした。例えば周辺や中心部の気温や湿度がわずかに変わるだけで大きな影響が出る。

・・・

将来は,太陽光発電衛星から送り出すマイクロ波ビームによって大気を加熱し,ハリケーンの温度を変更できるだろう。ハリケーンの進路に当たる海洋上に生分解性の油をまき,海面からの蒸発を抑えてハリケーンの発達をコントロールすることも考えられる。このように,いずれはハリケーンの発達に人為的に介入する具体的な道が開かれ,人命や財産を守ることが可能になるだろう。・・・」という。

 


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