山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

浅草七福神めぐり(その1)

2013-01-16 | 日常の出来事
※1月6日、浅草七福神めぐりに行ってきました。

上野駅公園口

上野駅公園口です。
上野駅には幾つかの出入り口があります。
上野動物園に行くにはここが一番近いです。


パンダ橋(1)

パンダ橋とありました。
ここは初めてです。

パンダ橋(2)

大きな橋が架かっています。
しばらくきていないうちにできたようです。


パンダ橋(3)

歩いてきた方向を振り返ってみました。
白い大きな建物は上野の森美術館です。


パンダ橋口

こちらには「パンダ橋口」と書いてあります。
ブロ友の「うさきち」さんからのお誘いでした。


地図

こんな地図を渡されました。
七福神ですが、実際には9社寺めぐるようです。



スカイツリー

パンダ橋からも東京スカイツリーが眺められました。
今やすっかり東京の新名所になっています。


正面玄関

上野駅の正面玄関です。
このマークは昔から変わっていません。

高速道路

高速道路の下を通ります。
老朽化したので、補強工事をしているようです。


聖徳寺

お寺に入ります。
ここには玉川兄弟のお墓があります。

説明文

玉川兄弟は多摩川の羽村から四谷大木戸まで水を引いた
ことで知られています。
羽村の堰には二人の像が建っています。
その周辺は玉川上水として親しまれています。

矢先稲荷神社(1)

今回は「うさきち」さんが所属するウォーキングの会の
主催でした。
30名近く参加者がいたので、2つのグループに分かれて
歩きました。
ここは矢先稲荷神社です。

矢先稲荷神社(2)

福禄寿を祀っているそうです。
福禄寿は幸福・俸禄・長寿・人徳の神様といわれています。


天井絵

拝殿の中の天井絵が素晴らしいです。
馬に乗った武将の姿が描かれていました。

鷹ノ巣山(最終回)

2013-01-15 | 奥多摩
分岐

ここから右に行けば水根のバス停にでることが
できます。
約3時間の歩きです。

ヤドリギ

木の上に丸いものがあります。
鳥の巣によく似ていますが、ヤドリギという寄生植物です。
ブナやコナラ、ミズナラなどの落葉高木によく寄生します。

倉戸山

倉戸山に着きました。
ここはピークらしいところがありません。
1つの分岐になっているようです。


注意書き

少し行ったところにこんな注意書きがありました。
ここまできたら引き返すこともできません。
登山道の入口に掲示しておくべきだと思いました。


登山道(1)

確かにこの先には登山道らしいものがありません。
せめて何ヶ所かテープなどの目印をつけておいて
欲しいと思いました。

登山道(2)

かなり落ち葉が深いです。
何とかルートハンティングしながら下っています。


登山道(3)

どこを歩いてもよさそうなところです。
グループで歩いていればそれほど問題はありませんが、
1人だと迷子になるかも知れません。


奥多摩湖(1)

下に多摩湖が見えてきました。
遠くにみえるのが小河内ダムです。


分岐

やっと標識を見つけました。
ここまで標識はまったくありませんでした。


急な下り

最後はかなり急な下りでした。
降りてから振り返ってみました。
ここも登山道はほとんど消えていました。


西日

太陽が沈むところです。
日が沈むと急に気温が下がってきます。



温泉神社

神社がありました。
昔はこのあたりに温泉があったようです。

奥多摩湖(2)

奥多摩湖がかなり近くなりました。
もう少しでバス停のようです。


バス停

バス停に着きました。
鷹ノ巣山の頂上から3時間20分でした。
朝、峰谷のバス停をでてから丁度8時間の歩きでした。
ヘッドランプは持っていましたが、何とか暗くならない
うちに降りることができてよかったと思いました。
ここからバスで奥多摩駅にでてビールで喉を潤して
解散しました。
※奥多摩が初めてという山ガールさん、よく頑張りました。
だいぶ自信がついたことと思います。


※鷹ノ巣山からここまでは榧ノ木尾根と呼ばれています。
登山道はかなり不明瞭で荒れています。
この日は誰にも会いませんでした。
歩く時はルートに充分気をつけてください。

※昨日(14日)はかなり雪が降りました。
今朝は道路が凍結しています。
お出かけには充分気をつけてください。

鷹ノ巣山(その3)

2013-01-14 | 奥多摩
鷹ノ巣山頂上

鷹ノ巣山の頂上に到着です。
標高1737mです。
峰谷のバス停を出発してから昼食を挟んで
約4時間20分の歩きでした。


富士山(1)

ここからも富士山がよく見えました。
先ほどよりも雲が多くなっています。


青空

透き通るような青空です。
今年は新年から雨に会っていません。

遠望(1)

これから向かう尾根がよく見えます。
正面の山は御前山、その左のコブが大岳山です。
これだけの遠望はなかなか見ることができません。


シラカバの梢

スラリと伸びたシラカバの木々です。
梢が少し赤くなっていました。


登山道(1)

頂上で充分楽しんだあと、次に向かいました。
ここからはほとんど下りになります。

遠望(2)

山並みが墨絵のようです。
富士山も雲に隠れようとしています。


登山道(2)

降りてきた道を振り返って見ました。
このあたりの登山道はかなり荒れていました。



登山道(3)

気持ちよい尾根道です。
我々だけの貸し切りでした。

南アルプス

うっすらと南アルプスが姿をみせていました。
白峰三山あたりのようです。


登山道(4)

緩やかな下りです。
自然に足が前にでてしまいます。
気温はマイナスでしたが、寒さは感じませんでした。


標識

このまま右に進めば奥多摩駅にでることができます。
但し、ここから4時間くらいかかります。
我々はここから倉戸山・熱海のコースをとります。
あと、3時間くらいかかりそうです。






鷹ノ巣山(その2)

2013-01-13 | 奥多摩
カラマツ林

カラマツ林の奥に尾根が見えます。
飛行機雲が真っすぐに線を引いていました。


枝打ち

ヒノキの枝打ちをした跡がありました。
落とした枝はこのまま枯らすようです。


カラマツとヒノキ

青空が眩しいです。
カラマツとヒノキが混在していました。


遠くの尾根

静かな尾根道が続きます。
遠くに見えるのは石尾根です。
これからあの尾根まで登ります。


朽木

大きな朽木がありました。
落雷でやられたようです。


登山道(1)

登山道に雪が残っていました。
このあたりはクヌギとブナが多かったです。


雪道(1)

ここは下が凍結していました。
軽アイゼンは持っていましたが、使うほどでは
ありませんでした。


避難小屋

避難小屋に着きました。
ここでお昼です。
バス停を歩き出して3時間20分でした。
表は寒かったので、小屋の中に入りました。
気温はマイナス2℃でした。

分岐

昼食後、再び歩き出しました。
ここからは石尾根です。
雲取山から奥多摩駅まで続いています。


石尾根(1)

振り返ってみました。
この時期は何もありませんが、新緑の頃は
木々の芽吹きが素晴らしいところです。


ブナの大木

大きなブナの木がありました。
たくさんの枝を複雑に伸ばしています。


富士山

富士山が姿を見せてくれました。
雲に半分隠れています。


遠望

実際にはこんな感じです。
正面奥に富士山が見えますが、わかるでしょうか?


雪道(2)

雪が多くなってきました。
彼女はまだアイゼンを履いた経験がないそうです。
もう少し雪が多ければ「アイゼンの練習」ができたかも
知れません。


石尾根(2)

ここだけ雪が多かったです。
反対からきた登山者はアイゼンをつけていました。



雲取山

ここから石尾根がよく見えます。
白くガレているところが日陰名栗峰、その奥のコブが
高丸山、一番右奥の高い山が雲取山です。
冬枯れのこの時期は素晴らしい展望が楽しめます。


本のご紹介

「地名は知っていた」

震災にあったところを歩いて取材し本にまとめて出版しています。
昨日(12日)の地理佐渡さんのブログでもご紹介しています。
彼のところでは関連サイトも紹介されています。

※著者とは昨年「奥の細道歩き」で多賀城・塩釜・松島を一緒に歩きました。
その時にもいろいろとお話を聞きましたが、被災地を歩くと
まだまだたくさんの爪痕が残っているそうです。

この本は昨年の暮れに彼女に連絡し、年明けに届けて貰いました。
なかなか読みやすい文章でまとめてあります。
たぶん、本屋さんにもあるのではないかと思います。
興味のある方はぜひ読んでみてください。

鷹ノ巣山(その1)

2013-01-12 | 奥多摩
※1月5日、奥多摩の鷹ノ巣山に登ってきました。
新年になって3回目の登山でした。


奥多摩駅

奥多摩駅です。
朝、5時30分に家をでてきました。
7時40分にこの駅に着きました。


バス

7時55分発のバスです。
これを逃すとあと1時間待たなければなりません。


終点

ここが終点です。
奥多摩駅から約40分の乗車でした。



林道(1)

しばらくはこのような林道歩きです。
この日の参加者は男性3名、女性1名の合計4名でした。


氷の塊

林道脇におもしろい氷の塊がありました。
水の飛沫が飛び散って凍りついたものです。
すぐ横にはチョロチョロと水が流れていました。

ツララ(1)

少し登ったところにできていました。
長いものは2mくらいありました。
岩の間から水が染み出してできたツララです。


ツララ(2)

これも飛沫が凍りついてできたものです。
丸い形がきれいでした。


林道(2)

緩やかな林道歩きです。
2名の男性はいつも歩いている山仲間です。
女性は昨年奥武蔵で出会った山ガールの1人です。
ぜひ一緒に登りたいとのことでしたので、お誘いしました。
朝が早いので心配でしたが、時間通りにきてくれました。



山村風景

のどかな山村風景です。
家はありますが、人影は見えませんでした。


ヒノキ林

山道に入りました。
よく手入れされたヒノキの林がきれいでした。


標識

分岐にでました。
鷹ノ巣山まで3.8Kmとあります。
ここから本格的な登りになります。


登山道

気温は低かったのですが、風がなくて暖かく
感じました。
この日は土曜日でしたが、登山者は少なかったです。

浅間神社

浅間(せんげん)神社に着きました。
バス停を出発してから1時間30分の歩きでした。
この尾根は「浅間(せんげん)尾根」と呼ばれています。
まだまだ登りが続きます。


※今日はこれから宝筐山(ほうきょうさん)に登りに行きます。
筑波山の南端にある山です。

大山(その2)

2013-01-11 | 丹沢
見晴台方面

これから見晴台に向かって降ります。


相模湾

登山道の右手方向です。
相模湾がキラキラと輝いています。
正面は大磯あたりのようです。


登山道(1)

登山道はシモが解けて泥んこでした。
太陽があたっているところは乾いていました。


見晴らし台

約1時間で見晴らし台に着きました。
ここにもシモバシラがたくさんできていました。


大山の頂上

振り返ってみました。
左が大山の頂上です。
あそこから降りてきました。


登山道(2)

なだらかな登山道が続きます。
よく踏まれています。


登山道(3)

札幌から飛んできた彼女も楽しんでくれたようです。
北海道にはこの時期雪が多くて気軽に歩ける山がないそうです。



二重の滝

滝がありました。
この滝にも大きなツララができることがあります。
今年はできていませんでした。



休憩所

休憩所です。
例年ならこの前に縁台を並べて休んでいる人が多いところです。
今年は何故か縁台がでていませんでした。



下社

大山阿夫利神社の下社です。
参拝客が長い列を作って並んでいました。
私は横から軽く頭を下げてお参りしました。



分岐

下社まではケイブルカーでくることもできます。
メンバーのほとんどはケーブルのほうに行きました。
私は歩いて降ります。
ここから女坂・男坂に分かれます。


男坂

男坂はかなり急な石段です。
膝が悪い人には無理なようです。


新年会の会場

急な石段を飛ぶようにして降りてきました。
ケーブルで降りてきた人と同じでした。
ここでお風呂に入ってから新年会です。


冷酒

ビールやお酒は部屋の冷蔵庫に入っています。
勝手にだして好きなだけ飲めます。
但し、勘定はしっかり請求されます。
ここは豆腐料理でも有名です。


シシ鍋(1)

料理のメインはこのシシ鍋です。
丹沢には野生のイノシシがたくさん棲んでいます。。
毎年、ハンターが増え過ぎないよう駆除しているようです。


シシ鍋(2)

出来上がったシシ鍋です。
肉はかなり硬いです。
歯の悪い人には少し気の毒でした。
最後はご飯と生卵を貰って「おじや」でした。

イガグリ豆腐

イガグリという豆腐料理です。
豆腐を丸めてソーメンを突き刺し、油で揚げてあります。
その姿から「イガグリ」と命名したようです。


※晴天に恵まれた登山でした。
来年も楽しみにしています。

大山(その1)

2013-01-10 | 丹沢
※2日は恒例の大山(おおやま)登山です。
もう10年以上続いています。

ヤビツ峠

集合は小田急線秦野駅午前8時30分でした。
私のところからは2時間以上かかります。
この日は電車の中から元旦よりハッキリとした
日の出が眺められました。

※秦野駅からタクシーでここまできました。
ここからスタートです。


シモバシラ(1)

ビッシリとシモバシラができていました。
これは植物のシモバシラが作る氷華とは違います。
地中の水分が凍ってできる氷の柱です。



メンバー

この日の参加者男性4名、女性4名の合計8名でした。
後ろを歩いている女性は暮れの北八ヶ岳で一緒でした。
帰りの電車で偶然一緒になり、この日のプランを
話したら「ぜひ参加したい!」といって、北海道の札幌から
飛んできてくれました。


シモバシラ(2)

登山道の脇にたくさんできていました。
長さは10cmくらいありました。

シモバシラ(3)

かなり細いものもあります。
北海道の彼女は初めて見たといって、盛んに
シャッターを切っていました。
北海道ではいきなり雪になるので、できないようです。


富士山(1)

だいぶ登ったところから振り返ってみました。
富士山が木々の間から顔をだしてくれました。


丹沢の山々

丹沢の山々が見えます。
正面奥が丹沢山のようです。


富士山(2)

再び富士山が姿をみせてくれました。
空気が暖かいのは少し霞んでいました。



分岐

分岐です。
ここから下社に下ることもできます。


鳥居

大きな鳥居があります。
ここを真っすぐ登れば頂上です。
我々は左の巻き道に入りました。


アンテナ

たくさんのアンテナが立っています。
この右奥に進めば頂上です。


遠望

正面奥に新宿の高層ビルやスカイツリーが眺められます。
この日は遠くが霞んでいて見ることができませんでした。



奥の院

大山阿夫利神社の奥の院です。
ここで登山の安全を祈願しました。
頂上にはたくさんの登山者が休んでいました。
我々は少し休んでから下山にかかりました。


子ノ権現(その2)

2013-01-09 | 奥武蔵
本坊

本坊が見えてきました。
西吾野駅をでてからここまで約1時間30分でした。
江戸時代末期に建てられた建物だそうです。


鉄のワラジ

境内に大きな鉄のワラジが奉納されています。
重さ2トンで日本一だそうです。
足腰の弱い人がたくさんお参りにくるようです。



本堂

総ケヤキ造りの旧本堂は昭和56年に落雷によって消失した
そうですが、その2年後には立派に再建されたそうです。


展望台

本堂の右側に石段があります。
そこを登ると展望台が新しく造られていました。
ここは標高634mで東京スカイツリーと同じ高さだそうです。

展望

展望はこんな感じです。
正面奥にスカイツリーがみえます。
肉眼ではうっすらと見えましたが、カメラでは少し
無理のようでした。


鐘楼

すぐ横に鐘楼があります。
突かせて貰いましたが、よい音が響き渡りました。


下山口

子ノ権現に別れを告げて下山にかかります。
時計をみたら午後3時を過ぎていました。
ここから吾野に向かって下りて行きます。


降魔橋

細い山道をダラダラと下って橋に出ました。
この先は舗装された道路になっています。


看板

途中にこんな看板がありました。
「もうひと踏ん張り」といわれると元気が出ます。


浅見茶屋

ここのうどんはオーダーしてから粉を練って作ります。
でてくるまで1時間はかかります。
待っている間にビール瓶がたくさん並びました。
この日はさすがにお休みでした。

林道

しばらくはこのような林道です。
元旦ということで歩いている人は少なかったです。


東郷公園

東郷元帥の銅像が建っています。
秋はモミジの紅葉で有名なところです。


標識

分岐に着きました。
ここから吾野駅まであと僅かです。



大梵鐘

宮城県名取市のお寺にあった梵鐘です。
ここに引っ越してきて新年を迎えたようです。


吾野駅

吾野駅に着きました。
子ノ権現から約1時間の歩きでした。

※晴天に誘われて今年最初の歩きになりました。。
このコースは春の新緑や秋の紅葉の頃もよいコースです。
また機会があったら、歩いてみたいと思いました。



子ノ権現(その1)

2013-01-08 | 奥武蔵
※2013年の最初の山歩きは
奥武蔵の山でした。

西吾野駅

元旦に初詣を済ませて、1度帰宅しました。
天気は快晴です。
晴天に誘われて家を飛び出しました。
この日はここからスタートです。

電車

右が乗ってきた電車です。
さすが元旦のあって乗っている人は少なかったです。
秩父に向かって特急が通り過ぎて行きました。


小床橋

駅をでてしばらく歩くと橋があります。
小床(こゆか)橋という橋です。
ここを渡ります。


標識

標識がありました。
ここを右に行っても行けますが、今回は
左の方に向かいます。


登山道(1)

杉林の中の登山道です。
柔らかい日差しが降り注いでいました。


分岐

ここが小床峠です。
ここまで約30分くらいでした。
ここを右に進みます。


ベンチ

ここにはベンチがありました。
ここは
真っすぐ登ります。
かなりの急坂でした。


登山道(2)

このルートを歩く人は少ないようです。
踏み跡が消えているところもありました。


登山道(3)

やがて尾根道にでました。
まったく静かな登山道です。


間伐材

やや広いところにでました。
間伐材が切り倒されたままになっています。
このまま腐るのを待つようです。


舗装道路

舗装された道路にでました。
子ノ権現はこの先を右に上がります。


子ノ権現の入口

子ノ権現の入口です。
大きな杉は二本杉と呼ばれています。
樹齢1千年といわれ天然記念物に指定されています。


説明文

子ノ権現のいわれです。
干支の最初は「子(ね)」です。
そのため、毎年元旦に登っている人もいるようです。

鳥居

大きな鳥居があります。
ここはお寺ですが、神社の面影も残っているようです。


仁王像

大きな仁王像です。
この奥にお寺があります。


遠望

ここから奥武蔵の山々が眺められます。
素晴らしい遠望でした。

北八ヶ岳(最終回)

2013-01-07 | 八ヶ岳
登山道(1)

これから進む方向です。
雪はしっかり踏まれているようです。

登山道(2)

ところどころに穴のあいた鉄板がありました。
アイゼンの爪を引っ掛けると転びます。
足を上下に動かして歩くと引っかかりません。


積雪

このあたりには程ほどに雪がありました。
深いところでは1m以上あったようです。




シロクマ(1)

ここでもたくさんのシロクマが遊んでいました。
寒いところで生まれたので、寒さには強いようです。


シロクマ(2)

まさにシロクマのコロニーですね。
母親に寄り添っているようなシロクマもいました。


登山道(3)

八ヶ岳は石がゴロゴロとしていて歩きにくい登山道が
多いです。
でも雪があるとルンルン気分で歩けます。
この日は天気もよくて最高の気分でした。


分岐

分岐に着きました。
ここから高見石に行くこともできます。
我々は左の方向に向かいます。


最後の橋

分岐からダラダラと下って橋にでました。
ここを渡れば渋の湯はもうすぐです。
これから黒百合ヒュッテに登るというグループが
待っていてくれました。



ツララ

橋の右手に滝があります。
左側には大きなツララができていました。


渋の湯

渋の湯に到着です。
この日の歩程はジャスト4時間でした。


舗装道路

更に自動車道を30分ほど歩きました。
滑りやすいところもありましたが、アイゼンは脱ぎました。


渋辰野温泉

渋辰野旅館というところです。
ここでお昼を食べます。


昼食

お昼はお蕎麦でした。
本当は温泉に入ってからビールを飲みたかったのですが、
温泉は食事のあとでした。
やむを得ず、温泉前の缶ビールで喉を潤しました。
お蕎麦には温泉卵なども入っていて美味しかったです。



温泉

最初に入った温泉です。
左の浴槽にだけお湯が入っていて右は空っぽでした。
夏は水風呂になるようです。


信玄の薬湯(1)

この宿にはもう一つ温泉がありました。
武田信玄が入ったといわれている温泉です。



信玄の薬湯(2)

こちらのほうが大きくて温泉は白濁していました。
手前の打たせ湯は水でした。
この打たせ湯に入ってから白濁した温泉に入ると
効果が大きいそうです。

壁一つ隔てた隣は女湯で、水を浴びていたのかキャーキャーと
賑やかに騒いでいました。

甲斐駒ヶ岳

宿からはタクシーで茅野駅にでました。
ここで解散してそれぞれの家路に着きました。
特急「あずさ」の車窓から甲斐駒が見えました。
夕日が名残惜しそうに沈んで行きました。


茅ヶ岳

韮崎駅あたりからよく見えます。
右が深田久弥終焉の山といわれている茅ヶ岳です。
下には深田久弥公園、登山道の中腹には「深田久弥終焉の地」と
書かれた石碑が建っています。

※まだまだ日本百名山の人気は衰えないようです。
山は自己責任です。
今年も事故のないよう安全登山を心がけたいと思っています。



北八ヶ岳(その4)

2013-01-06 | 八ヶ岳
急登(1)

ここはかなりの急勾配です。
みんな必死に登っています。

急登(2)

この時期ここを歩くのは初めてです。
1月末から2月頃はもっと雪が深いです。

前の方から呼ぶ声がしました。
この先に踏み跡がありません。
ここから先頭に立って踏み跡をつけました。
しっかり固めないと後からくる人が登れません。

遠望(1)

途中で振り返ってみました。
遠くの山もよく見えます。
ダケカンバの枝が芸術的でした。


急登(3)

踏み跡をつけたので、下から登ってくる人も歩きやすそうです。
この中山峠越えがこのコース1番の難所です。
かなりガレているところなので、雪がないともっと
歩きにくい場所です。


遠望(2)

だいぶ登ってきました。
木の間から遠くがきれいに見えました。


最後の登り

最後の登りです。
ここを過ぎれば中山峠です。


急登(4)

下から一生懸命登ってきています。
雪山が初めてという女性はかなり苦労していたようです。
よい経験になったと思います。


中山峠

ここが中山峠です。
標高2410m、しらびそ小屋から標高差316mの登りでした。
小屋を出発して2時間10分の歩きでした。


登山道(1)

中山峠からこの方向に行くと高見石に着きます。
この天気なら中山展望台から木曽の御嶽山や乗鞍岳、また北アルプスも
きれいにみえたことと思います。


登山道(2)

こちらは反対側の方向です。
このまま進めば東天狗岳に登ることができます。

東天狗岳

みんなが中山峠に上がってくるまで少し時間がありました。
東天狗岳が見えるところまで行ってみました。
頂上がよく見えています。
左の稜線に沿って登ることができます。
頂上付近の気温はマイナス30℃くらいになります。
しっかりした装備が必要です。


黒百合ヒュッテ(1)

中山峠から下ってきました。
遠くに見える小屋は黒百合ヒュッテです。
東天狗岳に登るにはこの小屋に泊まってピストンするのが
一番一般的なプランです。


テント

小屋の前にテントが張ってありました。
冬はテントの中が寒そうに思えますが、意外と暖かいです。

黒百合ヒュッテ(2)

黒百合ヒュッテです。
朝、東京をでてくればその日のうちにこの小屋に
着くことができます。
右に大きな寒暖計があり、マイナス13℃を指してしました。
メンバーの何人かは手袋を3枚していてもジンジンして指の
感覚がないといっていました。
私は薄手の手袋でしたが、あまり冷たく感じませんでした。
小屋に入って30分くらい休憩しました。


天狗の奥庭

この上が天狗の奥庭と呼ばれているところです。
東天狗に登ったら、下りは天狗の奥庭を通ってここにでてきます。
既に何人か歩いた足跡がありました。
頂上付近は風が強いようで、雲が激しく右から左に流れていました。
さて、これから渋の湯に向かって下山します。




北八ヶ岳(その3)

2013-01-05 | 八ヶ岳
サンタさん

この日はクリスマスイヴでした。
サンタさんがトナカイに乗ってやってきました。
なかなか日本語が上手なサンタさんでした。

クリスマスケーキ(1)

この日、ツアーリーダーが材料を持ってきて
作ってくれました。
全部で3個ありました。


クリスマスケーキ(2)

これはイチゴがたっぷり乗っかっているケーキです。
女性優先で切り分けていました。
みんなでクリスマスソングを歌って楽しく過ごしました。


しらびそ小屋

一夜明けて外に出てみました。
夜中には星が瞬いていました。
外気温はマイナス12℃でした。
素手でいると冷たいを通り越して痛かったです。

リスの餌

小屋の横に餌台があり、ご主人がヒマワリの種を
おいていました。
リスが食べにくるそうです。
この日は残念ながら姿をみることができませんでした。


東天狗岳(1)

まだ日の出前の東天狗岳です。
白々としています。


東天狗岳(2)

朝日が差してきました。
頂上あたりが赤く染まってきました。

東天狗岳(3)

素晴らしい朝焼けです。
山が朝日で赤く染まることをドイツ語でモルゲンロートといいます。
夕焼けはアーベントロートです。
今では登山用語になっています。


東天狗岳(4)

やがて銀色に輝きました。
この間、わずか5分くらいの光のショーでした。


登山道

準備を整えてスタートです。
列の順番は時間差で入れ替わります。
前を歩いている女性は北海道の札幌から参加して
いました。
雪は珍しくないと思いますが、札幌にはこんな雪山が
ないそうです。


稲子岳

歩いている右に大きな岩山が現れました。
稲子岳という山です。
手前は大きな壁になっています。


青空

青空が眩しいくらいでした。
シラカバの枝が真っすぐ伸びていてきれいでした。



急な登り

このあたりから少し急な登りになります。
すぐ前を歩いている女性はツアーリーダーの一人です。
ザックにはピッケルとスコップまでつけていました。
靴もアイゼンもピカピカでした。


シロクマ

ここでもシロクマが遊んでいました。
奥にいるのは尻尾が長いので、イタチかテンのようでした。
こんな雪の造形をみながら歩くのも楽しかったです。


※今日は奥多摩の山歩きです。
どんな出会いがあるか楽しみです。

北八ヶ岳(その2)

2013-01-04 | 八ヶ岳
分岐

分岐に着きました。
稲子湯を歩き出して約40分です。
ここで小休止しました。
これから左の登山道に入って行きます。


参加メンバー

今回は参加者が15名(男性5名、女性10名)、ツアーリーダー3名、
他に講師1名の合計19名でした。
大阪からも2名、遠くは北海道から参加していた女性もいました。
雪山は初めてという女性も数名いたようです。


シロクマ(1)

シラビソの葉っぱに雪が積もっています。
シロクマがたくさん集まっているように見えます。
久し振りに出会ったシロクマ達でした。


標識(1)

ここで休憩です。
歩き出して1時間40分です。
気温はマイナス5℃でした。
風がないので、寒さは感じませんでした。
みどり池まで「はっても30分」とあります。
とてもはっては30分で着きません。

積雪

数年続けてこのコースを歩いていますが、ほとんどが
1月末から2月にかけてでした。
この時期に歩くのは初めてです。
例年より雪が多いようでした。


標識(2)

急な登りが終わってやや平らなところにでました。
1月末頃になるとこの標識は雪で隠れてしまいます。


登山道

ここからはほとんど平らな登山道です。
雪の下が凍っているところもありました。
アイゼンをつけたほうが安心ですが、この日はアイゼンを
付けないで雪の上を歩く訓練でした。


シロクマ(2)

ここにもたくさんのシロクマがいました。
寒いので寄り添っているのもいます。


クリスマスツリー

たくさんのクリスマスツリーがありました。
イルミネーションがなかったのが残念でした。


しらびそ小屋(1)

小屋が見えてきました。
約2時間20分の歩きでした。
この時期としては雪が多いようです。


しらびそ小屋(2)

しらびそ小屋の玄関です。
宿泊する小屋は右奥の小屋になります。

みどり池

目の前にあるのが「みどり池」」です。
全面凍結しています。
雪が解けると木々の緑を反射して水が緑色にみえます。
それでこのように呼ばれています。


東天狗岳

奥に見える山が東天狗岳です。
大きな岩が目印になっています。

案内板

こんな案内板がありました。
ここは標高2097mです。
稲子湯の標高が1500mですから、約600mの高度差を
2時間20分かけて登ってきました。

北八ヶ岳(その1)

2013-01-03 | 八ヶ岳
※昨年12月24日~25日と北八ヶ岳を
歩いてきました。
年越しになりましたが、その時のようすをご紹介します。


金峰山

立川から特急「あずさ」に乗りました。
祝日でしたが、時間が早かったせいか社内は空いていました。
勝沼ぶどう郷駅あたりから金峰山が見えました。
手前の枝はサクラの木です。


塩ノ山

塩山駅に近くなると塩山の街がよく見えます。
こんもりとした山は塩山の名前の基になった「塩ノ山」です。
その奥の白い山が金峰山です。


特急「あずさ」

小淵沢駅に着きました。
ここで下車して小海線に乗り換えます。
乗ってきた特急「あずさ」が静かに走り去って行きました。


小海線

これから乗る小海線の列車です。
2輌編成のワンマンカーです。


野辺山駅

小海線は小淵沢から小諸までの間を結んでいます。
ここは野辺山駅です。
JRの最高駅(標高1345m)です。


信濃川上駅

次が信濃川上駅です。
ここは甲武信岳の下車駅になっています。
途中に千曲川の源流があります。



松原湖駅

松原湖駅に着きました。
ここで下車してタクシーに分乗し、稲子湯に向かいます。


稲子湯

稲子湯に着きました。
ここで身支度を整えて登山開始です。


登山口

ここが登山口です。
何度もこのコースを歩いていますが、この時期は初めてです。
いつもは1月末か2月になってから歩いています。
その頃はもっと積雪が多いです。


積雪

登山道の積雪です。
この時期としては多いそうですが、私にとっては少ないと
感じました。


登山道

この日はアイゼンをつけないで歩きました。
雪道をアイゼンなしで歩く練習です。


ツアーリーダー

大きなザックを担いでいるのは女性のツアーリーダーです。
この日は15名のメンバーに男性1名、女性2名の合計3名の
ツアーリーダーがいました。



ゲート

ゲートに着きました。
この先、冬期間は車が入ることができません。
人間は大丈夫です。



カラマツ林

カラマツ林の中を進みます。
見上げると青空が覗いていました。
風がないので、あまり寒さは感じませんでした。

ご来光

2013-01-02 | 日常の出来事
 ご来光(1)

北アルプス・西岳から眺めたご来光です。
右は常念岳です。
昨年、登った時の写真です。



 ご来光(2)

故郷・佐渡のご来光です。
これは昨年夏のものです。
この時期はこの海もかなり荒れていることと思います。


 ※昨日のご来光  

これは昨日(元旦)のご来光です。
まだどこから顔をだすかわかりません。



雲の上から静かに顔をだしました。



私のところから10分ほど離れた高台から
撮影しました。
気温はマイナス3℃でした。



 ※今日は大山(おおやま)登山です。
 降りてからイノシシ鍋を楽しんできます。