彦四郎の中国生活

中国滞在記

年末のこと②---家族が帰国。そして大晦日---

2014-01-04 14:44:45 | 滞在記

28日(土)は、家族が福州に来て4日目。早朝から、宿舎周辺の河川公園に出かける。公園内には、いろいろなグループや人々が、「ダンス」「太極拳」「釣り」「体操」「舞踊」などをしている。そして、ごった返す人々で溢れる庶民の露店市場にも出かけた。宿舎のある旧キャンパス内では、福州市老年大学の文化発表会が開催されていたので見てもらう。また、500軒ほどの露店:骨董・日用品が並ぶ通りを巡ったり、庶民の家が所せましと立ち並ぶ狭い路地裏を通って中華街にも行った。どこも人・人・人、そしてエネルギーにむせ返る中国社会の庶民生活の様子を見てもらいたかった。

 午後には、西禅寺に出かける。とても立派な寺院。夕方6時から、3回生の学生達と日本料理居酒屋で会食。学生達から福州のお土産をたくさん渡され二人は恐縮しながらも喜んでいた。
 実質3日間、福州に滞在し、29日(日)の早朝、二人は日本に帰国した。

 翌日の30日(月)、中国に来て初めて熱が出た。38.5度くらい。一日中寝ていた。中国に来てタバコもビールも欲しいと思えない一日だった。翌朝の31日(火)。熱も下がって体調が回復。午前中は1回生の授業。午後、日本語学科の先生達と昼会食。1か月前に准教授に昇進した先生のおごりだった。そして、大晦日の夕方。学生二人が宿舎に来て夕食を作ってくれる。12月当初は、孤独な大晦日をイメージしていたが、にぎやかな一日となった。9時ごろに学生達は、大学の寮に帰って行った。ウトウト眠っていると10時半頃に電話があり、「市内大大大渋滞でバスが動きません。寮に帰れない!!」との連絡あり。心配したが、大晦日中には、帰れたとの連絡が入って安心する。

年末のこと①--- 家族が福州に来てくれた---

2014-01-04 13:53:54 | 滞在記

 中国の年末・年始は、1月1日が休み。大学は、12月31日まで授業がある。そして、1月2日から授業再開。年末の12月25日の夜、家族が福州に来てくれた。妻と娘を宿舎に案内し、近くの公園で毎夜繰り広げられる各種舞踊グループの見学に誘った。翌日26日(木)は、1回生の授業を担当するため、家族とともに大学にバスで出勤。授業の初め、2人に自己紹介をしてもらった。その後、授業を参観・交流してもらう。

 この日の夕方6時から、2回生の「日本語・演劇発表会」があるため、家族とともに「審査員席」で劇を見る。「シンデレラ」「スマフォに夢中」「ピーターパン」「男子高校生の日常」「ペットショップ」の五つが上演された。審査の結果、1位・2位の作品は素晴らしかった。家族もとても楽しんだようだった。

 翌日の27日(金)は、3回生の授業がなくなったので、家族と市内散策。景勝地の「西湖」「烏山」や歴史的建築群が多く残る「三坊七巷」、宇山の寺院や塔を巡った。