’13-11-02投稿
既報福島沖(アウターライズ)でM7.1 前震の可能性も!本番は28日から11月上旬か?という。(2013-10-29)で記載しましたが、太陽フレアーの活性化の影響?で海底震源で震源の深さが約10kmと比較的浅い中規模地震が続いています。もし、M8以上の規模の大地震が発生したら、大津波が発生する可能性が高まり心配しています。
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最近津波は発生していないが、M8前後以上で深さ約10kmでなければ大津波は発生しないのだろうか?
しかしながら、大地震の予測は3.11並みの首都圏直下型、駿河湾沖、東海・東南海・南海における地震に対して、数十年にわたって警戒してきまましたが、いまだ起こっていません。
いずれ、時間がたてば、歴史的な宿命から発生するでしょうが、・・・。
おりしも、プレート、環太平洋火山帯を舐めるように、異常な進路の台風が発生したことから、近いうちにひょっとすると大地震が発生するかも知れない?と杞憂しています。
台風27号、28号の進路
【世界の主要火山帯分布図】(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html)
【プレートの世界地図】
「Livedoor Blog 天下泰平」「バヌアツ地震と日本の地震」
・プレートの世界地図から引用
まえがきが長くなりましたが、
地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、関心を持っています。
最近の情報によると、太平洋プレートの潜り込みが加速しているという。
日刊現代
太平洋プレートの潜り込み加速 「新型地震」が迫っている!?http://gendai.net/news/view/112214
(一部割愛しました。)
「先週26日に起きた福島県沖を震源とする深さ約10キロ、マグニチュード(M)7.1の地震。宮城、福島などで震度4を観測し、津波注意報も出た。3・11の余震のひとつだが、実は危険なのはこれからだ。
気象庁はこの地震について、日本海溝の外側を震源とする「アウターライズ型」と発表した。同型でM7以上になったのは、3・11以降では初めてだが、「今後もM7程度の地震が発生する恐れがある」(気象庁)と注意を促している。立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授はこう警告する。
「3・11の地震で、アスペリティー(固着)が弱くなった分、太平洋プレートの潜り込みの速度が、これまでの年10センチから、年30~40センチに加速しています。そのため、今後も『アウターライズ型』が起き、津波が起こる可能性があります。04年のスマトラ島沖地震で、同型の地震が起きたのは8年後の12年でした。まだ、東北地方太平洋沖地震は終わってはいません」
高橋教授によれば、太平洋プレートの移動速度が上がったことで、隣接する北米プレート内の内陸直下型地震も増える可能性があるという。ここには「福島原発の西側から仙台を経て北上川へと続く断層」がある。さらに、火山が噴火する恐れもある。
「太平洋プレートが沈み込んでマグマとなり、火山の爆発を引き起こします。現在、富士山や八甲田山の活動が盛んになりつつあるのも、その影響の可能性が高いのです」(高橋教授)
世界で発生したM9以上の地震では、後に必ず火山が噴火しているという。まだ不安は尽きない。 」という。
⇒滑り込み速度が高くなったのは太陽フレアーの活性化による天変によるものか??
既報自然界に徘徊標榜するニュートリノは浅い震源深さの地震と関連するのだろうか?の引例では、宇宙線ミューオン、ニュートリノは地殻内部の浅い場所ほど入って来易く、火山噴火、地震を誘発するという。
特に、ニュートリノは宇宙からのエネルギーとして太陽光の次に大きく、トリチウムなどのベータ壊変放射能からベータ線(電子線)放射時に副次的に発生するというが、自然(宇宙、電磁層、地殻内部)、人工(原発、核実験、・・・)を問わず常時発生していて、地殻、マントル、核を構成する特定元素に吸収されて、地震(地殻の変動)に影響していると想われます。
ニュートリノは基本的には、物質透過性が大きいといわれていますが、下部マントルと核の組成に感度があり、
主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石)から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩・安山岩などの中性岩・玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。(ウィキペディア「地殻」から引用)
一方、プレート移動説ではなく、
既報によれば、地殻は大陸移動のストレスなどプレートの動きによって奇妙奇天烈な動きをしているというが、その一連の挙動の一環?でしょうか。
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- 地震および津波に係る記載(その50:大陸移動による奇妙奇天烈なプレートの動きがあるという。)
(2013-06-01)
・・・奇妙奇天烈なプレートの動き
http://www.ailab7.com/kiteretu.html
・・・
奇妙な話をもう一つします。右の図は、
ニュートン誌の1989Vol.9No.5に載っていたもので、「ドイツが日本に近づいてくる」というタイトルの記事です。和歌山の下里水路観測所で人工衛星を使って、各地の間の距離を測っているのだそうです。
その結果、同じユーラシアプレート上にあるはずのドイツと日本が年間38mmも近づいているというのです。ハワイが78mm近づくのは理解ができるのだが、同じプレート上の2地点が近づくのは、プレート(剛体のはず)論としては納得が出来ないわけです。その理由として、
①ユーラシアプレートは一枚岩でなく、その中に別のプレート境界がある。
②プレートは完全な剛体ではなく、多少の伸び縮みをする。
③日本周辺はプレートの入り組んだ地域である。このため他のプレートに押されて、局所的に複雑な動きが存在する。
この内のどれかだろうが、観測データの蓄積が必要である、としています。どうして、プレート説を見直さないのでしょうか。・・・」という。
および、
既報パキスタンはるか沖で地震により水中から突然巨大な島が隆起してメタンも発生しているという。ように、地殻は隆起したり、陥没(シンクホール)したりして、複雑な動きをしているようです。
既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-4-11)(2013-04-11)の引例 ツイログ日々坦々 @hibi_tantan24 20134月09日によれば、
ロシア人地震学者アレクセイ・リュブーシン氏:これから1年半以内にこの地域でマグニチュード9.0級の新たな地震が発生する可能性がある。 / “破壊的な地震が日本で一年半以内に繰り返される可能性があるという。: The Voice of Russia” htn.to/qDfV7D
「「2011年3月に日本の北部で大地震が発生したが、同地方のプレートの緊張状態は完全には弛められていない」。シュミット記念地球物理学研究所のロシア人地震学者アレクセイ・リュブーシン氏はそう見なしている。
2011年3月11日に日本の東北部で発生したマグニチュード9.0の地震(「東日本大地震」)による死者・行方不明者は1万8500人に上っている。」という。
大地震・大津波に係るさまざまな予測はずばり的中していない?と思っていますが、警戒(用心)することに越したことはないと思われます。
参考情報:
CERON.jp
9月6日頃に近畿で大地震の可能性と警告した研究者が続報を発表! 「9月下旬以前の発生の可能性はない」 | ロケットニュート24
http://ceron.jp/url/rocketnews24.com/2013/09/03/365121/
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大地震の予測が的中しないことに係る個人的な雑感