水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

自然界に徘徊標榜するニュートリノは浅い震源深さの地震と関連するのだろうか?

2013-09-24 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-09-24投稿

既報地震および津波に係る記載(その54:国内原発停止前後の震源深さに係る雑感)(2013-09-16) で記載しましたが、数々の巨大地震予測が提案される中、この間、大地震、大津波には至らず、幸いと思っています。

 個人的には、津波規模に影響を及ぼすという「地震の震源の深さ」に原発から発生するニュートリノとの関連で特に、関心があります。

 地震および津波に係る記載-2ニュートリノの素性と発生規模に及ぼす影響度
原発関連の使用済み燃料から46時中発生しているという。

 
一般的には、ニュートリノはトリチウムなどベータ壊変放射能からベータ線(電子線)放射時に副次的に発生すると言われており、自然(宇宙、電磁層、地殻内部)、人工(原発、核実験、・・・)を問わず、地震(地殻の変動)に影響しているのでは?と思っています。

放射化現象に係る投稿(その9:環境放射能ニュートリノに係るKamLAND 実験研究の現状と期待)によれば、

KamLAND など実験研究施設では

原子炉から飛んでくるニュートリノや、地球内部から 来るニュートリノ、太陽からくるニュートリノなど自然界のあらゆるニュートリ ノを捕え、ニュートリノと自然の謎に迫る画期的な実験しているという。

また、既報ニュートリノの電子化する新現象が物質の起源知る手掛かりになるという。(2013-07-22) によれば、ニュートリノは電子化するという新しい学説も最近提案されています。電子化すれば、そのエネルギーは地殻を励起したり、熱化して刺激するのでは?と思っています。
厳密に言えば、goo辞書
「励起」とは
量子力学で、原子分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること
という 

ニュートリノ「電子型」変身現象を確認 宇宙誕生、謎解き 2013.7.20 07:11
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130720/scn13072007160000-n1.htm

「素粒子ニュートリノの性質解明を目指す高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)などの「T2K」実験チームは19日、3種類あるニュートリノのうち、「電子型」と呼ばれるタイプが出現する新現象を、世界で初めて発見したと発表した。宇宙の成り立ちを解明する重要な手掛かりになる。

 ニュートリノは地球などを貫通して宇宙を飛び回っている謎の素粒子。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類があり、飛行中に別の種類に“変身”する性質を持つ。電子型への変身は観測が最も難しく、これまで未確認だったという。

話が少し反れますが、

既報天変に影響する要因に係る記載(その4:大気圏より上の宇宙空間)(2011-08-12)によれば、大気圏(約100km)より上の宇宙空間で発生する
ニュートリノとしては

 宇宙からの放射線によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・ 」という。

太陽から地球へくるエネルギーは?名古屋大学によれば、
http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/sun/sun44.htm

太陽から放出しているエネルギーの中で最大のものは、光のエネルギーです。地球で受け取る太陽光のエネルギーは、1平方メートルあたり約1.4キロワットにもなり、この値は太陽定数と呼ばれています。光のエネルギー量は比較的安定しており、太陽活動周期に伴って太陽黒点数が増減しても、変化はたったの0.1%程度。
 2番目にたくさんのエネルギーを太陽から運び出してくるのが、ニュートリノと呼ばれる粒子です。ニュートリノはどんな物質でも透過してしまう性質があるので、エネルギーは多くても、地球環境にはほとんど影響しませんというが

 人工的なニュートリノの影響として、

 つながっているこころ 2009.07.07 Tue
「しかし、なんで今頃になって宇宙線なの?」
(一部抜粋しました。)
「・・・東京工業大学の丸山茂徳教授が語る「宇宙線と地震」(ビデオ)

ビデオの内容をざっとまとめると

 地震、火山噴火、雷は宇宙線がトリガーになっている
ミューオンニュートリノなどの小さな粒子は
地球や人体を通り抜けるが何のいたずらもしないということではない
例えば火山の場合、サイズの大きな粒子がどういういたずらをするかというと
コーラを揺するとボンと出るように、触れずにマグマからガスを作るのが可能

宇宙線の照射が激しくなると火山が噴火しやすくなる
桜島が危ない、浅間山も白根山も

浅い場所ほど宇宙線が入ってきやすくなる。・・・

 太陽と宇宙線は相関関係があり、
太陽活動が弱くなると宇宙線が入りやすくなる・・・
浅い場所ほど宇宙線が入ってきやすくなるということは、浅い地震が増えるということ。


 深さ10キロ以内の地震の統計を取っている私としては、素直になるほど、ヤッパリと思いたい。・・・

 浅い地震が多発しているのは
人工ニュートリノ振動実験が原因じゃないかとずっと書いてきた。・・・

けど一番は実験だよ。
地下を通るんだからね。
そりゃ、マグマも活発になるでしょ、・・・」という。
本文を読む

関連情報:
教えてgoo 
2006/03/26 (>>本文詳しく読む
の回答の引例(ウィキペディア「プルームテクトニクス」)によれば、
地震の直接の原因(地殻に与えるストレス)として、プルームテクトニクスが考えられているという。
プルームテクトニクス(plume tectonics)は、1990年代以降の地球物理学の新しい学説マントル内の大規模な対流運動をプルーム(plume)と呼び、この変動を検討するため、プルームテクトニクスと命名された。

 プレートテクトニクス理論が地球の表面に存在するプレート(厚さ約100km)の変動(テクトニクス)を扱うのに対し、この説では深さ2,900kmに達するマントル全体の動きを検討する。日本の深尾良夫(元東京大学地震研究所)や丸山茂徳東京工業大学)が提唱している。

 

ニュートリノ‐しんどう【ニュートリノ振動】

 ニュートリノが質量をもつことで、ニュートリノの種類(電子ニュートリノμニュートリノτニュートリノ)が変わる現象。昭和37年(1962)、牧二郎、中川昌美、坂田昌一が提唱した。平成10年(1998)、日本の宇宙素粒子観測装置スーパーカミオカンデにより大気ニュートリノ振動が検出され、質量をもつことが確実となった。太陽から飛来するニュートリノの数が核融合理論と一致しないという太陽ニュートリノ問題もこの現象により説明することができる。

 関連投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす天変要因の調査)

火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)

火山帯活動の活性化に係る記載(その3-3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の追加)

地球地殻内部で自然発生するニュートリノとして、 

放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)(2012-12-10)によれば、
「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成

 「 ニュートリノ観測は,地球科学,特に深部組成と熱収支に関するユニークな情報をもたらす.
・・・」という。
引例文献詳しく読む

ニュートリノの環境への影響
 放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。
 
既報の引用ではニュートリノが地震と関係するという仮説が提案されています。

 放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)
(2013-05-19)によれば、

核融合反応のエネルギーのほんの一部は、その際に発生するニュートリノという粒子によっても運ばれる。粒子といっても目に見える粒ではなく、陽子や電子などと同じミクロの素粒子である。
ニュートリノは光速で伝わり、他の素粒子とほとんど作用し合うことなく物質を突き抜けるという。

 また、基本的には、ニュートリノの物質透過性が大きいといわれていますが、下部マントルと核の組成に感度があり、主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。(ウィキペディア「地殻」から引用)に個人的には、関心を持っています。

(宇宙、地殻マグマ、原発などからの発生存在比率については個人的には不詳)

話を本題に戻して、ニュートリノなど物質透過性の高い放射線が地殻、地下マグマの活性化を誘起して震源深さに影響しているのだろうか?

  いずれにしても、この影響は太陽活動、原発稼動状態などが絡んで単純なものではないと想われます。(人工地震の影響は除いて)

 原発普及前、原発通常稼動時、3.11による放射能漏洩、国内原発停止をエポックとして統計的に高いM(マグニチュード)の発生時の震源深さに着目して整理したり、備考として、太陽活動の活性度、引力(潮汐)の影響との対応をとる必要があるのでは?と素人ながら妄想しています。

既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-9-22)省略した余震期間時の震源深さ(小さな地震は無視して震度5弱以上)

既報の引用

つながっているこころ
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-8109.html
ニュートリノと地震 その3

ではニュートリノが地震と関係するという。該当する地震発生状況を調べて実際に確認する予定です。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。