石垣の間から黄色い花が顔を出していました。
見た時は「オウバイ」だと思いました。
しかし、後で調べたらオウバイは花びらが6裂で中国原産です。
キソケイは5裂でヒマラヤ原産です。
従ってこれはキソケイのようです。
日本でもキソケイは公園などに植えられています。
春先に咲く花です。
少し離れた場所にかなり大きな木がありました。
3mくらい高い崖の上でしたが、よじ登って撮りました。
オウバイは中国では「迎春花」と呼ばれています。
キソケイも同じ仲間です。
ジャスミンの仲間ですが、匂いはしませんでした。
かなり急な下り坂です。
キソケイと遊んでいる間にみんなの姿が見えなくなりました。
急いで追いかけます。
大きな木は桜のようでした。
花が終わって小さなサクランボがたくさんなっていました。
ここでは「桜は春の花」とは限らないようです。
葉っぱも青々と茂っていました。
下からネマラの葉っぱを担いでくる人がいます。
先ほどのロバにも負けないくらいの量でした。
やはり家畜の餌にするようです。
「ナマステ!」と声をかけたら同じように返事してくれました。
日本でも人に会ったら挨拶をもっとするべきだと思います。
挨拶するだけならタダですから・・・ね。
このあたりには民家がポツポツとありました。
屋根の上に洗濯物が干してあります。
これで乾くのでしょうか?
遠くに集落が見えます。
谷を挟んで反対側です。
どうやらあそこが今晩泊まるロッジがあるところのようです。
やっとみんなの姿が見えました。
どこまでも坂道が続いています。
逆コースだとここは登りの連続になります。
確かにこちらのほうがたいへんだと思いました。
チャボに似たニワトリが足元で遊んでいました。
ここにも桜の木がたくさんありました。
2ヶ月くらい前に花が終わったような感じでした。
奥の家から子供が走ってきました。
挨拶をするとキチンと返してくれます。
顔立ちからすると遊び仲間のようです。
ゴム草履を履いているので足が真っ黒でした。
道には遠慮なくロバのフンが落ちています。
足元もよく見てあるかなとたいへんでした。
大きなものは乾燥させて燃料にするそうです。
火力が強いといっていました。
屋根を葺いています。
簡単な造りの家です。
2人の女性は座ってみているだけでした。
やはり挨拶をしたら返してくれました。
気持よかったです。
これがロバと人間が運んでいたネマラという木です。
確かにイチジクに似た実がなっています。
取ってみましたが、かなり硬い実でした。
ガイドに聞いたら「食べられない」といっていました。
見た目は美味しそうでした。
イチジクの原種のようです。
谷の反対側に集落が見えてきました。
目的地は手前ではなく右奥にあるところです。
手前の上に見える建物は学校のようです。
このあたりからは片道1時間以上かかりそうです。
子供達は平気なんでしょうね。
ポインセチアが咲いていました。
2m以上ある大きな木です。
日本では鉢植えしかみたことがありません。
遠くの棚田がきれいでした。
この吊り橋を渡って反対側に行きます。
昼食を食べてから約2時間くらい歩いたところです。
標高は1500m、気温は15℃でした。
ここから目的地まではあと30分くらいのようです。
急な山坂を上り下り。一つ谷をまたぐのにも
大変そうな土地柄です。ネパールの音楽の調
子を思い出しています。なんとなく人の歩み
の拍子にあいそうな曲調のものがあったこと..。
さて、ありがたいコメントをいただきました。
今朝になってまた少し楽になってきました。
ただ、原因が骨にあるとのことでしたので、
もはやそのことを念頭に置かねばなりません。
上手につきあっていきたいなぁと思っています。
何処までも続く石段
私の渡れない吊り橋
1時間も絶えられません
キソケイがきれいですね
ネパールの人は働き者ですね
洗濯物を屋根に広げて干す
型崩れしなくていいのかな
一日何時間くらい歩いてたのですか?
子供達遠くの学校まで通ってるんですね。
時間が止まったようでした。
我々にはもうこんな生活はできないかも知れません。
長い間に骨は磨り減るそうです。
無理しないでゆっくり付き合ってください。
車に乗らずにできるだけ歩いたほうがよいそうです。
本当に質素な生活をしています。
ここで生活すれば現代病などなくなるでしょうね。
もちろん、人間が出したものも肥料として使っているようです。
中国の奥地やチベットなどでも同じような生活をしています。自然と共に暮らす・・・何か忘れていたものを思い出しました。
山に入ってこの日が5日目です。
1にちの歩きはいろいろでした。
短くて4時間から6時間、この日が一番長くて8時間でした。日本で歩く山よりはゆっくりしていました。
本当にオウバイに似ています。
山に囲まれて自然の中で素朴に生きる人達・・・
飼い主もいないで歩いている牛・・牛も馬も人間と共存していますね。あちこちにみられる棚田などなぜか懐かしく感じました。
ゆっくりと時が流れていて穏やかな気持になりました。
でも実際には山を越え谷を超え大変なのでしょうね。
1500mまで降りていらっしゃったのですね。
相当暖かそう キソケイや桜やセントポーリアもありそれを伺えます。
ネマラ・・イチジクにそっくりですが 食べられないとは・・・不思議ですね。
それにしても背景の段々畑凄いですね。
これから見ても坂道が続くのが解ります。
村の生活窺い知れて嬉しいです。
素晴らしい棚田の風景いいですね!
下り階段の連続、膝がガクガクくるのですが。
鍛え抜かれた山小屋さんの足は一般人と違うこ
とでしょうね。
有難うございました!
山また山の間に集落を作り自給自足の生活。
耕せる場所はどこでも利用する、厳しい生活をしてますね。
彼らにとって当り前の生活かも知れませんが。
日本に居ては彼らの生活が分かりませんね。
子供たちは何時見ても屈託のない顔ををしてます。