'13-08-28投稿、09-13追加、09-15追加、09-20修正・追加
3.11天変地異による福島原発事故によって放射能漏洩が一度起これば、既報【追加・再掲】 体内の放射能を浄化する食べ物に係る情報の紹介で記載したように、震災からまもなく3年になるにもかかわらず、いまだ収束せず、国民の後遺症に対する不安は日増しに拡大しています。
既報福島第一の湾内海水の放射能急増という。世界の原発周辺海域はどの程度で規格は?で記載しましたように、
世界各国の電気エネルギーは気象条件に影響されない原発によってかなりの分は賄われていますが、
たった一地域の漏洩事故によって、事故後、世界の技術の粋を集結した収束体制にもかかわらず、よもやこのような事態になるとは3.11後、思っていませんでしたが、関係者の努力にもかかわらず、危険な作業環境下で、事前の計画に反して打つ手打つ手が後手に回っているという。
汚染水が漏れた「H4」と呼ばれるタンク群の周辺では、地下水に汚染が拡大している可能性が高まっている。
現状、懸念している放射能(特にトリチウム)による環境汚染は、国際規格がどのようになっているのか?個人的には現状不詳ですが、原発からは絶えず、今まで、「塵も積もれば山となる」諺のごとく半減期12年のトリチウムなど放射能は法定内とはいえ常時排出されています。
PS:09-20
トリチウム水は「海のホットスポット」とは無縁とは思われますが、
放射能(特にトリチウム)による環境汚染を防止するために、「凍土方式」の成功を祈るばかりだろうか?
「・・・慌てた安倍首相は9月3日、「政府一丸となって解決にあたる」と国費470億円を投じ、汚染水漏れへの対策を行うことを発表。内訳は凍土方式の遮水壁建設に320億円、現在トラブルで試運転が止まっている放射性物質除去装置(ALPS)より高性能の装置を開発する費用として150億円を充てるという。
だが、「少し遅きに失した」(脇雅史自民党参院幹事長)と身内にもいわれる始末。
そして目玉対策である「凍土方式の遮水壁」の実効性についても、大いなる疑問が生じた。事故当時、首相補佐官として原発事故対応に当たった民主党の馬淵澄夫・元国土交通大臣はこう指摘する。・・・「凍土方式は完成まで2年間もかかる上に、工法自体にも問題がある。私は補佐官時代、原子炉建屋を遮蔽するプロジェクトチームの責任者として、4種類の地下遮水壁の工法を検討しました。その結果、『凍土方式』ではなく、チェルノブイリで実績がある、材質が粘土の『鉛直バリア方式』を選定しました。『凍土方式は汚染範囲が大きい場合は困難』という理由で採用しなかった」
元経産官僚の古賀茂明氏もこう言う。
「凍土方式で汚染水を止められる、と言う専門家は一人もいないでしょう。海外のメディアも取材し、そのことをすでに知っているので、安倍政権の対応を評価していないのです」」という意見。
地下水の枯渇、次世代に水を残せるかhttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121225002
(一部割愛しました。)
「インドでは農家による地下水のくみ上げ、販売が全国的に拡大し、地下水の枯渇が深刻化している。しかし、これはインドだけの問題ではない。・・・」というように、
海への出入り口を封じ込め、周辺の地下水脈を枯渇させるしかないのだろうか???
単純に考えれば、金に糸目をつけなければ、周辺の地下水を枯渇させることと、トリチウムを除去できる装置を充当すれば大難は避けれるのだろうが・・・。
関連投稿:福島原発の地下水中のトリチウム除去は原理的には可能という!
(2013-08-17)
ゲンダイネット
いくら止めてもムダ! 汚染水「拡大再生産」という絶望
2013年9月18日 掲載
(一部割愛しました。)
http://gendai.net/articles/view/syakai/144614
「【緊急連載】「福島原発 現在の本当のこと<1>」
福島原発でいま、何が起こっているのか。安倍首相はIOC総会で、「状況はコントロールされている」「港湾内に完全にブロックされている」と大見えを切ったが、ドイツの公共放送「ZDF」は強烈だ。東アジア総局長が何度も福島に足を運び、高濃度の汚染水が外洋に流れている可能性があることを指摘、「安倍首相はウソをついている」と断言した。そのうえで、「あそこまで総理大臣がIOC総会で言った以上は、これは国際公約になる。今後は国際社会からの監視の目が一層強化される」とリポートしたのだ。
東京電力の山下和彦フェローも「今の状態は制御下にない」と発言、首相のウソを事実上、認めた。しかし、その後、東電が修正の記者会見をしたため、大騒ぎになった。
「東電サイドに、首相の発言について見解を聞いたところ、『答えられない』というので、それじゃあ、東電は国際会議で同じことを言えるのか、と聞いたところ、『そのような状況になっていないので、その際に考える』と逃げてしまった。つまり首相の発言を認めることはできないのです」(ジャーナリスト・横田一氏)
東電は汚染水をためているタンク周辺にいくつかの観測用の井戸を掘っている。そこから、1リットル当たり17万ベクレルという放射性ストロンチウムが検出された。遺棄できる法令上の基準値は1リットル当たり30ベクレル以下だから、とてつもない値だ。
「井戸から検出されたということは、その周辺一帯が平均して汚染されていることを示しています。全然、放射能を制御できていないのですよ。断崖を30メートル削って建てた福島第1原発は、山側から海へ向かって大量の地下水が流れ込む。この地下水に原子炉建屋はさらされている。しかし、そこにはメルトダウン(スルー)した放射性物質が存在している。そうした放射性物質に接触した高濃度汚染水があふれている。そこに地下水が流れ込み、汚染水が“拡大再生産”されるわけです。東電はそれが海に出ていかないようにくみ上げてはタンクにためていますが、その林立するタンク群からも汚染水が漏れて、周辺の地下水を汚染した。汚染水は側溝を通じて港湾外に漏れ出ている可能性も高い。ドイツの放送局が『ウソ』と断じたように、とても『コントロール下』とはいえません」(横田一氏=前出)
<こんなことをいつまで続けられるのか>
福島第1原発では、地下水が原子炉建屋に流入して1日400トンの汚染水が出てしまう。ドラム缶2000本分である。それを地上タンクに移すのだが、海から見ると、そのタンク群が原発建屋の向こう側、広大な敷地に整然と並んでいる。それを見れば、誰もが絶望的になるはずだ。いつまで、こんなことを続けられるのか、と。
しかも、タンクは急ごしらえで、耐久性がない。タンクが立っている場所も突貫工事で仕上げたもので、一部が傾いている可能性が指摘されている。
今年8月、タンクからの汚染水漏れが発覚した際、東電は震え上がった。漏れていたのは3基だったが、タンクの老朽化、耐久性、地盤などが問題だとすれば、他のタンクからも次から次へと漏れ出すのは必至だからだ。
放射能は閉じ込めるのが大原則。しかし、事態は2011年3月11日からまったく、好転していない。
PS:09-15
台風1918号の影響が心配です。 トリチウム以外の放射能はどうなっているのだろうか?
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091300864
トリチウム13万ベクレル=漏えいタンク北、また上昇-福島第1
「東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから放射能汚染水が漏れた問題で、東電は13日、漏れたタンク北側の観測用井戸で12日に採取した地下水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり13万ベクレル検出されたと発表した。
この井戸はタンクの北約20メートルにある。8日に採取した水は同4200ベクレルだったが、その後濃度が急上昇。10日採取分は同6万4000ベクレルで、海に放出できる基準の同6万ベクレルを超えた。11日採取分も同9万7000ベクレルに上昇していた。
東電は急上昇の原因について「分からない」と話している。(2013/09/13-20:38)」という。
PS:09-13
msn産経ニュース 2013.9.11 20:41
「東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は11日、漏えいがあったタンクから北に約20メートル離れた観測用井戸で、地下水1リットル当たり6万4千ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。法定基準(6万ベクレル)を超えており、この井戸のトリチウム濃度は3日間で約15倍に急上昇した。・・・」という。
この先、既報で記載しましたが、これからの時期は予期せぬ大地震の発生も考えられ、想定外の全タンク破壊による未曾有の大漏洩が起こらないことを祈ります。
参考関連投稿:大地震の予測が的中しないことに係る個人的な雑感
このトリチウムは3.11が起こらなければ、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、鉛、ヨウ素などのように、巷間の話題にもならなっかたこともあり、限られた一部の専門家のみ知る人ぞ知る放射能であるという。
何度も引用していますが、内部被爆のみならず、異常気象にもトリチウムは影響するという。
弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect
「ペンシルバニアにある原発の排気が雪を降らせる様子が気象レーダに映ったらしいwww
"Nuke Effect" snow? Pennsylvania power plant spawns "nuclear" snow plume
「ボクがこれを見たときに思ったこと。
気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていた。
今、その現象がドップラーレーダーに映った。
「核の効果による降雪」
ペンシルベニア州のシッピングポートの近くにあるビーバーバレー原発で寒空に排気する熱と蒸気が「核の効果」を起こし風下に雪を降らせた。最大1インチの積雪が観測された。地域的な降雪現象。
以下はピッツバーグの原発の排気が風下に降雪させてるドップラーレーダー画像。・・・
異常気象の原因はCO2だと断言してるけど、そのCは炭素14なんじゃね。さらに原発が放出してる水蒸気のH2OのHはH3(トリチウム)なんだろうな。こんなのがちょっと大気中に存在するだけで気象が大きく変動する。電離層を透過し僅かに到達する宇宙線で雲ができるくらいなのだから当たり前か。←クリプトン85が露点を低下させる効果があることが判ってる。気温上昇の原因。・・・(後略)」とのこと。
最近得た情報として、
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という。
カレイドスコープ Sun.2013.08.25
原発・川・湖・海の汚染
太平洋で希釈されず、北米西海岸では日本の10倍
(一部割愛しました。)
「福島第一原発からの海洋に流れ出た放射能汚染水は、それほど薄められることなく、太平洋に「海のホットスポット」を作ってしまう、と各国の科学者が結論付けています。
彼らは、日本の政治家、官僚、学者たちを、密かに「無能のグズ」だといい始めています。
世界中から日本に対する怒りが爆発するでしょう。
福島第一原発からの放射能が北米の西海岸に打ち寄せる
West Coast of North America to Be Hit Hard by Fukushima Radiation
(WashingtonsBlog 2013年8月20日)
放射能レベルはバハカリフォルニアおよび他の西海岸で生じる「ポケット」に集中するでしょう
北太平洋旋回(North Pacific Gyre)と呼ばれる海流が、日本からの放射性物質を北米西海岸へ運んでいる:
多くの人たちが、福島第一原発からの放射能が、膨大な海洋で希釈されると考えているようですが、米・原子力委員会が前もって出した極秘扱いの1955年アメリカ政府報告(Previously-Secret 1955 Government Report )では、「核災害で流れ出た放射性物質は海洋でも十分に薄められることはない」と結論付けています。
また、高濃度に濃縮された放射能の「海のポケット」や、「(循環的な)流れ」ができる可能性があることが指摘されています。
(管理人:太洋にも、海流から外れて、放射能が集って淀むような「海のホットスポット」ができたり、同じところを海水がぐるぐる旋回するような場所がある。ここに、放射能が集中して溜まる、言っているのです。
その海域では、高いレベルで生物濃縮が起こることは言うまでもありません。
ハワイ諸島がすっぽり入っている北太平洋旋回の真ん中-CONVERGENCE ZONEを取り巻く環は、「太平洋ゴミベルト」と言われているように、がれきやゴミが集まる場所です。
同じように、黒潮にのって放射能が循環していくにつれ、このゾーンに放射性物質が集まっていく)・・・
「海水中に放出された放射性物質は潮流に流され、拡散していく。
魚とか海藻などの海洋生物に取り込まれるには相当程度まで薄まると考えられる」。
これも、思い出してください。
あのとき、日本の水産庁が何をやったか。
「汚染物質は海水で希釈されるからだいじょうぶ。
魚にも生物濃縮しないので、食べてもだいじょうぶ」。
御用学者に頼んで、わざわざ洗脳用のパンフレットまで作成し、ホームページで「魚を食べよう」とやっていたのです。海洋調査もやっていないのに。
参照→海の食物連鎖「濃縮しない・蓄積しない」- 水産庁
その後、調査によって、とんでもない値の放射能汚染魚が次々と発見されるや、「これはヤバい!」と、慌ててホームページを削除。徹底的に証拠隠滅を図ったのです。
彼らを信じて、とんでもなく危険なレベルの放射能汚染魚を食べた国民には謝罪の一言もなく、「俺たちゃ、知ったこっちゃない」。いろいろな国の官僚の対応について読んでいますが、こんなに姑息で薄汚い官僚がいるのは、先進国では日本だけです。
以下は、世界各国のトップクラスの科学者による「太平洋の放射能汚染の近未来」についての予測です。
彼らの共通した見解は、「海洋に放出された放射性物質は、それほど希釈されずに、海のホットスポットに集中して集まったり、海域を周回する流れによって、同じ場所にとどまる」というものです。
以下は、その各国の学者の結論です。
MIT(マサチューセッツ工科大学)のホームページ(2011年12月21日)では、福島からハワイや西海岸に流れ着いたガレキが予想以上早くに西海岸に着岸したことから、「放射能を含んだ海水が、5年以内にアメリカ西海岸を襲い始める可能性がある」と予測されています。
また、何度か紹介してきたロバート・アルバレス(IPSの上級学者で、政府の上級政策アドバイザー、国家安全保障と環境省の次官補代理を務めた)氏は、IPSのホームページでこんなことを発表しています。(2012年3月31日)
このことに関して書いた、米・原子力委員会から出された「1955年秘密メモ」によれば、大気中に浮遊している放射性降下物が海洋に落ちた後、放射能の汚染度の低い海域に拡散して、結果として希釈されることはない、ということである。
それは、降下した放射性物質が特定の海域に分布している「海のポケット」に集中して集められたり、一定の場所に生まれる「(循環の)流れ」に乗って周回しているだけである。
放射性物質を餌として取り込んだ(この記述は1955年のメモにはあったが、今は消されている)ことによって放射能に汚染されたマグロは、そのまま生き続けて、放射能のポケットのような場所を泳いだりしている。
そこで、放射能のポケットで育った海藻や生き物を餌にしていると推測される。
放射能汚染水の量があまりにも多いので、東電は、そのまま海に流しています。
そして、海流が海水を日本から北米の西海岸に押し流しているという事実があります。
少なくとも、これらの放射能の流れや「海のホットスポット」は、最終的には、北米西海岸に衝撃を与えることは間違いないのです。
ハワイ大学は、独自に放射能の拡散シミュレーションを行いました。
・・・(中略)
ドイツのキール海洋研究所のシミュレーションでも同様の結果が得られていますが、より具体的なのは、西海岸、特にバハカリフォルニアで日本の10倍の濃度になる、と結論付けたことです。
昨年、海洋大気局(NOAA)の太平洋海洋環境研究所の科学者、そして、GEOMAR海の地球科学研究センター(GEOMAR Research Center for Marine Geosciences :ドイツのキール海洋研究所のこと)の3人の科学者が、北米西海岸の放射線量は、最終的に日本よりも10倍高くなるという見解を示しています。(以下)
10年後には、放射能が太平洋全域に、ほぼ均等に広がります。
特に北米海岸沿いは濃度が高く、バハカリフォルニア沖合いが最大で、2011年4月のもっとも濃度の高かった福島第一原発のすぐ前の海の10000分の1の濃度になる、というシミュレーション結果が得られています。(下)
ただし、これはセシウム137だけを対象としたもので、セシウム134やストロンチウム90、トリチウムなど、他の核種は考慮されていません。
このキール研究所のシミュレーションは、2012年7月に公表されたもの。(画像クリック)
・・・
しかし、東電は今年7月の参院選投票日翌日になってから、実際はもっと大量の、しかももっと高濃度の放射能汚染水が、2011年4月から海洋に漏れ出ていたことを認めたので、このキール研究所の試算は、これでも「楽観的」ということになってしまいました。
今、キール研究所では、再度、シミュレーションをやり直しています。ということは、この結果より、もっとも酷いことになるということです。
詳しくは、『ドイツのシミュレーションでは福島の汚染水で太平洋は終り』を参照。
・・・(後略)」という。
⇒詳細は勉強しましょう。
シミュレーション推定と実際はどのような違いがあるか?個人的には、現状不詳ですが、
国際協調のもとで、過去の核実験、および少しスケールが小さく影が薄くなりそうな世界各国の原発周辺海域(地中海、大西洋、北極海、黄海、インド洋、北海、日本海など)のトリチウム水、他セシウムなど常時排出されている放射能の行方も含めて徹底検証する必要があるのでは?と個人的には思われますが、完璧な遮蔽と放射能汚染していない地下水を汲み出さなければ、「海のホットスポット」を拡大させると推察されます・・・。
PS(09-20):既報トリチウム水の環境への影響に係る記載を調べました。(その2)の引用記載によれば、「・・・今日、われわれを含めた地上生物の体内の水に含まれるトリチウム濃度はおよそ1リットル当たりおよそ1ベクレルの程度である。・・・人工的なトリチウム源には核燃料の再処理施設、過去の核実験、現存の原子炉、消費財に含まれるものなどである。
そのほとんどは過去の核実験により大気中に放出されたものである。大気圏内の核実験は1970年代を最後に行われていないので、核実験由来の地球環境中トリチウム濃度は減少し、いまでは、ほぼ1950年代以前のレベルに戻っている。
というが、この先どの程度の汚染になるのだろうか?
ATOMICA:トリチウムの環境中での挙動 (09-01-03-08))では、「・・・地球環境中トリチウムの最大の発生源は、大気圏内核実験、特に1954年以降の水爆実験である。1963年の大気圏内核実験停止条約締結までに天然起源の200倍程度のトリチウムが放出されたと推定され、その結果として環境中トリチウムレベルは大きく増加した。1963年以降は核実験起源の大気中トリチウムは物理的崩壊および海水中への移行により、減少傾向を示している。しかし、海洋との接触が少ない大陸では核実験起源のトリチウムがまだ残っている。
これらのトリチウムは大気の循環や降雨によって地上付近に移動し、空気、環境水(河川水、地下水、海水等)、植物や動物の生体中等に広く分布している。わが国において核実験開始前に測定された降水中トリチウム濃度は0.77Bq/lであったが、1960年代の初めには12~180Bq/lまで増加した。その後、減少し始め、現在はほぼ核実験前のレベルに戻りつつある。・・・」という。
世界の海域の一例
<200海里、中国沿岸部と日本の海>
(クリックすると海流の流れがよくわかります)
海流 →
(google画像検索から引用)
中国、台湾も日本と同じ法定基準なのだろうか?
<核実験実施状況>
引用:http://www.ctbto.org/specials/
1945-1998-by-isao-hashimoto/
参考情報:
donのブログ
http://ameblo.jp/don1110/entry-11540857865.html
日本海溝に原発事故由来の放射性物質
http://www.mbs.jp/news/jnn_5344476_zen.shtml
東日本大震災から4か月たった仙台沖の日本海溝の海底で、原発事故に由来する微量の放射性物質が見つかったことが分かりました。度重なる余震で海底の生態系も大きく変化していました。
これは海洋研究開発機構が震災から4か月後に撮影した日本海溝の海底の様子です。仙台から270キロ離れた震源に近い場所で、水がかなり濁っていて流れが強く、生物はほとんど見られません。1998年に撮影された映像では穏やかな環境で、ナマコ類などの生物が見られましたが、震災後は度重なる余震で海底がかき回されたものとみられています。 海底の堆積物を調べた結果、原発事故に由来する放射性セシウムが検出されました。1キロあたり20ベクレルとわずかな量ですが、これまでで最も深い場所からの検出で、プランクトンの死骸などにくっついて、沈んできたものとみられます。(29日19:42)
関連投稿:
異常気象に係る記載を調べました。(その10:発生要因の整理に基づく世界のホットスポット)2011-07-13